第6話

3 その他の用語


【ダブルプレー】

バッターとランナーが同時にアウトになってしまうこと。「ゲッツー」とも言います。


ちょっと難しいのですが、例を挙げて説明しましょう。


既に1塁にランナーがいたとします。

次のバッターがゴロを打ちました。

1塁にいたランナーは2塁へと走ります。

しかしランナーが2塁に到達する前に、守備側が捕球して2塁を踏みました。

これでまずランナーがアウトになります(1アウト)。

守備側はその球をすかさず1塁を守っている選手に投げます。

1塁に向かって走っていたバッターが到達する前に、守備側の選手がその球を捕って1塁を踏みました。

これでバッターもアウトになります(2アウト)。


この例に限らず、ダブルプレーになる形は色々あります。

いずれにせよ、攻撃側にとっては最悪のパターンと言えるでしょう。

なお、極めてまれに「トリプルプレー」もあるそうです。私は見たことないですが。



【エラー】

守備側の誰かが「やらかしてしまう」こと。

例えば、野手がフライをポトリと落としてしまう。

簡単に捕れそうなゴロを「トンネル」してしまう。

せっかく捕ったのにきちんと掴めなくて、あたふたと「お手玉」してしまう。

せっかく捕ったのに、1塁に投げようとしたらめちゃくちゃな方向に飛んで行ってしまう。

…まぁ、色々ありますが…、要するにプロとして恥ずかしいプレイのことです(-_-;)


ただし、エラーとヒットの違いは紙一重。

その判断を行うのは審判ではなく「公式記録員」という専門の人々です。

彼らが「いや、今の打球は誰も捕れないだろうな」と判断すれば、野手のエラーではなく打者のヒットとして記録されます。



【盗塁(スチール)】

ランナーが、ピッチャーとキャッチャーの隙をついて次の塁に進むこと。

ルールが結構難しいので説明は省略します(私自身もよく分かっていないので…)

ともかく、俊足が持ち味とされる選手が塁上にいる時は、バッターばかり見ていないで、ランナーの動きにも注意するとさらに面白いですよーヾ(o´∀`o)ノ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る