第2話 ダンジョン

「俺がお前ら初心者共の研修を行うグラマスだ。きっちり基本を教え込んでやるからな!」


「「はい!」」


「質疑応答!」


「はい!冒険者ランクを教えてください!」


「プライバシーだ!他!」


......。


「ないなら行くぞ!

 五人一組になれ!」


--------------------

「すげえ急に放り込まれるじゃん」


「ですね...」


「はよ合格して帰ろーよー」


「...どうしよう」


「早く行きましょうよ」


「自己紹介くらいしましょうよ」


「俺は玄野凰太。まあ普通のステータスだ」


「私は河井麻理。ヒーラーです。急にダンジョンに放り込まれてびっくりしてます。」


「私は葉脇加奈よ」


「私は...木舞璃...です」


「僕は海蒼斗です!仲良くしてくれると嬉しいです!」


「来るわよ!」

ほう、探知系の異能か?


「コボルトだッ!」


「てぇい!」


パァン!


「「「「!?!?」」」」


「ん?何?なんでみんなそんなに信じられないものを見たような顔してるの?」


「マジで言ってんのか蒼斗」


「マジで言ってるよ」


「まあいいや。進もうよ。」


「「「「はーい」」」」


-----2階層-----

「てぇい」


パァン!


「ハッ!」


スパッ!


「:リーフストーム:ッ!」


ザクザク!


「とー」


サクサク。


ボッコボコだなあ。


-----3階層-----

「ハッ!」


「よしキタァ!」


「:ファイアブラスト:ッ!」


ドゥッ!


「ふう。中々に強くなってきたわね。」


「まあコボルトみたいに蒼斗に「パァン」ってされなくってよかったよ。」


「そうね...」


-----4階層-----

「敵が少ないわねぇ」


「暇ですねー...」


「来るわッ!」


「◼️◼️◆◾️■🔲◾️■🔲◾️◆!!!!」


「サイクロプスよッ!」


「タァッ!」


ゴスッ!!


「カッ...タッ!」


「:/ファイアバスター\:ッ!」


ドゴォァン!!


「◾️■🔲◾️◆!!」


「はぁ?!」


「目狙え目!」


「狙ってる!」


「◾️■🔲◾️◆!」


「ガ...ッハ...」


「蒼斗!」


「もらったわっ!」


「[_]\{;}|#<%>^“*‘+$=€!!!!」


ズ...ズン。


「急げ!蒼斗にヒールかけろッ!」


「はッ!ハイッ!」


-----5階層-----

「ボス部屋だなぁ」


「分かりやすいわね」


「さあ、行こうか。」


ファーストダンジョンボス討伐へ。



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