第7話
ヒビキは元々ヒイロちゃんの事を知っていたみたいで『煩えのが来るぞ』なんて笑ってた気がする。
初めましてと自己紹介をした後に顔を真っ赤にしたヒイロちゃんに『……女神さま…?此処は…エデン……?』と言われた記憶があり、一瞬で面白いヒイロちゃんの事を好きになった。
ヒイロちゃんから発せられる言葉で理解出来ないというか知らない言葉も沢山あったけど、今では結構分かって来たと思う。
明るくて賑やかなヒイロちゃんにもアタシは助けられている。
それを言うとヒイロちゃんを紹介してくれたヒラさんにも沢山支えてもらっている。
「無理だから!私が大人しい時ないでしょ⁉ヒビキさんってば私と幼馴染じゃん⁉そのぐらい知ってるじゃん⁉」
「昔からそーだな、お前は。好きなもんに真っすぐだな」
「俺よりヒビキの方がヒイロと兄妹みたいじゃん。オカシイな……」
誰よりも気を使って場が暗い雰囲気にならないようにしてくれているのは、間違いなくヒラさんだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。