第4話万枚の夢
スロットを打つ者の目標は、1万枚出すのを目標にする。
万枚の夢だ。
僕は3回万枚を達成した。
最初は、アントニオ猪木。
初めはバーとビッグを繰り返し、ある時あのビンタが止まらなくなり万枚を超えた。
20数万円を1日でもらうと、パチプロになろうかな?とバカな考えを始める。
勝ち金で、彼女と焼き肉行って、自転車を買った。
2回目は、BINGO。
6万円ストレートで、北斗で負けて残りの1000円1枚で、BINGOに座るとボーナスゲーム777回と222回、単発のビッグ7回で万枚達成。
勝ち金でパソコンを買った。
3回目は、北斗。
彼女のオカマを掘り万枚出て、彼女が悔しそうな顔をしていたので、8万円彼女に分けた。
しかし、万枚出るまで僕は何百万円負けたのだろうか?
あの頃は、パチンコ、スロット、そして僕は狂っていた。
だから、30兆円産業になれたのだが、今のパチ屋の倒産ラッシュは止まらない。
それもそのはず。面白く無いからだ。
もう、スロットはAタイプしか触らないし、そもそもスロットを打つ機会が減っている。
牙狼とかも狂っていた。
最高27連チャンしたが、それまでに数十万円負けているだろう。
神様は、帳尻合わせをする。
勝てば同額負ける、負け続ける事もない。
だから、今は甘デジでも昔の一般機種程使う時がある。
万枚はもう、出せないだろうな。
今のスロットは全く分からない。知識が無いから、オカマを掘られるのが関の山だ。
知らないモノには手を出さない。
Aタイプが安心だ。設定示唆なんて、気休めだ。
ジャグラーが飽きたら、パルサーを打つがリーチ目を知っていれば、面白い。あれ?この停止目はリーチ目かな?と思い、7を狙うと入っていた。
もともと、スロットは連チャン性を楽しむものであったのだが、いつの間にかそんな時代では無くなった。
1円パチンコでせっせと貯金して、スロットの軍資金を作ろうと思っている。ま、スロットも1万円勝負だな。いつ打てるか分からないが。
金山のK店では、パルサーは姥捨山においてある。だが、熱田のC店ではAタイプの主力として設置してある。
打つならC店だな。
考えるのは自由だし、妄想は無料だ。
実践する勇気は無い。
子供も高校に進学するので、おいそれとパチる時期ではない。
土曜日、スニーカーとパンツを買うのでその帰りに熱田イオンの隣にあるC店を覗いてみようか?
いや、ダメだ!やはり、計画通りに1パチだ。
服は買わなきゃ、だいぶ腹がへこんだのでパンツを買い替えないといけない。
お釣りで勝てたらうれしいのだが、それは難しく無いと思う。
だって、ネグラのD店は回るもの。
さて、今、午前4時34分。歯磨きしようかな。
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