第28話

「おばあちゃん、ただいま。」

「おかえり、傑ちゃん。」

「うん、ただいま。」

 おばあちゃんはお父さんに似て、穏やかな人だ。息子が倒れて、きっかけはその嫁は自殺で。きっと、辛くて辛くてたまらないだろうに、ぼくの心配をしてくれる。

「今日のごはんはハンバーグにしてみたのよ。煮込みとチーズ入りね。少し崩れてるけど、目をつぶってくれたら、あたしは嬉しいよ。」

「ありがとう。おばあちゃんのご飯は美味しいから、嬉しいよ。」

「ふふ、じゃあ用意するから、テレビでも見て待っててな。」

「はーい。」

 おばあちゃんは料理の準備を担当して、ぼくは後片付けを担当している。掃除や洗濯とかは任せきりだから、少しでもやれることはやりたい。

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