人の愛情の味を知った

虚像さん

生々しい愛情論

私は人間を愛するのが好きだ。

どんな人間にも長所短所、喜怒哀楽があり

それを愛すことが何よりも好きだし

そうしないと生きていけない。


今日は今の彼女に会うため

とあるホテルに来ている。


「待たせたかな、〇〇。」


部屋を開けて迎えてくれた彼女は

むくれ顔で「遅い……。」とだけ呟いた。


彼女は人間の中でも

いい体型とよく言われる有名モデルだ。

そのような美貌を持った彼女は

私のことを物凄く愛してくれる。


「今日はムラついているんでしょ?」

彼女はそう言いながら私の服を脱がせてくる。

「……君が、禁欲してきてくれと

そう頼んだんだろう。」


それを聞きながら彼女は

「あれ、そうだっけ?忘れちゃった。」

と鈴を転がしたような声で囁いてくる。


「でもほら、私も禁欲してきたんだよ?

早く食べてほしいなぁ〜♡」

いつの間にか服を脱いで

ベッドに横たわる彼女を見て、私は


「そう……だな、

私もお腹がすいて堪らないんだ。

〇〇を頂くことにするよ。」




そうやって夜は更けていく…………。




翌朝、私は横にある元カノを置いて

シャワーを浴び、先にホテルからでた。

とても彼女はよかった。

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人の愛情の味を知った 虚像さん @k_zyo3

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