第27話
男Aが俺を羽交い締めにして、
男Bが俺の帯に手をかけた。
「ちょ、ムリ!止めろ!!」
「シー…静かにしてね~?」
「騒ぐなら、キスするよ?」
「…っ…!」
男Bは慣れた手つきで帯を外す。
…コイツ、常習犯だ。
ギュウッと強く結ばれていた帯がフッと緩められた。
「胸がないのが残念…」
そう言って、浴衣の襟をガバッと脱がされた。
肩が露になる。
「肌、白っ…」
っっ…と触られる。
うえぇぇっ…
寒気がする。
「止めろっ!!」
必死で振り払おうとした。
「おっと…ちょっと黙ろうか」
そう言うと、男Bが俺の首筋にキスをしてきた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます