第2話 新しい内閣

「結局、総理大臣って誰がやっても同じだな」

カウンター席からテレビを見て飲んでいた常連客の源さんが言う。


「そんな事ないんじゃない」

それに直ぐに反応する桃子


「じゃー誰だったらいいと思う」


「ん〜」


「じゃー政治家じゃなくてもいいからこの人だったらいいかなってのは、いる?」


「あ〜それならいるよ」


「だれ?」


「やっぱり将軍様!真田広之でしょ」


「モモそれ将軍見たからでしょ」


みどりが隣りからツッコむ。


みどりが言っている将軍はハリウッドで撮影した真田広之主演の人気海外ドラマ

エミー賞で18部門も受賞した凄い作品


「まあ、そうだけど〜でも海外であれだけ支持されたって事はそれだけ魅力のある人って事でしょ」


源さんはサラダのレタスを箸で持ち上げると

「サラダひろゆき」


「ピィーピピィーーーー!」

みどりがつまらな源さんのダジャレにイエローカードを出す。


「ハハハッ、みどりちゃん厳しい〜wそういえばレーガン大統領も元俳優じゃなかったかな」


「やっぱり顔は大事よね」

面食いのみどり


「他には」


「それ以外だったら、女の人もいいよね、小池さんとか」


「あー、まあ、でも東京都知事だからな」


「そうね、なら曽根ちゃんはどうかな、わたし好きなの、曽根ちゃん」


「出たっwモモのギャル曽根好き」


「へ〜桃ちゃんて、ギャル曽根好きなんだwでもそれだとどこの党主になるんだか」


「大食い党」

みどりが新党を発足させた。


「曽根ちゃんって食べっぷりがいいのに食べ方が凄い綺麗でしょ、わたしそーゆー人って大好きw絶対応援しちゃう!大食い外交見た〜い」


「大食いの総理大臣かよwじゃー外務大臣はMAX鈴木だな」


「ぎゃははっMAXはよくこぼすからダメ〜」


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