#11 ダニエルの獣について

それでは、ダニエルの獣について、です。

ダニエルの獣は、『烙印の傷痕』ではアリサがスキルの持ち主となっております。


こちらは、元ネタがあって、あざの耕平さんの『Dクラッカーズ』からです。

『Dクラッカーズ』はクスリを使って、悪魔を使役して戦う、というダークファンタジーです。

ファンタジア文庫の短編で、読んでから、魅せられていて、使役獣と戦うアクションものなんていいなーって思っておりました。


ダニエルの獣は、独立した長編を考えていたのですが、なんか、二次創作の域を出なかったので、結局、プロットだけで書かなかったのですが、今回、ラノベを執筆するにあたって、リファインして『烙印の傷痕』に取り入れることにしました。

因みに、ダニエルの名前は、旧約聖書に登場する、預言者の名前から、です。幻想的な逸話を残している方ですので、興味ありましたら調べてみてくださいませ。


ダニエルの獣には、いくつか種類があって、大別すると、「機械型」「生物型」とがあります。

このうち、生物型のダニエルの獣は「デーモニックサーヴァント」と呼ばれております。「四つ足型」「鳥型」「シルフィード型」などがあり、『烙印の傷痕』に登場したアリー(あーちゃん)は「アザールの黒狼」と呼ばれております。

影から影へと移動し、奇襲を得意とするダニエルの獣です。


デーモニックサーヴァントの使い手は、ダニエルの獣を強化して戦闘に参加させます。大きさも自由に変えることが出来、牙を生やしたり、爪の攻撃力を高めたり、回復させたりすることが可能です。攻撃に特化しており、意思だけで会話をすることも可能です。

ただ、サーヴァント以外のキャラクターなどを強化したりは出来ません。


機械型のダニエルの獣は、「パーソナル・セーヴァー」と呼ばれております。

元ネタは、NieR:Automataのポッドです。アームやカメラアイ、シールドなどを装備していて、デーモニックサーヴァント同様、戦闘に参加することが出来ます。こちらは、セーヴァーを強化することは出来ないものの、他のキャラクターを回復させたり、強化などは可能です。


ダニエルの獣は、実は『烙印の傷痕』で重要なネタなのですが……これについては、作品を読んでからのお楽しみに、ということで。

では、設定の話はここらへんで。

次回は、エーテル・リンケージについて、語ろうと思います。

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