第4話 赤ん坊とおっぱいと魔力筋肉 ~新たな野望の始まり~

~本編 第4話~


赤ん坊の俺、未来を考える。




赤ん坊として生まれ変わった俺だけど、毎日母乳を飲んで寝るだけの生活にも、少しずつ慣れてきた。




でもね、気づいちゃったんだよ。赤ん坊の特権が、いかにすごいものかってことに。




「おっぱいの魅力を再発見」




俺は前世で散々おっぱいの素晴らしさを知っていたつもりだった。


妻がいて、子供が二人。そして愛人もいて……まぁ、大人としてそれなりに楽しんだ人生だったわけだ。おっぱいの美しさ、柔らかさ、そしてあのなんとも言えない癒しの力を、前世の俺は十分に理解していた。




でも!赤ん坊になってみて気づいたんだ。




「おっぱいって、ただの見た目や触り心地だけじゃない!生命そのものだ!」




あれは飲むものだったんだよ。直接、命のエネルギーをもらう感覚。これはもう、前世の俺じゃ体験できなかった衝撃だ。




味は正直、薄い。なんというか……「ライトな牛乳」って感じ。でもね、不思議とやめられないんだ。あれを飲んでいると、心の奥から「安心」が湧き上がってくる。これはもう、癒しの極みだよ。




母さん、ありがとう。そしておっぱいそのもの、ありがとう。俺、この時間を一生忘れない。




赤ん坊のままで終わらない目標設定。




そんなおっぱいライフを楽しみながらも、俺は未来の計画を立てることにした。この世界には「魔法」があるらしい。母さんも父さんも魔法を使っているようだし、俺も絶対に使いたい。いや、むしろ使いこなしてやる。




魔力をどうやって鍛えるか?それはもう筋トレと同じだろう。負荷をかけて回復させる。この法則を信じていけば、魔力もどんどん増えるはずだ。




目指すのは「セクシーな魔法筋肉」。




ここで重要なのが、肉体の改造だ。筋肉は人生において非常に重要な要素だが、やり方を間違えると悲惨だ。




前世で学んだ教訓。それは**「ゴリマッチョはモテない」**という事実だ。




確かにゴリゴリの筋肉は迫力があるけど、女性にウケるのは「細マッチョ」だ。無駄な筋肉を省き、引き締まった体で魅力を引き立てる。それが俺の目指す理想。




そこで考えたのが、筋肉に魔力をミックスするという改造計画だ。魔力で筋繊維を強化しつつ、見た目はシャープに保つ。




「俺の筋肉はただの筋肉じゃない!魔力筋肉だ!」




いや、これは絶対にカッコいい。いや、むしろカッコよすぎる。










敬愛するアーノルド先生の教え。




そして、俺の心の師匠、アーノルド・シュワルツェネッガーの言葉がここで効いてくる。




「限界を決めるのは心だ。心が何かをやれると思い描き、自分がそれを100%信じることができれば、それは必ず実現する。」




この言葉が俺を支えてくれる。限界なんて存在しない。魔力も筋肉も、自分の心次第で無限に鍛えられるんだ。




「俺ならやれる!」




目標はでっかく。




赤ん坊ながら俺は決意した。魔法を極め、魔力を鍛え、そして魔力筋肉で最強の体を手に入れる。しかもシャープでセクシーなフィジーク体型。これ以上に理想的な人生なんてないだろう。




……と、そんな野望を思い描いていたら、また眠気が襲ってきた。赤ん坊の体はすぐ電池が切れるのが難点だよなぁ。




「まぁいいか。まずは明日からだ。」




そう思いながら、俺は母さんのおっぱいの温もりを感じつつ、また眠りについた。




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