第7話

「それね……?」


懐かしそうに私の着物を見るお母さん。


「昔私も着たのよ。それを着たとき既に響輝がお腹の中に居てね?……懐かしいわぁ」


「…………そうなんだ」


ふふ、嬉しい。本当にお母さんの娘になったみたい。


「私の着物を大切な娘に着てもらえるなんて最高ね!」


そんなことを言うお母さんに感動して私は披露宴の前だというのに泣きそうだ。


「……泣かないでよ?」


「……大丈夫。」


「ふふ、流石ねぇ~…………と、そろそろ行かなきゃね?」


「……うん」

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