第12話 人騒がせなキャサリン
そこまで話した時、ドアを叩く大きな音がして、トーレスが開けるとブライアンが飛び込んできた。
キャサリンは大きく目を見開いた。
ブライアンは、肩で息をして、キャサリンを見つめている。
キャサリンが小さな声でトーレスに
「あの、すみません、ラルフ様とお誕生会の日を決めていただけますか。私の料理でよろしければ、会場はうちで、そうでなければ、どちらにでも伺います。きょうは私、これで失礼いたします。」
そう言って、ブライアンを避けるように部屋を出ていこうとした。
キャサリンの手をぐっと掴んだのはブライアンだった。
「キャサリン・・・ど、どうか、もう少しだけ帰らないでくれないか。俺と話をしてくれないか?」
キャサリンは俯いたまま、小さな声で
「私・・・今・・・ちょっと、なにも考えられなくて・・・」
ぽたりと涙が床に落ちた。
ラルフとトーレスはいつのまにかいなくなっていた。
ブライアンはキャサリンの前に跪いて。握った手を離さずにキャサリンの顔を見上げて
「すまない。君を泣かせようなどと思ったわけではないんだ。ただ、できればもう少し、ここにいてくれないか?そして、俺の独り言を聞いてくれないだろうか。」
床に垂れた涙のしずくが3つ、4つと増えていくけれど、キャサリンは頷いた。
ブライアンは傍の長椅子にキャサリンを座らせて、自分はその前に跪いた。
「きのうはとても楽しかった。君の優しさに包まれて、俺は舞い上がっていた。君を送った帰り道、世の中にこんなに可愛い女がいるのだろうか、これはもしかしたら人間ではなく、天使かもしれない、などと思った。そしてゆうべは一睡もせず、君のことばかり考えていた。・・・実は、君に初めて会った日の翌日、ラルフに感想を訊かれた。俺は、一目惚れをしたと言った。ラルフがもし俺が嫌がったら誰か他を探そうと思っていると言ったので、頼むから誰も探さないでくれと懇願した。そして、君と一緒にいられるなら、夫でなくても、種馬というだけで十分だと言ったのだが、ラルフに、なんてことを言うのだ、そんなに自分を軽んじてはいけないと注意された。しかし俺は本当に君のそばにいられるならなんでも良いと思ったんだ。そのくらい君に惹かれ、惚れた。そしてきのう、さらに惚れた。できることなら帰したくないと思った。どこかに閉じ込めてしまいたいとまで思った。そして、さらに浮かれていた。・・・さっき、ラルフが来て、君が言っていたことを伝えてくれた。崖から突き落とされるような気持ち、というのだろうか、目の前が真っ暗になった。そして、往生際の悪い俺は、なんとか君に思い直してもらえないか、土下座して頼んだら思い直してもらえないかと考えて、大慌てでここに来てしまった。今、君の涙を見て、俺が君を泣かせてしまったということを思い知った。俺はなんて男だ。君は一生懸命俺の幸せを考えてくれているというのに、俺はただ浮かれていただけだ。俺は君にはふさわしくない。それはよくわかった。しかし、それでも、君が欲しい。君を見ていたい。君に触れたい。君の声が聞きたい。どうしても、他の男に取られたくないのだ。キャサリン、こんなひどい男だが、なんとか俺を助けてくれないだろうか。キャサリン、好きだ、大好きだ、どうか、どうか、どこにもいかないでくれ。」
キャサリンはブライアンの言葉を聞きながら、涙が止まらず、決心していたはずなのに、どうしていいかわからなくなってしまった。
「私・・・わかりません。どうしたらいいか、わかりません。どうしよう。・・・あの、私、ひとまずうちに帰ってもよろしいでしょうか。」
ブライアンの落胆は大きく、キャサリンが心配するほどだった。
「デイビス様、あの、私、本当にデイビス様のことが大好きで、ですから絶対に幸せになっていただきたくて」
「それならば」
「ごめんなさい、ですからよく考えて、本当にデイビス様がすごく幸せになっていただけるように考えたいんです。今、私、とても混乱していて、考えられないんです。」
ラルフとトーレスが戻ってきた。
トーレスが
「いいと思うよ、キャサリンちゃんが納得できるように考える時間を取るのは良いアイデアだと思うよ。ブライアンだってそのくらい待てるでしょ。」
そう言ってブライアンを見て目配せした。
ラルフが
「それからブライアン、お前の誕生祝いだが、今週の土曜日で良いか?キャサリンは美味しい料理を作ってくれるか?」
「はい、私、一生懸命お料理と、それからお誕生日のケーキを焼きます。それではうちでよろしいでしょうか?」
「ありがとう。それでは土曜日に君の邸に伺うとするよ。」
ラルフはにっこり笑い、やはりブライアンには強い目配せをした。
「はい。あの・・・私、取り乱してしまって、ごめんなさい。」
「気にするな、土曜日、楽しみにしているよ。馬車まで送ろう。」
ラルフがそう言ってキャサリンを誘った。
ブライアンは
「キャサリン・・・いろいろ、ありがとう。」
それだけ言うのが精一杯だった。
キャサリンは恥ずかしそうに
「こちらこそ、ありがとうございました。土曜日、楽しいお誕生会にしましょうね。」
と、ぎこちなく、でもにっこり笑って、ラルフと共に部屋を出て行った。
部屋に残ったブライアンは頭を抱えて下を向いてしまった。
トーレスがブライアンも純情なんだなと思いながら、
「ブライアン、きっと大丈夫だよ。キャサリンだって君のことが大好きだって言ったじゃないか。さっき、君が来る前にキャサリンとちょっと話したんだけど、あの子はまったく初心なんだな。なんにも知らなくて、男がどういうものかも知らなくて、たぶんどうしたら子供ができるのかなんて知らなさそうだよ。抱き合ってキスでもしたら子供ができる、くらいに考えてるみたいだった。それで、ちょっと訊いてみたんだ。もし君がキャサリンの前に好きになった女性がいたらいやか、キャサリンの前に誰かを抱いてたらいやかって。そうしたら、すこしやきもち妬いちゃうかもしれないけど、でも、今じゃなきゃいいって思うって言ってた。たぶんそのように教育されてはいるんだろうな。きっと、これから家に帰ってよく考えるさ。心許せる友人か誰かに相談するかもしれない。そして、きっと君の思い通りになるよ。」
そう助言した。
ラルフはキャサリンを馬車まで送る道すがら、
「キャサリン、君は本当に優しい良い子だな。ブライアンが惚れるのも無理はない。今まで誰のものにもなっていなかったのが不思議だよ。俺とトーレスのことも考えてくれて、本当に感謝しているよ。俺は君にも幸せになってもらいたい。子供のことは負担をかけて申し訳ないが、子供が生まれたらすぐにブライアンと結婚してくれ。そして君の手であいつを幸せにしてくれ。あいつも君を幸せにするだろう。そして、俺たちと君たちと、2組の家族が末永く仲良く出来たらどんなに良いだろう。俺はそうなるように努力したい。」
「ラルフ様、ありがとうございます。私、よく考えます。きょうは取り乱してしまってごめんなさい。土曜日は楽しいお誕生会になるようにがんばります。」
「そうだな。俺もなにか祝いの品を用意しないとな。何が良いかな。楽しみだ。」
「はい。きょうはありがとうございました。また、土曜日に。」
「こちらこそ、ありがとう。では、またね。」
そんな話をしながら、キャサリンは馬車に乗った。
ラルフはそのままウッドフェルド卿の執務室に向かった。ウッドフェルド卿は勤勉なので、おそらく執務室にいるだろう。
ラルフの期待通り、ウッドフェルド卿は執務室にいた。
ラルフが訪れたことを知って、自らドアに迎えに出てきた。
「ウッドフェルド卿、いきなりですみません。少しお時間をいただけますか?」
「もちろんです。さ、どうぞ。」
秘書がお茶を持ってきてくれた。ウッドフェルド卿は机の引き出しからクッキーを出してきて、
「キャシーの作ったクッキーです。親ばかだが、なかなか美味いので、いかがかな?」
そう勧めたが、それが好感が持てるなとラルフは思った。
「ありがとうございます。美味いです。キャサリンは料理上手ですね。」
「ひとに食べてもらうのが嬉しいようでな、なにを作るにも一生懸命だ。そういう子に育ってくれて嬉しい。」
「キャサリンは本当に心の美しい女性ですね。私も妻に迎えることができて幸せです。・・・ところで、少しご相談なのですが。」
「ブライアン・デイビス殿のことだろうか?」
「はい。」
「きのう、キャシーがデイビス殿のことが大好きになったので、自分はふさわしくないから諦めると言っておった。なぜそんなふうに思ってしまったのかわからないが、きょう君に相談すると言っていたので、まあ、君と話して自分が変な風に考えてしまっていることを自覚できれば良いなと思っていたところだよ。あの子は時々妙な思い込みをするのだ。」
「そうですか。お察しの通り、キャサリンはブライアンが大好きなので付き合えない、と言っていました。ブライアンはキャサリンにぞっこんですので、それを聞いてすごく動揺しまして、キャサリンはキャサリンで私とトーレスがなんだか話が変な方向に行っていると言ったら、ブライアンに幸せになってもらいたいだけなのにと泣き出してしまって、その後トーレスが宥め、私はブライアンを宥めて、ひとまずキャサリンは家に帰って考えたいと言うので馬車まで送ったところなのです。」
「はははは・・・いや、すまない、笑ってしまって、キャシーらしい思い込みの暴走なのでな。君たちが苦労させられたというのに、すまない。まあでも、それで家に帰って侍女と話をしたりして収まるべきところに収まると思うので、勘弁してやってくれないか。」
「そうですか。よかった。キャサリンについてひとつ勉強しました。以後気をつけます。キャサリンはブライアンをとても好きになっても、私との約束は必ず守ると言ってくれて、本当になんと感謝してよいか。」
「感謝には及びませんよ。あれはそういう子なんだ。もう少しわがままでも良いのにと思うこともしばしばあるが、まあ、長所なので喜ばしいと思っておかないといかんのだろう。時々こういう人騒がせをするが、すまないがどうか大目に見てやってくれるとありがたい。キャシーはきっと気づくだろうから、どうか、デイビス殿には心配せんで見守っていてくれと、よろしく伝えてもらえないか?」
「はい、ありがとうございます。これから彼と会ってそう言っておきます。今度の土曜日に彼の誕生日会をするということになりましたので、その時に良い話になっていることを期待します。」
「ああ、我が家でキャシーが料理をするのだな?今夜、私も帰ったらキャシーと話をするので、きっと大丈夫だ。儂も、皆に幸せになって欲しいと心から思っておるんだよ。儂は妻を亡くして自分をどうして良いかわからなくなり、みっともないことをしてしまった。愛する人というのは本当に自分の身と同じ、いや、それ以上に大事なものでな。君もどうか幸せになってくれ。」
「ありがとうございます。私も幸せになろうと思いますが、キャサリンにも幸せになってもらえるようできる限りのことをしたいと思っています。」
「ありがとう。あんまり心配せんでくれな。」
キャサリンは家に帰ると侍女のマリーに抱きついて話がしたいと頼んだ。
「お嬢様、いかがなさいました?きのうの、デイビス様のことでございますか?」
「ええ、私、なんだかわからなくなっちゃったの。」
「きょうはたしかブラッドレー様のところにお出かけでしたね。」
「そうなの。それでね、わけがわからなくなっちゃった。」
「お嬢様、ちょっとお茶でもお飲みになって、ゆっくりお話をうかがっても?」
「ありがとう、マリー。マリーも一緒にお茶飲んでね。」
「ありがとうございます。では、少しお待ちくださいませね。」
マリーはそういうと、他の侍女にお茶を頼み、マリーはキャサリンの着替えを手伝った。
キャサリンの髪を梳きながら、マリーは、
「お嬢様はほんとにお優しくて、いつもひとのことを先にお考えになって、そこがお嬢様のとても良いところですけど、でも、マリーは少し心配でございます。もっとご自分のことも大切になさってくださいませよ。」
「ねえ、マリー。私は自分のことも大切にしているつもりよ。おかあさまがね、人を大切にしなさい、って言ってたの。人を大切にして、それで幸せになったひとを例え遠くからでも見ると幸せな気分になるわよって、おっしゃってたの。だから、デイビス様を幸せにして、それを遠くから見ればきっと私も幸せになるって思ったんだけど、どうしてこんなに悲しいの?」
「お嬢様・・・本当に、お母様は身も心もお美しい方でいらっしゃいました。そうですか、そんなことをお母様からお聞きになったんですか。」
「それって間違ってないわよね。今まで誰かになにかをして、それで喜ばれると私、とっても嬉しかったもの。」
「そうですね。でもね、お嬢様、今回のことは、もしお嬢様が身を引いたら、デイビス様が幸せにならないかもしれませんよ。きっとお嬢様にはそれが伝わっているのでしょう。ですからお嬢様も幸せな気分にならないのではないでしょうか?」
「そうかしら・・・」
「もしかしたら、デイビス様はお嬢様に直接幸せにしてもらいたいのかもしれませんわよ。」
「直接・・・?」
キャサリンはしばらく考え込んだ。
「マリー、デイビス様はね、国一番の魔導士様だから、いままでもたくさんお見合いのお話があったんですって。今はすぐ断っちゃうそうだけど、断らずにお会いになって好きな方ができるかもしれないじゃない?私、パーティーとかに行かないからよくわからないけど、今、お年頃の令嬢はたくさんいらっしゃるわよね。私なんかよりもっとずっときれいで、気が利いてる人なんていっぱいいるし。私とだったら陰の存在になってしまうでしょう?それよりも正々堂々と結婚なさったほうが幸せじゃない?」
「お嬢様はいかがですか?そういう陰の存在の方でご満足いきますか?」
「私は大丈夫だと思うわ。だって私、パーティーとかは今までだって出てないから、今後も必要最低限だけでいいとラルフ様に言われてるし、基本的に家にいるのが好きだから、家でお会いできれば十分だもの。」
「そうですねえ、お嬢様は元々派手好きでらっしゃらないから、丁度いいのかもしれませんね。だとしたら、デイビス様もパーティー好きな方なら別ですが、そうでなければ大丈夫なのではないでしょうか。それに、お子ができればもうそれでお嬢様もデイビス様もお役御免で、あとは晴れて普通のご夫婦になられるわけですから。」
「そんなに都合よくいくかしら。やっぱり陰の存在は辛いとお思いになったら・・・」
「デイビス様にお訊きになればよろしいのでは?」
「デイビス様はね、構わないっておっしゃったの。」
「じゃあ問題ないじゃございませんか。」
「そうかしら・・・・・・もしかして、私、また変な思い込みをしちゃったのかしら。」
「ふふふ、さあ、どうでしょう。お父様にお訊きになってはいかがでしょう?」
「そうね、そうするわ。ありがとうマリー。マリーはいつも私に優しくて、本当に感謝してるのよ。」
「もったいのうございます。お嬢様のお顔が晴れて、マリーは嬉しゅうございますよ。」
「そうだわ、私、今週は忙しいの。このこととは別に、今週の土曜日にデイビス様のお誕生会をうちで開くことになっているの。私がお料理とかケーキを用意するので、みなさんも食堂パーティーをしてね。」
「まあ、そうでございますか。それは料理長が大喜びでございますわね。私どももいつもお嬢様においしいごちそうをいただいて、みんな大喜びなんですよ。でも、どうかあまりご無理なさらないでくださいまし。」
「たまにしかできないけど、いつもお世話になってるみなさんにすこしでもお返しできたらと思ってるの。だから気にしないでみんなで楽しく盛り上がってね。デイビス様はお誕生日をご存知ないの。お年は教えてもらったけど、お誕生日は教えてもらってないんですって。それで、お誕生日を決めて、お誕生会をしようということになったの。」
「まあ、さようでございますか。ご苦労なさったお方なのですねえ。なるほど、それならお嬢様のお陽様みたいな暖かさに惹かれなすったのでしょうね。」
マリーはキャサリンが大好きだ。亡き奥様の侍女だったマリーは、奥様がキャサリンが成人になるずっと前に別れなければならない無念の涙を忘れられない。それだからキャサリンのことは特別に思って大事にしてきた。キャサリンは父を気遣っていろいろ良かれと思うことをしていた。それはもう涙ぐましい努力だったが、父にはあまり通じていなかったのか、通じていても尚悲しみが癒えなかったのか、父と娘だけの家族は悲しく寂しいものであった。そんな境遇だったのに、キャサリンは本当に優しく賢く育った。キャサリンはほとんど涙を見せることがなく、いつも微笑んで、時々太陽のように暖かく美しい笑顔を見せてくれた。料理が好きで、使用人たちにまで振る舞ってくれる。掃除も洗濯も裁縫も、使用人から学ぼうと、謙虚に教えを乞うキャサリンを皆はとても愛した。キャサリンに訊かれれば、皆なんでも教えた。庭師のボブとは特に親しく、キャサリンは庭師になれるくらいの技術を身につけている。裁縫の腕も、売り物になるくらいのドレスが作れる。そういうキャサリンは、もっぱら家にいて、パーティーはよほどのことでなければ行かない。父が困窮してからは、キャサリンはパーティードレスやらアクセサリーやらを全部売ってしまって病気を理由に欠席している。それで、幻の令嬢、などと言われていて、どういうわけか、ひどく不器量だから社交界に出ないのだという噂までたっている。キャサリンもそれを知っていて、面白がって笑っている。
そんなキャサリンが初めて見合いをし、すぐに話を決めてきた。白い結婚で跡取りのために他の男と子供を作るという条件で、父の作った借金はなくなるのだそうだ。こんなに健気なキャサリンがなぜそんな結婚をしなければならないのか、マリーは怒りで震え、人知れず泣いた。しかし、キャサリンは納得しているようで、子供を作る相手の候補の男性と初めて会った時に、その人を大好きになったと楽しそうだった。マリーはひとまずほっとした。
ところが次のデートから帰ったキャサリンはしくしくとずっと泣いて、食事も取らなかった。あんなに泣かないお嬢様がこんなに泣くなんてと、マリーは心配でならなかった。そしてその理由を聞くと、大好きだからつきあえない、その人に幸せになってもらいたいから、陰の存在にはできない、ということだった。なんともキャサリンらしい発想で、納得したが、同時にそれがとても切なかった。もっとご自分の幸せを考えてほしい、と、マリーは思ってまたひとり涙した。
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