第4話
喧嘩に巻き込まれ、数十分。
蹴りがついたらしく、片方がテメェら全員覚えとけよ!という負け犬の遠吠えの如く叫びながら逃げてったのを見届けながら後ろにいた皐月に怪我がないか聞いた。
「僕は大丈夫。理玖は?怪我ない?」
「あるわけないだろ」
「おい、お前ら。……ちょっとこれからついてこい」
黒髪に青い瞳の奴が話しかけてきた。
いきなりついてこいなんて何言ってんだこいつ…という視線を送ってたら隣にいたやつに気づかれたらしい。茶髪に緑の瞳をした奴がクスクス、と笑いながら話しかけてきた。
「皇紀、それじゃあ伝わらないよ。ごめんね?俺は藍原凌。今絡んできた奴らの説明とかしたいから、着いてきてもらいたいんだけど…いいかな?」
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