第58話

「…え…いいの…?」



「…うん、いいよ」



「俺、大丈夫だよ?待てるよ…?だから、無理しなくてもいいよ」



暁はふわっと優しい笑顔で言った。



「無理してないし…俺が待てない…」



暁の首筋にぎゅっと抱きついた。



「…暁…大好き」



「…………」





ん?

全く動かない暁。



「…あきら…?」



抱きついていた手を離して顔を覗き込むと、暁の顔は真っ赤だった。



「…ねぇ…颯斗…わざとやってるでしょ…」



今度は暁に抱きつかれた。





耳元で囁かれる。


「どうなっても知らないからね…」



「…うん…」



返事をすると、同時に唇を塞がれる。









「…ん…あきら…」



「…颯斗…」



クリスマスイブの夜は、ソファーの上で甘い時間を過ごした。

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