2025年5月

第27話 ぼちぼち書きたい

 先週末の合評会から、じわじわと小説を書きたい熱が出てきてます。


 なんとなくもう形にしてしまいたいなと。でもまだ自分でもどうするのがいいのかわからなくなるので、もういっそ形にし始めたほうが良さそうだなと。


 実は以前ざっくり作ったキャラクター一覧などもあるのですが、数ヶ月たった今、多分まただいぶ整理されてきています。


 誰をメインで出そうか、子どもの不登校だけれど、実は子どもは混乱の真っ只中。言語化もなかなかできず、数年前の話をいきなりすることも度々あります。


 というわけでストーリーテラーを子どもにすると、多分難しそう。というのが徐々に見えてきました。なので今回は子どもはちょっとサブキャラ扱いになりそうです。


 実際、動き出した子どもは多分主人公として動けるのです。でもそれは行動ができる程度に回復していて、なおかつ言語化できるまで客観視できるところまで成長したら、という条件付きなんだろうなと。


 なので、現実問題、親が主人公にならざるを得ない。なのに本当は子どもに主役を譲らないとならないので、そこでもまた親の子離れ、子どもの親離れが課題として出てきそうです。


 正直、一年でどの程度変化するのかはそれぞれの家庭や学校、その他通院事情や不登校の要因によってもかなり変わってくるように感じています。


 我が家もまた何十万人もいる不登校の中の一例にすぎないのですが、それでもあれこれ動いた分、なんというか親がもはや情報の運び屋みたいな感じにもなっている。


 というか、ならざるを得ない。メンタル系の心理士さんは子どもの分析や傾聴はすれど、具体的な支援へのつなげ方は不得手です。教育系の情報も持ってないことも多く、教育委員会が今年からスタートしたオンライン授業などもご存じなかったり。


 かといって、学校が不登校について詳しいといえば、まーったくそんなこともなく、むしろ排除に動きます。「来るか来ないかわからない子のための支援体制は組めません」とはっきり言われたこともあります。


 ただこれが人が変わると、とたんにいうことも変化する。校則だって「校則なので変えられません」といったのに翌年変わりました。子どもや保護者の要請で変えるのが嫌なのかとすらうがった見方になりますかね。


 そんなわけで、各所に繋がりまくって翻弄されて、あちこちたらい回しにされながらも、とにかく生き抜くサバイバル親子の話をちょっと面白おかしく、ときに激怒し時に大泣きをしながら描けるといいのかなぁと。


 

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