第8話「事故経過の思案暗部」

そもそもだ、

この殺人には成立していない

事柄がある、

例えば被害者がいないこと

いいや厳密に言えば、死者が観測されていないこと

と、言った観測事情に問題がある


事件性があるのは殺人であれば犯人捜し

しかし失踪であれば、罪ではなく、当事者における責任追及

つまり鎖状状態を敷くか、はたまた県警に鑑識を回すかの

操作面でも違いが出る、


では駆けつける警官とは

はじめから、事件を想定している前提か

もしくは、被害連絡による、前置の想定である。


ではこの時点で現場を荒らせるのは二通りある、


例えば江坂は、県警であり、所轄ではない、つまり公務依託された関係

この令状は、国ではなく、地方圏にある大臣による、令状で事足りる。


つまり、江坂は大臣命令、総務署からの、テロ対策部ではない


これから推察できるのは、この鳥殺人、もとい、烏合の衆殺人、つまりテロは。


無差別的であると断定されていながら、その犯人対して、黙秘を求めていることになる

もし、所轄、つまり、公的管轄、それは総務の依託であり、


言論上の責務が重い

これを呈して行われるのが、テロ対策本部、つまり大臣による、参謀議会、

これは事実上、日本における、抜け穴、または公的ではない、暗黙である。


この殺人はそもそも、卵割れたという、一般的な事件にみせかけ、

ほんとは、所轄を呼ぶことを想定した、釣りである。


これを江坂は知らない、

つまり、総務省である、本当の警察、つまりNPOは、この管轄であれば


世界的事件性を問えず、ニュースにならない、

これが最も狙ったかれの思案である。


さて、皆の衆概要はわかっただろうか。


これはライブ殺人、つまり、人類をかけたようで、ニュースにならない外因をとる


警察内の、人事部を動かす、作案であるのだ。


よって主犯である、佐山剣客は、そういった世界を取り仕切る、外部の次官、

それを狙う、一新である。


どうだ、面白くなってきたろ。


暗部たちよ。

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