第6話 魔法デビューと庭筋トレ、3歳児の多忙すぎる日常!
~本編 第6話~
6. 3歳児、魔法も筋トレも!気絶上等の超多忙生活。
俺が生まれたこの世界では、魔法はだれでも使える。ただし、その「だれでも」は「コップ一杯分の水を出せる」程度。正直、これじゃ蛇口のほうが便利だ。
本格的な魔法を使おうと思ったら才能や訓練が必須だ。俺の父さん、ロイ・アンベルルッセはその訓練された魔法使いの一人。日常的に魔法を使っている父さんを見て、俺も「絶対に魔法を極めてやる!」と心に誓った。
「魔法の基本って、筋トレみたいだな。」
父さんに教わった魔法の使い方は、イメージ→魔力コントロール→発動の意思が必須だという。これを聞いた俺の脳裏に浮かんだのは、
敬愛するアーノルド・シュワルツェネッガー先生の名言だ。
「筋肉がNoと叫んだら、私はYes!と答える。」
前世の俺は、この言葉に何度も救われた。ジムでダンベルを持つ腕が悲鳴を上げるたび、「筋肉が言うことを聞かないなら、俺が説得する!」と頑張れた。
今の俺にとって、魔法の修行はまさにそれ。指先に水玉を浮かべるために毎日イメージを繰り返し、魔力が尽きるまでやり続ける。そして気絶して床で寝る――これが日課だ。
「魔法だけじゃダメだ。筋トレもいる!」
そんな俺が気づいた真理。それは「魔法を極めるには、体も鍛えなければならない!」ということだ。だって、強い魔法を使うには体力も必要だし、そもそも筋肉のない奴がイメージする魔法なんて弱そうじゃないか?
そこで俺は庭での筋トレとジョギングを始めることにした。
「3歳児、庭で筋トレデビュー!」
まずは基本のプッシュアップとスクワットだ。赤ん坊の頃から鍛えたハイハイ筋トレの応用だと思えば、これは悪くないスタートだ。
プッシュアップはフォームと意識を少しずつ変えて、鍛える部位を細かく分けていく。胸筋を狙ったプッシュアップ、肩に効かせるプッシュアップ、腕を追い込むプッシュアップ……。
「これぞ自重トレーニングの真骨頂!」
さらにスクワットでは、太ももの前側と後ろ側、そして背中を意識して丁寧に動く。特に重要なのが腰だ。前世で俺を散々苦しめた腰痛の呪いは、二度とごめんだからな。
「腰はすべての動きの要!鍛えるしかない!」
そんなことを考えながら、フォームを確認しつつ一回一回を丁寧にこなす。
「筋トレは人生そのものだ。」
筋トレってのは、不思議と人生そのものと似ている。
毎日地道に積み重ねていくことが大事だし、途中でサボれば結果に響く。さらに、正しいフォームでやらなければ逆に怪我をする。これ、人生でも同じだよな。
俺は筋トレをしながら、未来の自分を想像する。魔法と筋肉を極めた最強の魔法使い――それが俺の目指す姿だ。
「セクシーなフィジーク、バキバキの腹筋、そして完璧な魔法スキル!」
これが実現すれば、きっと俺はこの世界のトップに立てるはずだ。
「締めはYes!と叫ぶ日々。」
俺は毎日、魔法の訓練と筋トレで魔力と筋力を限界まで使い切る。そしてその限界が来るたびに思い出す。
「筋肉がNoと叫んだら、私はYes!と答える。」
それを胸に、気絶するほど頑張り抜く3歳児――それが俺だ。
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