俺だけレベルがないんだけど?!
ゲーミング豆腐
第1話 ダンジョンとレベル
突然だが、この世界にはダンジョンとレベルがある。
ダンジョンは小説とかによくあるああいう奴だ。
レベルは概ね同じだけど一つ違うのが“技術”
のパラメータがあるのと体力があること。
二つだった。
そして一人の高校2年生、玄野凰太(くろの こうた)は...
「え?みんなレベルの欄あるの?俺ないんだけど??」
そう、レベルが無かった。
「なんでだよっ!」
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玄野凰太
レベル--
体力 20 (2000)
魔力 16 (1600)
攻撃 10 (1000)
防御 4 (400)
技術 99999999999999999999999999999
(9999999999999999999999999999900)
運 9907 (990700)
隠蔽lv.1200
ステータスを隠蔽できる。
超越者
種を超越した者。
常時全ステータス100倍。
取得条件:何かのステータスが100000を超える。
※人類のステータス上限:9999
※これを取得している者は[{}%*+=$“<;_、?!「@:7」。
※鑑定レベルが足りません。鑑定レベル99で開示します。
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なんか最後の方ヤケクソになってね?
特に技術。
数えようとしたけど1000垓超えてから何て言うのかわからんくて諦めたぞ。
あと超越者いかれてるだろ。
なんだよ全ステ100倍って。
てか取らせる気ないでしょ。
桁足りないよ?
あと最後の方文字化けしてるし。
超越者のせいでステータス人間辞めてるよ。
「確認が終わりましたら、こちらで検査いたしますので来てください。」
検査あんの?
超越者と...運と技術は隠しとこう。
まあバレることはないでしょ。
なんせ1200lvだし。てかこれも隠さないとダメじゃん!
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玄野凰太
レベル:1
体力 20
魔力 16
攻撃 10
防御 8
技術 23
運 19
隠蔽lv2
ステータスを隠蔽できる。
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中々平均的になったんじゃない?
「つぎの人ー」
「はーい」
「はい、確認しました。」
何事もなく突破できたようだ。
「ダンジョン講習を受ける方はこちらでーす!」
ダンジョン講習か。
受けてみようかな。
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