第8話 WEC ル・マン24時間
6月、フランスが一番いい時だ。日本は梅雨の真っ最中だが、フランスは晴れの日が続き、夜は10時ごろにならないと暗くならない。そして朝は4時ごろにやってくる。日本より緯度が高いので無理はないのだが、7月からのバカンスを前にして人々がうきうきしている。友人との話はバカンスのことばかりになる。「ジューン・ブライド」という言葉があるが、まさに6月の花嫁は幸せいっぱいの感じがする。
朱里は、そんな街の雰囲気を感じながらル・マンウィークをこなしていた。公開車検から始まり、フリープラクティスや夜間走行で朱里の存在感は増してきた。今年でル・マンは3回目。市街地パレードでも観客は朱里の顔を覚えてくれていて、名を呼んでくれる人が多くなった。だが、相変わらず年齢は不詳となっている。ヨーロッパの人たちは朱里が10代だと思っている人が多い。先日も、レストランでワインを頼んだら
「Passport sil vous plait .」(パスポートを見せて)
と言われた。やはり子どもと思われたようだ。22才とわかると驚くのが常である。
予選は小田と平田が担当した。だが、小田はアタックチャンスの際にポルシェコーナーでオーバーランをしてしまい、ノータイム。その前のタイムになってしまい、結果20台中16位で終わった。だが、昨年ペナルティで最下位だったことを思えば、まだましだ。と小田は前向きに思った。平田はぎりぎりの10位でハイパーポールにすすんだが、担当したフレッドはこれまたオーバーランでノータイム。2台ともコーナリングのバランスに課題があるようだ。
土曜日16時。決勝スタート。10位スタートの8号車フレッドは1台抜いて9位でユノディールの直線に入る。マシン自体の調子は悪くない。16位スタートの7号車ミックは2台抜いて直線に入った。最初の1周で勝負は決まらないが、エンジンは快調。課題はコーナリングだ。
17時、1時間経過。トップはDP社の5番。2位と3位に予選でワンツーだったC社(12番と38番)が位置している。8号車のフレッドは予選順位の10位をキープしている。7号車のミックも1周目の順位14位をキープだ。
BoP(Balance of Performance)は今回もT社が一番厳しい。最低重量が1053kg。C社は1037kgしかない。ライバルのDP社は1041kgとなっている。3年連続優勝をねらっているF社でさえ、1042kgである。直近3レースで判断されることになっているが、T社は優勝していないのに最も厳しいハンディを背負っている。主催者の裁定に不満はあるが、レースが盛り上がり、ハイパーカーの台数が増えたのもこのBoPの恩恵であることには間違いない。
18時、2時間経過。最初のドライバー交代で小田と平田に交代。小田は16位でコース復帰していた。平田はピット作業がスムーズにいき、8位にアップしている。
19時、3時間経過。フランスのFP社93番が右コーナーで大きくオーバーラン。グラベルを突っ切って、あわや大事故と思われたが、タイヤバリアに接触しただけでコース復帰を果たしていた。だが、左リアタイヤのカウルはどこかへ飛んでいってしまって、ピットインを余儀なくされたのである。
8号車平田は8位をキープ。7号車小田も16位をキープ。二人ともまだ勝負の時ではないと考えている。ちなみにトップにはダントツの優勝候補であるF社50番があがっている。
20時、4時間経過。平田と小田が終盤追い上げてポジションアップを果たすことができた。カイルと朱里がコースに復帰すると、それぞれ7位と11位にあがっている。小田はラスト3周で5台も抜いてきたのである。トップ1・2・3はいずれもF社となった。この3台にチームプレーをされるとやりにくくなる。抜きたくても抜けない状況になりかねないからだ。だが、まだ20時間もある。この先、何があるかわからない。
21時、5時間経過。夕陽がまぶしい時間帯になってきた。朱里は偏光レンズがはいったサングラスをかけているが、夕陽がまともに視線に入ると一瞬前が見えなくなる。先行するマシンとの車間距離に気を使う時間帯である。
トップ1・2・3は相変わらずF社がしめている。その次にBM社の15番、DP社の6番が様子を伺いながら走っている。6位に8号車カイルがいる。朱里はライバルのDP社5番にミュルサンヌコーナーで抜かれてしまい、12位となっていた。だが、今は勝負の時ではない。トラブルなく走り切ることが大事だ。
22時、6時間経過。いよいよナイトセッションの始まりだ。8号車はピットインの間にBM社を抜き、5位にあがってフレッドに交代。朱里は後半追い上げたが、ポルシェコーナーでオーバーランをしてしまった。そこでタイヤを傷め、タイムを落としポジションが18位になり、ミックにバトンタッチした。マシンから降りて早々、小田に
「すみません。最後、攻め過ぎてしまいました」
と謝ると、
「たいしたことないさ。まだ同一周回だ。取り返すチャンスはまだあるさ。大事なのはミスをひきずらないことだ」
「わかりました。切り替えます」
と答え、モーターホームで汗をぬぐって小休止した。マネージャーの凛さんが甲斐甲斐しく世話をしてくれるのが嬉しい。
23時、7時間経過。あたりは真っ暗だ。メインストレート周辺だけはライトがたくさんついているが、他はほとんどない。ユノディールの直線はタイムトンネルにとびこんでいく感じがする。コーナーにはわずかな街路灯があるが、事足りているわけではない。コースサイドにある電光パネルだけがやたらまぶしい。
8号車フレッドは7位キープ。7号車ミックは17位にポジションアップ。ここからは何が起きるかわからない。ペースをあげると命とりになりかねない時間帯だ。
0時、8時間経過。平田と小田にチェンジ。平田はトップスピードが伸びないと感じていた。小田も同様である。予選時の課題はコーナリングだったが、そこは改善されているし、無理さえしなければコーナーは問題ない。だが、直線で前のマシンに追いつけない。反対に後ろからプッシュされることも多くなった。
8号車平田は5位にあがっている。ピット作業はT社が早い。7号車小田は12位にまでポジションをあげている。他のチームがペースを落としているので、確実に順位をあげている。
午前1時、9時間経過。漆黒の闇夜の中、マシンのライトだけが頼りだ。メインストレート脇の移動遊園地だけは不夜城のごとく輝いているが、スタンドにはほとんど観客が見られない。皆、芝生の上かクルマの中かテントで寝ている。もしくは、バーで騒いでいるかだ。もっともフランス語がわからなければ実況中継はただの雑音でしかない。ピット内ではモニターを見つめている者もいるが、交代で折り畳みチェアーに横たわっている。
そんな中、平田は7位で走っている。ピットインのタイミングが他社より早いので、順位を落としている。小田もそうで、15位にダウンしている。だが、二人ともミッドナイトの時間帯は無理すべきではないと考えている。
午前2時、10時間経過。カイルと朱里に代わった。仮眠をしたので目はさえている。4時を過ぎれば明るくなってくる。6月のヨーロッパは夜が短い。
8号車は平田が追い上げ、カイルに3位でバトンタッチした。トップはDP社6番である。2位にはF社83番がいる。後の2台のF社のマシンはピットレーンスピードオーバーでペナルティを受け、ポジションを下げていた。7号車の朱里は9位を走っている。小田が残り3周でものすごい追い上げを見せた結果である。
午前2時30分。GT3のマシンが第1コーナーの左のグラベルにつかまった。あのレジェンド・ルッシが所属しているチームである。クラストップ3を走っていたのに、まっすぐグラベルにとびこんでいったという感じだ。レッカー車に移動させられてコース復帰は果たしたが、順位はほぼ最下位になってしまった。それでも今年のル・マンはトラブルが少ないので順調に周回をこなしている。天候に恵まれているということもあるが、これだけ波乱のない24時間レースは珍しい。
午前3時、11時間経過。F社が盛り返してきて2~4位を占めている。スピードだけならF社がダントツに速い。8号車のカイルはピットインの間に抜かれ、6位を走っている。7号車の朱里は12位に落ちている。我慢の走りしかできていない。でも、コースアウトしないだけでも御の字だ。
午前3時10分。ユノディールの入り口でLMP2のマシンがクラッシュ。マシンを大破させてしまった。初のSC(セーフティカー)導入である。ピットレーンクローズとなった。これでレースが動き始める。マシンの撤去はすぐに終わるが、その後のタイヤバリアやガードレールの修理に時間がかかる可能性がある。何台かはピットインしてきたが、相当の時間ピットレーン出口で待たされることになるのである。
午前3時50分。SCが解除となり、リスタートとなった。8号車のカイルは2位にあがり、トップのDP社に5秒差とせまっている。朱里は11位でリスタートである。トップと同一周回で走っているのでチーム副会長の中須賀から
「そのままでいいぞ」
と無線で指示がはいっている。朱里にとっては、前に獲物がいるので抜きたいが、まだ、あたりは漆黒の闇。本来ならば明るくなり始める時間帯なのだが、空には雲が広がっているようだ。
午前4時30分、12時間半経過。カイルからフレッドにチェンジ。その時点で8号車はトップにたった。先ほどのSC導入の前にピットインしていたので、一番効率がよかったおかげだ。T社に運が向き始めている。7号車も朱里からミックへチェンジ。こちらは集団にのまれていたので、10位キープとなっている。だが、ナイトセッションを無事終えてひと安心だ。朱里は疲れもあって、仮眠ベッドですぐに横たわっていた。
午前5時30分、残り10時間30分。やっと空が白みはじめた。やはり全面くもり空だ。もしかしたら雨がやってくるかもしれない。
8号車のフレッドはトップから5位に落ちている。ピットインのタイミングが他社のマシンより1周早い。他社のマシンは13周でピットインしているが、T社のマシンは12周でピットインをしている。決して13周走れないわけではないが、きつきつの周回になってしまう。それよりは余裕をもって走った方がいいというチームの判断である。だが、ピットイン回数が多くなり、その分ポジションも落ちるということになる。反対に7号車のミックはたんたんと周回をこなし、8位をとりもどしていた。ピットインのタイミングは8号車と変わらないのだが、相手をしているマシンがそれほど速いわけではない。8号車は優勝候補と戦っており、1・2・3はまたもやF社の独占となっていた。
午前6時30分、残り9時間30分。平田と小田にチェンジ。平田は5位でコースに復帰。F社50番がペナルティで6位にダウンしている。その代わり、C社12番とDP社6番が上がってきている。7号車小田は9位で復帰。前にライバルのDP社5番が走っている。同一周回は9台なので、優勝の可能性はだいぶ狭まってきた。あたりは低い雲がたちこめている。今のところ雨の心配はないようだが、なにせ13kmもあるサーキットである。場所によっては降ってくる場合もある。油断は禁物である。
午前7時30分、残り8時間30分。平田はF社50番に抜かれた。今回F社のスピードにT社は敵わない。その代わりC社12番がピットでタイムロスをしたので、ポジションは5位のままである。7号車小田は10位をキープしている。勝負はまだと思って無理はしていない。
午前8時30分、残り7時間30分。カイルと朱里の出番である。気温16度、路面21度とレースとしては若干低いが、コンディションは悪くない。陽もさしてきて、雨の心配はなくなった。8号車カイルは5位をキープしている。上位はF社3台とDP社6番と変わりはない。7号車朱里は10位キープである。同一周回を維持しているので、チャンスがあれば上位にいけるポジションにいる。乗る前に2時間ほどぐっすり寝たので、集中力はばっちしである。凛さんがいれてくれたホットミルクがやたらおいしかった。
午前9時30分、残り6時間30分。カイルはペースを守って5位をキープしている。朱里はピットインで1台に抜かれ、11位に落ちている。なかなか勝負にでるタイミングがつかめない。たんたんとペースを守って走るしかない。気をつけなければならないのは、ストレート後のミュルサンヌコーナーだ。右90度のコーナーで、はみだすマシンが多い。そのはみだしたマシンのせいで砂利がコースに散らばっている。ラインをはずすと即スピンになりかねない。朱里もかつてここでコースアウトしたことがある。大事なのは集中力だ。
午前10時30分、残り5時間30分。フレッドとミックに交代。いよいよラストスティントだ。朱里はシャワーをあびて、小田とともに戦況をたしかめる。すると小田から
「朱里、悪いが次走ってくれるか?」
と、言われた。
「エッ? 順番を変えるんですか?」
「うん、この状況だと最後のスティント勝負になりそうだ。今、トップと同一周回の1分30秒差。ほぼ半周遅れている。ましてやF社は3台でトップ集団を形成しており、抜かせる気はない。PD社の6番やウチの8号車がアタックをかける時があると思うが、7号車のアタックは残り1時間というところかな。それを朱里にやれというのはチーム監督としては言いにくい」
「歴戦の監督が言うのはよくわかります。遅いマシンを抜くことはできますが、速いマシンと対等に戦う技量は私にはまだありません。それは自分でも知っています。監督の言うとおりにします」
と、強がって言ったが心の中では悔しさでいっぱいだった。自分の実力がまだ認められていないことと、それを自分自身が認めざるをえないということに対しての悔しさだった。
午前11時30分、残り4時間30分。8号車フレッドは前にいるDP社6番の後ろについた。抜けるタイミングをさぐっている。7号車のミックは8位にまで順位をあげた。ライバルのDP社5番はミスをして10位に下がっている。
午後0時30分、残り3時間30分。カイルと朱里のラストスティントとなった。ここで大きなトラブルが起きた。カイルがコース復帰した途端、左前タイヤのナットがとんでしまったのだ。それで左グラベルに避けた時にパンクまで起きた。あやうく後続車にぶつかりそうになったが、カイルは巧みなステアリング操作でかわしていた。それでカイルは13kmのコースをゆっくり走るしかなかった。タイヤはユノディールのストレートで脱落してしまった。そこからは3輪走行である。マシンのダメージは否めない。朱里はカイルのマシンの横を抜け、6位にポジションを上げていた。
(カイル、耐えてピットまでもどってきてね)
と、心から願っている朱里であった。
カイルは何とかピットにもどってきた。マシンはタイヤをはずされ、ガレージにいれられた。カウルもはずされ、大幅修理である。だが、カイルは降りない。ピットスタッフもあきらめていない。ピットレーンでの作業は4人でしかできないが、ガレージの中にいれれば多くのスタッフで作業ができる。これぞT社の腕の見せどころだが、タイヤ脱落はピットスタッフのミスだ。後でビデオで検証されることになるだろう。
5分待って、足回りの交換もすることになった。まさに大規模修理である。さすがにカイルも降りて待つしかなかった。小田が声をかけるが、カイルは無言だった。カイルのミスではないが、悔しさでいっぱいだったのだろう。
15分後、8号車は復帰できた。カイルは様子を見ながらマシンを走らせる。順位は19位に落ちている。C社の1台がリタイアしているので、クラス最下位である。トップからは3周遅れである。
午後1時30分、残り2時間30分。トップは相変わらずF社の3台である。その次にDP社の6番とC社の12番が続いて、その後に朱里が走っている。C社との差は40秒。5分の1周差である。トップとは3分差。5分の4周差である。やはりF社が速い。8号車のカイルはたんたんと19位を走っている。前のFP社のマシンに4秒差とせまっているので、彼女なりのレースをしている。
午後2時30分、残り1時間30分。トップはF社の83番。2位にDP社の6番があがってきた。朱里はなんとC社12番に3秒差までせまってきた。トップとの差も2分までと縮めた。最後の1時間で驚異的な走りを見せ、後でデータを調べたら女性ドライバー最速のタイムをだしていた。もっともスプリントレースではないので、コンスタントに走ることが大事。他の女性ドライバーが全力をだしたら、朱里よりも速く走れるかもしれない。でも、後でそれを聞いて、朱里は内心嬉しかった。
朱里は胸をはって、小田にチェンジ。
「マシンに問題はありません」
と一言だけ言う。小田も
「お疲れ」
としか言わなかった。朱里のがんばりを認めている証しだ。
カイルはFP社を抜いて17位にあがっている。BM社の20番はトラブルでピットインしている。16位とは2分20秒差なので、朱里に続いてピットインしてきた。トップからは2周遅れと1周とりかえしてきて、カイルもやりきった顔をしてもどってきた。そして、朱里と抱き合って喜んでいる。順位はともかくマシンを走らせることができたのだ。あとは、小田と平田に託すだけである。
午後3時30分、残り30分。最後のピットインである。残り周回数を計算して燃料補給をする。ほぼ半分の量だ。
小田はC社12番にせまる。あまり近すぎると空気抵抗がかわり、ステアリング操作に支障があるので、3車分ほどあけて追随する。ミュルサンヌコーナーでしかけるが、12番におさえられる。そこで、インディアナポリスコーナーの飛び込みでインに入る。ブレーキング競争だ。お互いにタイヤスモークをだしてコーナーに飛び込む。勝ったのは小田だ。これで5位にあがる。次のねらいはF社の50番だが、1分30秒の差がある。残り時間で追いつけるタイムではない。5位キープの走りに切り替えた。
平田は17位キープの走りをしている。来年のためへのデータどりの走りだ。完走しなければデータは成り立たない。ましてや足回りを交換しているので、そのデータは貴重だ。
午後4時。トップのF社83番にチェッカーが振られた。F社の3連覇である。2位にはDP社6番。3位にはF社51番。7号車は5位を守った。8号車はリタイアしたマシンがでたので16位でフィニッシュした。83番はF社のサテライトチームなので、初優勝を飾り、チームは大いにわいていた。元F1ドライバーのアクサがドライブしていたのである。
小田がマシンから降りてきて、朱里とカイルに声をかけた。
「Well done both of you . Not only does it keep run , I’m happy to see the challenging run . I’m sorry for breaking the rotation this time .」
(二人ともよくやった。いつものキープの走りだけでなく、チャレンジした走りを見ることができ、嬉しく思う。今回はローテーションを崩して申しわけなかった)
朱里もカイルも、何も文句はなかった。自分なりのレースをしてマシンをバトンタッチできたことに満足していたのだ。3人で固い握手をして、ピットを後にした。
朱里の次戦は、2週間後のスーパーGT。マレーシアのセパンである。朱里にとっては初のセパンで楽しみにしている。
あとがき
「続スーパーGTに女性ドライバー登場パート3」は、今回をもってひとつのしめくくりとなります。この後の朱里の成長と活躍は「レースシリーズ4 スーパーGTに女性ドライバー登場」に掲載します。続きを読みたい方はそちらを読んでください。 飛鳥竜二
続スーパーGTに女性ドライバー登場パート3 飛鳥竜二 @jaihara
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