第5話

数日経ち、放課後グラウンドの

土臭いにおいを嗅ぎながら

あたしは、両手を前後に

ぱたぱたさせた。

「どーよ、

元・ダメ人間」

みみりんが、2階窓から、

あたしに言っていた。

それをあたしは、

「ま~あたしにしては、すごくない?

一応、続いてるよ。しかも、

思ったより悪くないかも。」

と。


そして、遠くにいる坂田を見た。


あいつとは、イイ友達になれそうだな。


なんとなく、くひひ、と笑ったら、

「笑い方 意味分かんないですけど。」

みみりんがつっこんだ。


さて、トレーニングでも…

思った時、

いきなり、

「ちょっと!!

何ノロノロしてんのよ!!」

破裂したような高い声がこっちに

とんできた。


見ると、みつあみの化粧女が、

こっちをギロッと睨んでる。

「あんた、新しいのだよねえ

水島だか。

ほら、誰かと話してる暇あったら、

さっさと、ライン引きやんなさいよ!」


なにこの人ー。カリカリすんなよ~

ってな事思いながら、

「えー

ライン引き~?そんなん、1年の仕事じゃん」

横目で言うと、

「いやなら退部してよいいのよ

文句言ってる奴なんか、ウチの部に

いらないんだから。」


そう、目も合わせずに、

みつあみ女は、坂田のとこに行った。

なんか、坂田にペトペトくっついては、くねくねしてる。



・・・はー、そーゆこと。

くねくねキモイからやめろよ……


気持ちが悪い動きの女が男からみたら、

女の子っぽいとかいうのかぁ


…やったことないよ

あんな、くねくね。

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