第11話
「ええと・・・・・・」
ハクにお願いされたのはいいが。
天井近くにある神棚に、酒と米と塩が入った盆をどう持っていけばいいのかわからず、さゆは途方に暮れたまま腕をいっぱいに伸ばして何とか乗せられないかと思案していた。
が、無理だろう。
もともと神棚は、通常の大人の目線より高い位置にあるものだ。
と、いうことはさゆなどはどうがんばったって届かない。
「何やってる?」
凌の声にほっとして振り向く。
「あ、凌ちゃん。これ、あそこに・・・・・・」
のせて、と言おうとした言葉は凌の怒りをあらわにした表情に消えた。
「おまえ。前に言っただろ、神など人間を嘲るだけの生き物だと!俺の家で神を祀るような真似をすんじゃねぇ!」
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