6th Single「Soon to Sync」
────────────────────
6thシングル 「Soon to Sync」
────────────────────
ねぇ いつもなら この時間に
スマホが光るはずなのに
今日は 何も鳴らなくて
静かな夜が ちょっとさみしい
画面の向こう 君は笑うけど
本当の気持ちはわからない
コメント流れる速さに
私の声も消えてく
「おやすみ」って ひと言だけでも
いつもみたいに 送ってほしいよ
待ち続けても 画面のまま
動かない通知欄
通知のこない夜☆ ひとりぼっち
小さな画面 見つめてる
こうしんボタンを押すたびに
君のこと 思い出す
消えちゃうわけじゃないけど
心のどこかで ざわついてる
いつもみたいに ねぇ…
「おやすみ」って言ってほしい
タイムラインに流れる写真
みんなが笑ってる そこに君がいる
だけど本当は遠すぎて
どんな顔してるの?
画面の中にだけいる君
眩しすぎて 届かないよ
私はただの ひとりのファン
それでも 君が好き
昨日のライブ 何回も見たよ
君の言葉を思い出してる
次の配信を待ってるのに
何もこうしんされないまま
通知のこない夜☆ ふと目を閉じる
君の声を思い出して
「また明日ね」って 言えたなら
眠れるのに なぁ…
気まぐれな風がカーテン揺らす
そっとスマホを伏せてみた
「おやすみ」って 心の中で
ひとりごと つぶやいた
君はみんなのアイドルだけど
私にとってはたった一人
画面越しの関係でも
この気持ちは本物だよ
通知のこない夜☆ それでもきっと
君のこと 信じてる
いつか またね 繋がるから
今夜は 夢の中で…
スマホの画面が暗くなる
小さく深呼吸して
朝が来れば きっと
また「おはよう」って言えるかな
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます