第15話

「あら、愛夢さんとちゃいます?」


凛とした綺麗な声が私たちに向けられた。


私と目が合うとニッコリと笑った綺麗な女性。


「………あの」


「あぁ、そやね。自己紹介せな」


関西弁の女性で年はまだ20代前半だろうか。

後ろの女の人たちを無視して私に自己紹介し始めた。


「初めまして。花宮組の姐、花宮茉胡(はなみや まこ)と申します。よろしゅうな」


花宮って……。


私と同じことを思ったのか後ろの女の人たちも少し慌て始めた。


「……花宮って」


「西の……」

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