第5話

「誰に電話してんだい?ヘラヘラ喋ってないで掃除しなッ!」



「はッ、はい!あざーす」



のたうち回る組員は、涙を流しながら声を振り絞って答えた。




又、少し歩くとコソコソと聞こえる誰かの話し声。




無言で近付いた杏ちゃんは、金属バットをまたもやフルスイング。




しかも2スイング。




「「ギャァァ〰!」」




「コソコソくっ喋っべってんじゃないよッ!」




ガバッと立ち上がった組員二人は、90度に腰を折ると。




「「スミマセンでしたッ!あざーす!!」」




--‥さっきから言ってる『あざーす』って何?




謎の言葉に首を傾げていると、ハスキーボイスが忌々し気に呟いた。




「あのぉ、クソオヤジ‥」

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