第26話
なんで、理玖君はこんなにも周りが考えていることを察することができるのだろう。
周りの気配に敏感で、皐月君だけを守ろうとしてるのだろうー…。
「ー…お前らは皐月のフォローしてくれればいいよ、俺は平気だから」
「ー…右足、神経がダメでもう歩けないらしい。…俺らのせいで、ほんと悪かった」
「悪いと思ってるなら、皐月を守ってくれればいいってば。俺は歩けまいが歩けようがどっちでもいいんだから」
「ー…皇紀、侑哉、夏輝。理玖君と、二人きりで話したい。…いいかな?」
「ー…今日はじゃあ、帰るな。凌、車で待ってる」
夏輝がそう告げ、3人は病室を出た。
ー凌サイドー終ー
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