第22話 燻製肉の次は砂糖産業!? 初めてのブランデッド・ボア討伐と、甘~い発見が領地を変えるかも!?
1. 広場での狩りは…失敗!?
「さて、新しいターゲットを狩るぞ!」
そう意気込んで、これまで通り森の広場で待ち狩りを始めた。
しかし——
「……おいおい、またお前らかよ」
やってくるのは ホーンラビット と ゴブリン ばかり。
それも ゴブリンの数がエラいことになってる!!
「えっ、前より増えてない!?」
10匹以上のゴブリンがぞろぞろと現れ、バーベルを握る手に汗がにじむ。
「くっ…ま、まぁ、ウォーミングアップにはちょうどいいか」
仕方なく “ゴブリン・ホームラン大会” を開催。
しかし、目当てのブランデッド・ボアは一向に現れない。
「これは…待ち狩り作戦、失敗だな」
ここでようやく反省。
新しい獲物を狩るには 探しに行くしかない!
2. 初めての森林探索とブランデッド・ボア
森の奥へ進むと、雰囲気がガラリと変わった。
木々が生い茂り、視界は悪いが 南国特有の温暖な気候 も相まって、湿度が高い。
(うわぁ…蚊がいないだけマシだけど、蒸し暑いな…)
そんなことを考えながら進んでいると——
ガサガサ…!
「っ!?」
茂みの向こうに、大きな影が見えた。
息を殺して様子を伺うと——
「ブランデッド・ボア、発見!」
しかも 夢中で何かを食べている!
チャンスだ。
先制攻撃で仕留めるなら、今しかない。
「水球、発射!!」
ブランデッド・ボアの頭を水球で包み、
口と耳から水をねじ込む——
脳に直接ダメージ!
「よし、討伐完了!」
初めての大型魔物討伐にガッツポーズを決める。
3. “甘い発見” !? これは…
倒したブランデッド・ボアが食べていたものを確認すると——
「……ん? これ、なんか見覚えあるぞ」
長くて、しなやかな 茎状の植物 。
どこかで見たことがある……そうだ——!
「これは…サトウキビだ!!」
台湾の夜市の記憶が蘇る——
昔、夜市で サトウキビジュースの屋台 があった。
おじさんがナタで皮を剥き、ローラーで圧搾し、
甘いジュースが出てくる光景を、子供の頃の俺は夢中になって見ていた。
「まさか…この世界にサトウキビがあるなんて!」
サトウキビがあるということは——
✅ 砂糖が作れる!
✅ ラム酒が作れる!?
✅ これを餌にすれば、ブランデッド・ボアの家畜化も…?
(領地の産業革命の予感がする…!)
俺は 興奮しながら サトウキビを 数本抜き 、
「とりあえず家に持ち帰ろう!」 と決意する。
4. ギルドへ帰還! ギルド長とのやりとり
ギルドへ戻り、討伐した魔物を報告。
ブランデッド・ボアの解体を依頼すると、ギルド長が目を丸くした。
「おおっ! ついにブランデッド・ボアを仕留めたか!」
「えぇ、なんとか…それより、ギルド長、これ見てください」
俺はサトウキビを取り出し、ギルド長に差し出した。
「ん? なんだこれは…ただの草か?」
ギルド長が怪訝そうに眺めるが、俺はニヤリと笑う。
「ただの草かどうかは、今後のお楽しみってことで」
(まだ砂糖やラム酒のことは秘密だ…!)
ギルド長は「??」と首を傾げつつも、
「まぁ、お前が見つけたものなら大事にしとけ」と適当に流した。
5. 家族と甘い発見!
家に帰り、両親とリリーに サトウキビ を見せると——
「ただの雑草にしか見えないが…?」(父)
「それを持って帰ってくるなんて、ケイロンらしいわね」(母)
「坊ちゃま、何かの実験ですか?」(リリー)
みんな興味なさげ!!
「まぁまぁ、ちょっとかじってみてくださいよ!」
俺がサトウキビを口に含み 甘い汁をすすると——
「っ! 甘い…!?」(父)
「えっ、これ…お砂糖みたいじゃない!!」(母)
「な、なんですかこれ…!? 甘いです…!!」(リリー)
全員、目を丸くして驚愕!!
サトウキビの可能性に、俺は胸を高鳴らせる——!
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