第12話

次の日、



王子様の家来はガラスの靴が合う女性を探しだそうと街に来ていました。



しかし…街中を探しても、ガラスの靴が合う女性が見当たりません。



1番最後に、

颯斗君の家に来ました。



まず、海君がガラスの靴に

足を入れます。



「頑張って履いてください!」



「んー…僕には大きいよ…」



次に、空君が履きます。



「僕にも大きいよ…」



そして、1番最後に颯斗君に靴が渡されました。



「え…その子もですか?」



「はい、全員とのことですので」



颯斗君が靴に足を通します。



その足は、

誰が見ても綺麗でした。





颯斗君の足は、

ガラスの靴にぴったりです。



「え、颯斗君が?」



「「嘘っ!」」



「あなたでしたか!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る