第4話
「ヒラさんの妹ちゃん、はっきり物事を言える格好良い女の子ですよね。アタシは好きですよ?」
「ねぇフォローになってないからね⁉てかホノカとヒイロなんか異色すぎると思わない?アイツ只のオタクだよ?」
「でもホノならそういうの気にしないでしょ?そういう所大好きだなってアタシは思います」
「うっ……流石親友!愛が強い……。まあ俺も負けないけどね?」
くすくすと笑うヒラさんは以前よりも胡散臭い笑みを浮かべなくなったと思う。
あの日からすぐにヒラさんとホノが付き合いだして、今や誰もが認めるJKが憧れる理想のカップルになっていると思う。
そのお陰でアタシにも素が出せるようになったらしいヒラさんは昔と変わらず紳士。
紳士だけど結構子供っぽい所もあって、ホノ曰く逆にそれがギャップ萌えらしい。
「ヒイロ連れて来いよ。ユラ、ヒイロ居たら楽しいだろ?」
「楽しいよ。ヒイロちゃん面白くて好き」
「えぇ、ヒイロ来たら煩えのに……。連れてくるわ……」
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