第14話

振り返れば腕を組んで仁王立ちしている人とその後ろに二人、女の人がいた。


「……何か?」


絶対めんどくさいことになるだろうな。


「ちょっとこっちへ来てくれない?」


「…………すみませんが、私は夫の側を離れられないので……」


絶対に行きたくないから『夫』という言葉を出せばあからさまに顔を歪める三人。


「少しでいいんだけど?」


「…………」


どうしようかな。響輝の方に目をやるとどこかの組長さんと話してるようだった。お母さんたちもどこかに行ってるし、梨椏と玲音は二人の世界だし。


私がどう回避しようかと頭を悩ませていると…………

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る