第24話

「ばかばか!なんでいつもそう自己犠牲的なの??!!僕は理玖もいないと嫌だからね!!」


皐月がそう訴えかけ、理玖がごめんと謝り倒している。



ただ、おれらは分かる。


理玖は反省も何もしていない.いや、反省はしなくていいんだ、俺らの落ち度だから。


そうじゃなくて、皐月が良ければいいっていう考えをやめてはいないー…


俺ら5人は視線を合わした。


俺らが想像してた以上に、やばい事情を抱えているのではないかと。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る