第5話 赤ん坊なのに魔法の勉強、筋トレ、瞑想!? さらにおっぱいタイムで忙しすぎる新生活!

~本編 第5話~


5. 赤ん坊だけど人生設計してみたら意外と忙しい件について




「ケイロン・アンベルルッセ」




どうやら俺の名前はこれらしい。母さんや父さん、メイドのリリーがそう呼ぶ。響きもカッコいいし、ファンタジーな世界観にピッタリだ。俺はこの名前、結構気に入っている。




俺が生まれた「アンベルルッセ家」は、この国の辺境にある男爵家。ここでは魔法が当たり前に存在していて、隣接する広大な森には魔物がウヨウヨいる。領地を守るのがこの家の役目らしい。




「俺の父と母はすごい人たちだった。」




父の名はロイ・アンベルルッセ。魔法使いとして高い才能を持ち、特に回復魔法に優れている。穏やかな性格で、母さんに比べるとどちらかというと控えめ。でも、俺の目には頼りがいのある父親に見える。




そして母の名はレイ・アンベルルッセ。元は冒険者で、剣の腕と戦闘能力で多くの手柄を上げ、男爵位を授かった猛者だ。美人だけど気が強く、父さんを軽くいじるようなところがある。




「なるほど、この家では母さんが実質の大黒柱なんだな。」




そんな両親の間に生まれた俺は、将来、この領地を守る責任を負う立場になる。














「領地の特徴と可能性。」




アンベルルッセ領は、他の貴族領地に比べると辺境で地味な場所だ。産業は漁業と森林資源の採取、そして冒険者たちが魔物討伐で落としていくお金くらい。正直、裕福とは言えない。




だけど、俺には夢がある。この領地をもっと発展させて、ここに住むみんなが豊かに暮らせるようにしたい。そのためには、魔法や科学の力を使った新しいアイデアが必要になるだろう。




「よし、まずは自分を鍛えよう。」




そう心に誓いながら、俺は今日もハイハイ筋トレと瞑想を続ける。
















「ハイハイ筋トレは最強のトレーニング。」




体を動かすために始めた「ハイハイ筋トレ」。部屋の隅から隅までひたすらハイハイし、スピードを上げたり片手だけでバランスを取ったりとバリエーションを増やしている。




「これ、意外とキツいけど効果あるな!」




赤ん坊にしては充実したトレーニングだ。汗をかいた後、母さんに抱っこされる瞬間を励みに今日も頑張る。


















「瞑想とマインドフルネスを始める。」




体を鍛えるだけではダメだ。この世界では精神の集中力も重要になる。そこで俺は、前世で試した瞑想とマインドフルネスを取り入れることにした。




瞑想は精神を静め、深い集中状態に入るためのもの。対してマインドフルネスは「今この瞬間」に意識を集中し、自分を冷静に見つめ直す手法だ。




前世でマインドフルネスに興味を持ったきっかけは、動画配信サイトで見たサウナドラマだが、それだけじゃない。当時、世界的な企業がマインドフルネスを取り入れているという話を耳にして「これは試してみる価値があるかも」と思ったんだ。




例えばグーグルが社員のメンタルヘルス向上のために導入しているとか、他の大手企業も集中力やストレス軽減のために活用していると知ったら、興味が湧くよね?俺もそうだった。




実際に試してみると、呼吸に意識を向けるだけでも驚くほど心が落ち着いた。資金繰りや嫁の小言でイライラしていた日々が少しずつ楽になり、頭の中がスッキリしていく感覚を得られたんだ。




「これ、魔法の訓練にも絶対役立つな。」




そう確信しながら、俺は今日も瞑想を続ける。














「締めはやっぱりおっぱい。」




ハイハイ筋トレと瞑想を終えた後、俺の楽しみは母さんのおっぱいタイムだ。




柔らかくて温かくて、飲むだけで心と体が満たされる。前世でもおっぱいの魅力は知っていたけど、赤ん坊になって「飲む」という体験をして、その偉大さを再確認した。




「母さん、ありがとう。そしておっぱいそのもの、ありがとう。」




ただし、飲み終わるとすぐに「はい、おしまい」と切り上げられてしまうのが悲しい。




「もっと飲ませてくれよ……!」




赤ん坊としての限界を感じながら、俺は母乳の余韻に浸りつつ眠りについた。


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