第5話
「若、若姐さん、つきやした」
「翔琉さんありがとうございます」
「いえいえ、お気をつけて。俺も後で行きやすので」
翔琉さんと話してる間に響輝は巧斗に蹴りを入れていた。
「毎回毎回邪魔しやがって」
「俺は、仕事してるだけ、なのに……」
「……はぁ、行くよ?響輝」
「……あぁ」
ちょっと俺を置いてかないで!と慌てて追いかけてくる巧斗。
三人で会場に入る。まだ集まっている人は少なく私たちは着替えるため急いで控え室に行った。控え室にはお父さんとお母さん、そして組長の側近で巧斗のお父さんである聡(そう)さんがいた。
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