最終話 やっぱり故郷が一番

 今回が本エッセイの最終回となります。


 ここまで読んでくださってありがとうございます。


 京都旅行は最高に楽しかったものの、いっぽうで慣れない土地というものは疲れもします。


 最終日である3日目は前述のとおり秋田へ帰るだけとなりましたが、とにかくクタクタになっていた記憶があります。


 これだけはよく覚えているんですが、「やっぱり生まれ故郷が一番だ」と正直に思ったんです。


 帰宅してそうぼやくと、親父殿から「だろ?」とニコニコ。


 さすが生きてきた年季が違います。


 父は海外赴任の経験も豊富な人なので、その気持ちは熟知しているのでしょう。


 子どものころはずいぶんさびしかったものですが、恥ずかしながらこの年齢になって、その偉大さが身に染みてわかってきました。


 ある種、人生の妙味ですね。


 コーヒーの苦みが楽しめるようになってくるというか。


 話がそれましたが、人生の経験値という意味でも、この旅行は非常に有意義なものになっていると思います。


 久しく旅はしていないので、たまにはどこかへプラっとでも行ってみたいですね。


 あまりまとまりがないですが、短めに結んでおきます。


 重ねて最後まで読んでくださったことに厚く御礼申し上げます。


 すべての出会いに感謝を。


 それでは失礼いたします。


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京都の秋田人 朽木桜斎(くちき おうさい) @kuchiki-ohsai

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