#12 エーテル・リンケージ

それでは、エーテル・リンケージについて、です。

エーテル・リンケージについては、用語集にちらっと書きましたが、小説では詳しくは登場させておりません。

はじまりの讃美歌で、アリサや郁歌が、スマートフォンのようなデバイスを使っておりますが、あれが、エーテル・リンケージです。


正確に言うと、スマホではありません。

元ネタは、ファルコムのRPG、軌跡シリーズに登場する、戦術オーブメントです。

パーティスキルを使って戦うシーンも描いてみたいな、と思ったので、それなら、スマホ型デバイスにプログラムをインストールして、戦ってみたらどうだろう、ってのがきっかけですね。


パーティスキルというのは、瀕死の敵に追加攻撃を加えたり、敵の攻撃を庇ったり、反撃を加えたり、ノックバックさせたり、または共同で攻撃したり、などです。

敵のHPを減らすだけでなく、状態異常を与えたり、戦術的に有利になるような戦闘スキルがメインですね。


あと……ラノベで、目の前でキャラのデータを参照できるものがありますが、あれって、ちょっと便利すぎないでしょうかね。

転生者に与えられた特殊能力のひとつ、ですが……場合によっては、主人公もしくは、仲間だけが持っているユニークスキルであることが多いものの、転生者がそういう能力があり、いつでも、自分のデータを覗き見ることが出来る、としたら、地元の人間も商売をする時など警戒されませんかね?

私なら、あんまり、売り物も売りたくないですし、会話もしたくないです。


ってことで、データを参照する時はエーテル・リンケージを開かなければならない、としました。

一応、異世界ファンタジーなので、便利すぎるのは、どうかな……と思うのですが、SNSやアプリゲーなどがあると、現実世界と同じになってしまうので、ないものとします。

また、通話も拠点のみにしておいたほうがいいですね。

ここら辺のところは、戦術オーブメントを参考にさせて頂いております。


デバイスが登場しているゲームはいくつか、ありますが、あんまり有効利用は出来ないように、小説では描写するようにします。

他のラノベでも、デバイスを使う作品があるのか、なりちかさんは読んだことはないので、もし、そういう作品がありましたら、教えて頂きたいです。


軌跡シリーズでは、クオーツをセットすることによって、使える呪文が決まったり、キャラによってラインの連結状態が決められているので、そういうアイディアは素晴らしいと思っているのですが、あんまり、参考にしすぎると、盗作になっちゃうので、注意が必要ですね。


NieR:Automataのポッドも、ちょっと戦術デバイスっぽいですよね。

紫紺のイーヴルアイズシリーズでは、エーテル・リンケージはプログラムをインストールして、パーティスキルを使えるようにしております。

プログラムは、拠点の工廠科へ行って、エスクを使って購入することが出来るもの、としました。


エーテル・リンケージですが、デザインや機種、壁紙ぐらいはあったほうがいいと思うので、こちらもそのうち、設定しようと思います。

次回ですが……さて、何について語ったほうがいいでしょうかね。

考えておきます。


それでは、また。

(^_^)ノ""""

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