プロローグ2

________

それから何日経ったのだろうか。

俺は気づくと、「キングダム王国」の目の前にいた。

「それより王様はどこだ?」

俺は残った体力で走り出した。

が、ニートの俺では三歩走るだけでもキツイ。

結局、ゆっくり歩いて行くことになった。


ドアの前につくと、王様の家来らしき人が数人いた。

俺は怖気づいたが、王様がなんとかしてくれると思い、声をかけた。

「あのー…?王様に呼ばれてこの場に来たんですが・・・。」

そう言うと同時に、家来らしき数人が

「ハァッ!」

っと声を上げて攻撃してきた。

「なんだよ!もう!」

俺は躱し続けた。その途中に思った。

(なんとか説得しないと・・・!)

俺は家来たちに向けてこういった。

「王様に通信があって来たんだ!本当だ!信じてくれ!」

そう言っても家来たちは止まらない。むしろさらに怒ってしまった。

(俺に魔法が使えたら・・・)

そう思った次の瞬間!

「ボッ!」

「うわっ!」

なんと手から火が出たのだ!

(なんだこれ!?)

俺はそう思いながら家来たちに火をそっと当ててみた。すると、

「アチチチチチチ!」

なんと本当に燃えたのだ!

「何がなんだかわからないけど!」

俺は今がチャンスだと思い、火で攻撃し続けた。

___俺は家来たちを倒した。

すると突然、

「タララララララー!」

ゲームの効果音のような音が流れ、上に表記が突然現れた。

「なんだこれ」

見てみると「Lv1からLv2にアップした!」と書いてある

(わけがわからんな・・・)














続く・・・

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