第10話 魔物肉で筋肉増強!4歳児が作った石ベンチが痛いけど最高、でも背中は限界突破しそうです!
第9話:魔法と筋トレでバーベルもベンチも自作!4歳児の挑戦
4歳になった俺は、自分の成長にかなり自信がある。いや、そりゃそうだろ? この1年、俺は食べて、鍛えて、魔法を使いまくって、最高の4歳児を目指してきたんだからな。
魔物の肉で作る俺の未来
この1年で俺が得たもの。それは「魔物の肉」だ。
俺の母さんはこの村で最強の冒険者で、魔物を狩るのが日常だ。彼女が森で仕留めた魔物の肉が、我が家の食卓に並ぶわけだ。普通の生物よりも力強く、魔力を含んだ魔物の肉は、栄養満点。筋肉だけじゃなく、魔力の成長にも一役買ってくれる最高の食材だ。
この肉を調理するのはメイドのリリー。彼女の腕前は絶品で、どんな癖のある魔物の肉でも美味しく仕上げてくれる。例えば、硬くて噛み切れないような魔物の肉も、じっくり煮込んで柔らかくし、スパイスで臭みを消すんだ。
「坊ちゃま、たくさん召し上がってくださいね!」
その一言に促されて、俺は魔物の肉をパクつく。この力強い味と栄養感――これが俺の体と筋肉を作っていると思うと、食事もトレーニングの一環だ。
父さんから教わる回復術と瞑想
父さんから教わった初歩的な回復術は、この夢を実現するための鍵になった。筋肉だけじゃなく、関節の筋や軟骨にまで栄養と魔力を送り込むイメージで、トレーニングの後に魔法を使う。そうすると、筋肉の回復が早いだけでなく、関節の耐久力まで上がる気がする。
さらに、瞑想の効果も大きい。魔力を緻密に操作する力が格段に向上してきたんだ。俺の体の隅々に魔力を巡らせるイメージで瞑想すると、なんだか全身がポカポカしてくる。この感覚……クセになるぞ。
魔法で作るトレーニング器具
魔法の訓練で生み出す石を利用して、俺はトレーニング器具を作ることに没頭している。この1年の成果――それがダンベル、バーベル、そしてフラットベンチだ!
特にフラットベンチは、俺のクリエイティブ魂が炸裂した逸品だ。普通のフラットベンチといえば、ただの長方形だろう。でも、俺の作ったベンチは違う。
ダンベルフライをやる時、両手を広げると普通の長方形だと背中が引っかかる感じがして邪魔だった。そこで、自分の体のラインに合わせて石を削り、絶妙な湾曲をつけたんだよ。背中にピッタリフィットするこのデザイン――名付けて「ケイロン・カスタム・フラットベンチ」だ!
でも、もちろん欠点もある。石だから硬い。硬いどころか、痛い! 背中を当ててると「これ、トレーニングしてるんじゃなくて、俺の背骨を試されてるんじゃないか?」って気分になる。それでも仕方ない。筋肉を鍛えるためには多少の犠牲は必要だ……と思ってたけど、やっぱり何とかしたい。
柔らかい素材を探してみたけど、この世界ではクッションとかウレタンなんてものは当然ない。今のところ、羊の毛皮を試してみたけど、ふわふわすぎて逆に不安定になる。次に木の葉を大量に敷いてみたけど、滑るしチクチクする。最終的に、ただの布を何重にも巻いてみたけど、それでも完璧とは程遠い。
「この世界には高反発クッションがないのか!」
俺は天を仰ぎながら叫んだ。
とはいえ、この不便さが逆にトレーニングの一環になってる気がする。少し痛いくらいが逆に集中力を上げてくれるんだ。いや、むしろこの痛みを楽しむくらいの気持ちで頑張ろう――それが俺流だ!
次なる目標:攻撃魔法と戦闘手段
これまでは自分の体を鍛えることに集中してきたけど、次のステップに進む時が来た。そう――魔物と戦う力を手に入れることだ。
この領地には広大な魔物の森があって、そこから時々村を脅かす厄介な魔物が現れる。そんな魔物を討伐するため、村には冒険者がたくさん集まっている。そして、父さんと母さんはこの地域で最強の冒険者として知られている存在だ。
そんな2人を目標に、俺も戦闘手段を模索することにした。攻撃魔法や武器の扱いを身に付ける――そのための準備を始めるのが、俺の新たな課題だ。
両親の領地「アンベル村」
ここで少し、この領地「アンベル村」のことを紹介しておこう。
アンベル村は小さな田舎だ。村には冒険者ギルドが1つあるだけで、あとは畑が少しと冒険者の宿や鍛冶屋がちらほらある程度。村の主産業は魔物討伐。冒険者たちが魔物を倒し、その肉や皮、骨、内臓をギルドに売ることで生活が成り立っている。
農業はほとんどやっていない。土地が硬いし、魔物が出るからな。だから、この村の経済は冒険者たちの活動がすべてなんだよ。
4歳の俺、未来を見据える
これからも俺は自分を磨き続ける。筋肉を鍛え、魔力を練り、戦う力を手に入れる。そしていつか、父さんと母さんを超える冒険者になるんだ。
「アーノルド先生の教えを胸に、今日も鍛えるぞ!」
ベンチに寝転がりながら、俺はそう呟いた。
俺の冒険は、まだ始まったばかりだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます