第7話

「わぁ、こんなところに神社がある!かわいい、人形の家みたい」

さゆが感嘆するとハクは笑って教えてくれた。

「信じている神様の分霊を家で祀るんです。昔はどこの家にもあったものですが・・・・・・最近はあまりないみたいですね。美花穂さんのアパートにもありませんし」

「そうなんだぁ、神様が家にいるってすごい・・・・・・あ!美花穂さん!大丈夫かな」

さゆは慌てて戸口を見た。

「美花穂さんがどうかしましたか?」

「さっき、気分が悪いって外に・・・・・・」

ハクはそれを聞くと

「お願いします」

と小声でさゆに盆を渡し外へ走り出た。

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