5 7月の出来事

第32話

悪夢の交流戦でパ・リーグにさんざん勝ち星を吸い取られた他のセ・リーグ5球団を横目で見ながら、断トツの首位の座をキープし続ける我らがカープ。


 7月の戦績は13勝8敗。

 ピッチャー陣に若干の疲れが見えてきたものの、相変わらず打撃のほうは絶好調でまぁぱっかんぱっかんよく打ちます。


 私の個人的な話をしますと、6月は仕事が忙しすぎて現地観戦ができなかったんですね。で、フラストレーションが溜まっていたので、思い切って兵庫県の甲子園まで足を延ばしてきました。

 その私が現地で観戦したタイガース戦と、それから7月の終盤に達成されたある選手の偉大な記録を生んだ試合について、ピックアップしまーす!(∩´∀`)∩


***




☆PICK UP!☆



7月9日(阪神甲子園球場)

阪神タイガースVS広島東洋カープ

試合結果:1-7でカープ圧倒的勝利(*''ω''*)



 私が住んでいる長野県からは、まぁ一番遠いのはマツダスタジアムなんですが、その次に遠いのは阪神甲子園球場ということになります。

 なので、どうしても普段は関東や名古屋の球場に行くことが多いんですが、やっぱね、スタジアム好きとしては甲子園球場は押さえておきたいわけですよ(´艸`*)

 野球にそんなに興味のない方々にとっても「コウシエン」といえば高校野球の聖地であり、あまたの感動ドラマを生んできた日本最古の本格スタジアムであることはご存知でしょう。

 あの蔦の絡まる外観、夏の陽射しに映える緑の天然芝の美しさと言ったら、そらもうスタジアムフェチにはたまんないッすよ!(*゚∀゚)=3ハァハァ


 …そ、そんな変態話は置いといてですね、えーっと、そうだ、カープの試合の話だった。すみません、つい興奮しちゃって。


 しかし、本当に良い球場だったんですよ。私は3塁アルプス席という安価のチケットを取っていたんですが、グラウンドとの距離がすごく近くて、すぐ目の前で選手が練習しているのが見れましたからね。


 もちろんタイガースと言えば「虎キチ」と呼ばれる熱狂的なファンの方々が多くて、3塁アルプス席は7割がたタイガースファンに占められていたので、最初はちょっとビクビクしていたんですが、やっぱり関西の方々は大らかで明るいですね、カープファンの私達にも陽気に話しかけてくれて、とっても楽しい時間を過ごせました。


 カープの先発投手は岡田くん。現地観戦で岡田くんを観るのは2回目ですね。

 対するタイガースの先発投手はエースの能見投手。相手は強敵ですが、岡田くん、緊張せずに頑張ってほしいなー、と見守っていました。


 しかしさっそく2回裏に岡田くんピンチ(>_<)

 タイガースの猛攻撃に動揺したのか、フォアボールも与えてしまい、ノーアウト満塁という絶体絶命の大ピーンチ(;゚Д゚)

 これはもうダメだなー、と半ば諦めかけていたのですが、そこからピシャリと抑えて最小限の1失点に留めました(´▽`)

 ここがこの試合の一番の分岐点だったと思います。

 新人投手は経験が浅いので、ピンチになると力んでしまって、自分本来の投球ができなくなったりするんですよね。

 その意味で、このピンチの場面で岡田くんが冷静さを失わなかったことは大いに評価できるポイントです。


 そして、この岡田くんの頑張りを励ますように、直後の3回表に反撃のスイッチを押したのは、やっぱりこの人、みんな大好き新井さん!

 打った瞬間の音でそれと分かる華麗な3ランホームランに、全身がブルブルっと震えちゃいましたね(*´▽`*)

 その後も勢いは止まらず、鈴木誠也のとどめの2ランホームランが飛び出した時にはタイガースファンからの「もぉええわー!」という盛大なツッコミが飛んでいました(;´∀`)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る