第2話 黒い歴史に刺された
突然ですが、中学時代を思い出して下さい。
はい、質問です。
どんな走り方をしていましたか?
とある場所でですね、中学生らしき学ラン男子をチラッと見かけたんです。
ええ、コスプレじゃなければ、中学生です。で、彼ね。走ってたんですよ。
そう、手を動かさずにね。
……私は、小学校の頃は、両手を後ろに流して走るのが格好良いと思ってました。
で、中学に上がると、何か違うな、と。
なんかそれ、子供っぽくね?両手を全く動かさずに、足だけ高速で動かす方が格好良くない?
……はい、思春期特有のアレですね。
で、その走り方を客観視させられて胸が苦しくなりました。
サ○エさんのED並みに違和感あります。やめておけ、少年。その先は地獄だぞ。
いやでも、格好良い走り方って何なんでしょうね、ホント。どこぞの槍兵の完璧フォームも笑われてましたし。
笑われて高みを目指すしかないのでしょうか。
永遠の謎です。
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