第18話

⑯福井優也(ふくいゆうや)【投手】背番号11(28歳)


 今季は投手キャプテンを任された福井優也。あだ名は「ふっくん」。

 “黒田2世”の呼び声も高い本格派ピッチャー。

 でも完璧主義者で神経質なところがあり、打ち込まれたりすると途端にイライラしてコントロールを乱し、自滅していました。 

 しかしカープに戻ってきた黒田から「ええ球を投げるな」と褒められ、「100点満点を目指すな」と助言されたことから自信を取り戻し、気楽な気持ちで投げられるようになったそうです。


 そんなふっくんの性格を一言で表すと「ツンデレ」。

 黒田復帰の知らせにチーム内が歓迎ムード一色だった中、ふっくんだけが「ローテーションの枠が減るんで」と憮然としていたそうです。

 でも実際に黒田に会ったら、褒められただけでもうウキウキ。

 黒田が見ていないスキに黒田のグローブをこっそり手にはめてニヤニヤしていた姿がファンに目撃されたりも。


 性格は極度のキレイ好き。休日はもっぱら掃除と洗濯に明け暮れているのだとか。


***



⑰野村祐輔(のむらゆうすけ)【投手】背番号19(26歳)


 巧みなコントロールで勝負する技巧派ピッチャー。あだ名は「ノムスケ」。

 高校時代は、現在ジャイアンツにいる小林誠司捕手とバッテリーを組んでいました。


 優しげな顔立ちですが、性格も結構おっとりマイペース。

 でもマウンドに上がったら、絶対に負けたくないという勝ち気な性格が顔を出します。

 子供が好きで、野球選手にならなかったら保育士になりたかったとのこと。


***



⑱松山竜平(まつやまりゅうへい)【外野手】背番号37(30歳)


 あだ名は「アンパンマン」。その理由は顔を見れば納得。

 マツダスタジアムで打席に向かう際に流れる登場曲も「アンパンマンのマーチ」。

 松山のホームランは「アンパンチ」と呼ばれ、凡退すると「なんや!顔が濡れとんか!ジャムおじさんに替えてもらえや!」とヤジられたりもします(;´Д`)


 竜平に野球を続けさせるため、飼っていた牛を売って大学の学費を出してやった祖父母への感謝をいつも忘れません。

 活躍した日のヒーローインタビューでは「鹿児島のじいちゃんばあちゃん、今日おれやったよ!」と叫ぶのがお約束になっています(*^▽^*)


***



⑲赤松真人(あかまつまさと)【外野手】背番号38(33歳)


 足のスペシャリスト。その俊足は走塁と守備で発揮されます。10年8月、ホームランになりかけた打球を外野フェンスに駆け登ってキャッチした超ファインプレイはアメリカでも「スパイダーマン・キャッチ」と紹介され、世界の野球ファンを驚かせました。


 歌手の倖田來未とは中学の同級生で、ともに野球部に所属。

 倖田がセカンド、赤松がショートでコンビを組んだ仲だと言います。今でもたまに連絡を取り合う仲だとか。

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