しかし___

それは、他の家庭でも当たり前のこと。そして代用するとしたらもちろん牛乳。それで調べれば…

「よし、これにするか。」

　　　〜牛乳のクリームスープ〜

スープで最も大切なのは液体の部分である。勿論あり得ないような具材…適当にチョコレートとか、その辺の葉っぱを何も考えず入れない限り不味くなることはない（そのほかにも溶けやすい具材は少し考えた方がいい）。だが、液体の部分の味が変わると、具材全体に染み込む味も変化してしまう。

そして、液体の部分が一番舌に張り付くので、味のメインになる。

　レシピではベーコン、玉ねぎ、白菜、エノキ、シメジ、牛乳、水、顆粒コンソメが必要らしい。が、レシピを見た時、何が書いてあるかではなく、その食材の役割を考えるべきなのだ。つまり、このレシピを要約すると、スープの『牛乳、水、コンソメ』と具材は『肉』と野菜とキノコ、いわゆる『食物繊維』を入れればいいのだ。いかにも健康的なスープだ。プロのシェフからしてみれば、レシピの改変はタブーなのかもしれないが、俺はシェフなんかではないただの一般人なのでそんなの知ったこっちゃないんだ。