第10話
校門を出たところで、目の前にピカピカのクラウンが突っ込むように停車した。唯華は驚いて手に持っていたスマホを取り落とした。後部座席のドアが開く。
視界がぐるりと回った。
「唯華ちゃん!」
佳奈子の叫び声が聞こえたが、その時にはもうクラウンは走り出していた。
すぐに誘拐という言葉に行き着く。唯華は自分でも不思議なほど冷静だ。
まず靴をきちんと履いていることを確認し、鞄を持っていることを確認し、車内に引き込まれたときにめくれたブラウスの襟を直し、青色の紐リボンも曲がっていたので直す。青のチェックのプリーツスカートもめくれていたので整えた。
それから隣に座っていた男に向かって言った。
「誘拐ですか」
不思議なくらい、毅然とした声が出た。
「いや、あの~、誘拐なんですかね」
男は運転席の男に話を振った。
バックミラーには男の口元が映っている。
白い肌に、薄い唇、細い顎。
「あ、蒼人…」
「う~ん、残念ながら蒼人じゃないんだよ」
声が少し違う。角度を変えて男の顔をバックミラーで確認してみると、目が違った。蒼人ではなかった。でもそっくりだ。
「…やっぱり誘拐ですか」
「違うけど、まぁ似たようなもんか。でも君になにかしようってんじゃないからね」
それじゃあ、身代金目的? でも家には誰もいない。残念なことに、彼らが身代金要求をする相手は外国にいるのだ。すぐに金は手に入らない。
それを伝えようとしたところに、運転席の男が口を開く。
「君、さっき隣に友達いたよね。その子に誘拐じゃないって言っておいてくれないかな。警察に連絡されるとちょっと困る」
なぜか彼の言葉が癇に障る。優しい口調ならば問題ない台詞なのだが、上から物を言われている気がしてならない。
それに、彼はどうやら唯華のことを知っているようなのに、自分は彼のことを知らないのが不愉快だった。蒼人とも関わりがあるようなので、その関係も気になる。
「あなたの身分と目的を教えてもらわないと、友達に説明のしようがありません」
相手に礼をつくすつもりがないのなら、唯華にも礼をつくす義理はない。口調は男と同じくらい高慢な感じになってしまう。
「俺は蒼人の兄の神田滝人。今から君をある場所に連れて行こうとしているだけ」
「どうりで似ているわけですね。ある場所っていうのはどこですか」
「…病院だね」
「病院? どうして?」
「君が友達に説明し終えるまでは言えない」
言えないのではなく、言わないのだろう。
どうにも態度がでかすぎる。蒼人には悪いが、この人を嫌いになりそうだ。
「スマホを借りてもいいですか」
「えっ、持ってないの?」
驚いたのは、唯華の隣に座った小柄な男だ。この人に車内に引きずり込まれたのを思い出した。
「…車が目の前で急停車するから驚いて落としたんです」
「それは申し訳ない」
小柄な男が携帯電話を貸してくれた。手帳にメモしてある佳奈子の携帯番号を打ち込み、数回のコールの後に佳奈子が電話に出た。
「佳奈子?」
「もしもし? え? 唯華ちゃんなの? これ誘拐、誘拐なの? それは誰のスマホなの?」
電話を取るのにしばらくかかったのは、知らない番号からの電話だったからのようだ。
「借りたやつだよ。それから誘拐ではないって」
「じゃあ、なに? なんで連れて行かれたの?」
「病院に連れて行かれるんだって」
「…なんで?」
「それは私にもわからない」
「ところで誘拐犯は誰なの!」
佳奈子のテンションは上がったり下がったり、佳奈子の方が動揺していた。
「誘拐ではないんだってば」
「同じことでしょ! 誰なの!」
「蒼人のお兄さんだって。あと、警察に連絡されると困るって」
「それを誘拐って言うんでしょ!」
佳奈子がキーキー叫ぶので、無事に帰してもらえることを確認して安心させてやらねばと思い、唯華は運転席の滝人に確認する。
「私になにかするつもり、ないんですよね」
「うん、なにもしないよ」
「無事に帰れますよね」
「君次第だね」
つまり、おとなしくしていれば大丈夫ということかと唯華は解釈して佳奈子に伝える。帰ったら連絡する、とも言っておく。もっと優しくなだめてあげられたらとは思うものの、そんな技術は持っていないので、じゃあねと言って電話を切った。
「さ、友達に電話しましたよ。あなたの目的を教えてください」
「ああ…」
蒼人の兄は、唯華を苛立たせたいのか躊躇しているのか、恐ろしく間をあけてから、とんでもないことを口にした。
「蒼人が、犯罪者になってしまうかもしれないんだ」
「え?」
「え?」
隣の男も素っ頓狂な声をあげた。
「蒼人が犯罪者? どうしてですか、それが私と関係してるんですか?」
「関係してなくちゃ、君をさらったりしないでしょう。君に関係していることなのに、俺の大切な弟が犯罪者になることを君がなにも知らないなんて、そんなおかしな話はないよね」
なぜ蒼人が犯罪者になるのかわからないが、それには唯華が関係していると滝人は考えているようだ。だから滝人は唯華に対して冷たかったのだろう。さっきのセリフでこの人がかなりのブラコンであることはよくわかった。
「君には、やってほしいことがあるんだ」
「なんですか?」
「その説明をしてもらいに病院に行く」
「犯罪がらみで病院なんですか? 普通は警察じゃ…」
「普通の犯罪じゃないからね」
隣の男はなにかを察したようで、神妙な顔になった。唯華にはさっぱりわからないことなのに、そこで説明を終えられても困る。
「私にやってほしいことってなんですか?」
「君にしかできないことだ」
「…なんですか?」
ちょうど赤信号で停車し、滝人が振り返った。
「蒼人を助けてほしいんだ」
☆
郊外の大学付属病院に到着すると、唯華は最上階の血液疾患病棟に連れて行かれた。ここは白血病など、血液に関する病気の患者が入院する病棟だ。滝人が教えてくれた。
唯華は滝人の後ろについていき、ナースステーションに到着した。
「薫さーん!」
滝人は嬉しそうに、一人の看護師に向かって手を振った。車に大竹を残して二人でここに来るまで滝人の雰囲気は触れたら唯華まで凍ってしまうくらい冷たかったのに、この変貌ぶりはいったいなんだ。
「滝人君!」
一人の看護師が早足で寄ってきた。誰もが振り返ってしまう美人を、唯華は初めて目にした。同性でも思わず見とれてしまう。
「どうしちゃったの、急に。まさか迎えに来てくれたの? でもまだ仕事終わらないよ」
美人看護師も滝人と顔を合わせて心底嬉しそうだ。唯華にも、二人が特別な関係なんだと思い至った。
「迎えに来たんじゃなくて…」
「え? あら?」
美人看護師は唯華に気づいた。
「だぁれ? あらぁ、美人っ、かわいいっ! 抱きしめたい!」
看護師は目を輝かせた。しかしすぐに顔をしかめる。
「…ん? あれ、この子」
まばたきもせずに看護師は唯華の顔を凝視してくる。そして、恐ろしい顔になって滝人を睨んだ。
「滝人君、あなた、やってはいけないことをしたわね」
「その子にはなんにもしてないよ。ただ、ヴァンピールの説明をしてもらって、蒼人のドナーになってもらえたらなーって」
「それがやっちゃいけないことだっつってんのよ!」
「だって蒼人には荷が重いだろう」
「蒼人君は自分でちゃんと説明するって言ってたでしょう!」
「でもっ…」
言い争っているようだが、ここまで全て小声である。さすがは大人。ちゃんと病院ということを心得ている。
二人はぼそぼそと言い争いを続けている。耳を澄ませて聞いていると、聞いたことのない単語がひとつ、耳に残った。
「あの、ヴァンピールってなんですか?」
いつの間にか二人は唯華の存在を忘れていたようだ。声をかけると二人ともビクッと体を揺らして振り返った。
「私、まだここに連れてこられた目的、聞いてないんです。蒼人を助けてほしいって、どういうことなんですか」
美人看護師がふうっと息を吐いた。
「連れてきちゃったもんは仕方がないわねぇ」
看護師は隣の滝人の顔を見て、もう一度息を吐いた。
「…ブラコンだもんねぇ」
なにかの検査のために採血され、「これから説明されることを他人に絶対話しません」という誓約書にサインさせられた。その後、狭いカンファレンス室に通された。
滝人が唯華をさらった理由。そこで説明された内容は、くだらない作り話だと思いたくなるようなことだった。
理解したくても、いままでの常識がそれを拒否する。とりあえずノートを取っていたので、それを見返してみるが、やはり信じられないのだ。
「頭に入った?」
美人看護師薫さんは、唯華の隣のパイプ椅子に腰掛け、長テーブルに肘をついた。頬から首までのラインが完璧だ。引っ詰め髪なのに、彼女はとてもきれいで清楚な、優しい看護師に見えた。でも部屋に入った時点でこっぴどく叱られた滝人を見ているので、優しいだけの看護師ではないことはわかっている。滝人は部屋の隅でおとなしくしている。二人は夫婦だと説明されているので、なんとなく力関係が垣間見えた。
「私の説明で理解できてるといいんだけど」
薫がにっこりと笑った。
「あんまり、信じられないです」
「わからないところはある?」
「えっと…ヴァンピールっていうのは、後天性赤血球欠乏性貧血の患者のことで、その病気は赤血球捕食細菌によって起こるんですよね」
薫が「そうそう」と頷いた。
「その細菌は母子感染とか性交渉感染で感染するんですよね。薬を飲んでいれば症状が押さえられる病気で、でも細菌のせいで異常に赤血球値が下がってしまうことがあって、自我を失って吸血鬼みたいに人を襲って血を求めることがある」
薫は頷いて先を促した。
「それも薬を飲めば大丈夫で、輸血を受けることもできる、と。歴史的な面からこの病気は公表されてないけど、それをカバーするためにヴァンピールには細かい指導がされている。そして法律では感染を広める行為は禁止されていて…蒼人もヴァンピールだから先日の行為は血液強奪っていう罪にあたるわけで」
蒼人がまさかそんな病気だとは。唯華に関わりがあるとは、こういうことだったのだ。蒼人が唯華の傷を舐めたというのは、彼にとってはただ変わった出来事では済まされないのだ。
「唯華ちゃん、頭いいのね」
「いえ、ただ繰り返してるだけなので…」
「それじゃあ次の話」
まだ次があったのか。
「ヴァンピール保護法には抜け道があるの。唯華ちゃんが、蒼人君に感染の危険がある行為を強制されたので捕まえてくださいって言えば蒼人君は犯罪者になっちゃうんだけど、唯華ちゃんが、血液提供者になる前提で緊急だったので蒼人君に血をあげましたって言えば蒼人君は犯罪者じゃなくなるの」
「ドナーって、臓器提供…」
「いいえ、血液提供者のことよ。つまり唯華ちゃんが蒼人君のドナーになれば、唯華ちゃんの血液は優先的に蒼人君に輸血されるってわけ。それで…ドナーの血を飲んでも血液強奪にはあたらないってわけなの。蒼人君も唯華ちゃんも血液型がA型プラスだから、ドナーになれるんだけど、強制はしないわ」
唯華は滝人を振り返った。滝人はちょっと驚いたのか、背筋を伸ばして唯華の視線を受け止めた。
「私にしてほしいことって、これですか?」
「あ…そうだよ」
ぎこちなく滝人が笑った。薫に叱られたのが効いている。唯華に対する態度は改められていた。
「唯華ちゃん」
薫が手を握ってきた。彼女の表情は真剣だ。少し冷たい手で、蒼人に頬を触られた時のことを思い出した。
「さっきの説明で、あなたも感染しているかもしれないというのはわかっているわね」
唯華は頷いた。赤血球捕食細菌は感染力の弱い細菌だが、傷を舐めるだけでも感染することがある菌なのだという。
しかし、たとえ感染していたとしても、唯華は蒼人を憎めないだろう。
「でも、ちょっと傷を舐めたくらいで犯罪なんておかしいと思います。そういうのは病気なしで考えてほしいです。蒼人が病気でなかったら、罪ではないんでしょう。病気だからやっちゃいけないなんてことがあるなんて、そんなのおかしい。それって、人権侵害じゃないですか」
できるだけはっきりとを心がけて言う。
「私、蒼人のせいで感染していたとしても、蒼人のしたことが犯罪だなんて思えません。悪いのは、蒼人の病気であって蒼人じゃない」
「ん~もうっ、いい子ね、唯華ちゃん! 大好き! 可愛い!」
相好を崩した薫に、ぎゅうっと抱きしめられる。けっこう大きな胸で窒息しかけた。
「世界中のみんなが唯華ちゃんみたいだったらいいのにね」
言いながら、薫が腕を緩めてくれた。
「わ、私、蒼人のドナーになります」
「本当か!」
滝人が椅子を蹴って立ち上がった。
「はい。私は蒼人が犯罪者じゃないと思うから」
何度考えても、おかしいものはおかしいと思った。
唯華にも、同じような覚えがあるからだ。唯華は、普通の人よりも髪の色が生まれつき薄い。生まれつきのことなのに、生活指導の教師にそれは校則違反だと怒られる。
それと同じようなことだと思う。ことの大きさは違うかもしれないが。もともと持っているものを非難されるのは、とても辛いことだ。しかもそのせいで犯罪者にされるなんて。
病気を持っていない人では罪にならないことなのに、病気のせいで犯罪者になってしまうなんて、やっぱりおかしい。
だから唯華のことに関しては蒼人は犯罪者じゃない。
「ありがとう!」
滝人が近づいてきたが、それを薫が制した。
「だめよ、唯華ちゃんは私のよっ」
「くっ…くるしっ」
またしても窒息しかける。
場が落ち着いてくると、薫が優しく言った。
「たとえ感染していても薬で発症を押さえることが可能だし、サービスも充実しているから安心してね」
ほんの少し、不安がよぎった。自分が感染していることは、あまり考えたくないことだった。まだ実感がわかないのだ。たちの悪いドッキリだと思いたいくらいだ。
唯華は蒼人のことを思った。もしこれがドッキリでないのなら、蒼人は多分、すごく傷ついているだろう。彼は自分が唯華に感染させてしまったかもしれないということを知っているのだ。
きっとものすごく気に病んでいる。
蒼人は優しい人だ。唯華を傷つけたことは、まだ一度もない。少し言葉を交わしてみれば、彼がとても気を使って言葉を選んでいることがわかる。
蒼人の心配を始めたところに、カンファレンス室のドアが外からノックされた。
「どうぞ」
薫が声をかけると、看護師が紙を一枚持って入ってきた。
「はい、結果出ましたよ」
看護師は唯華と目が合うと、にっこりと微笑んだ。
「あ、こら、さっさと出て行きなさいよ」
「いいじゃないですか、ちょっとくらい」
「あんたに見られたらこのキレイな女の子が汚れる」
薫の言葉に、看護師はむっと顔をしかめた。
「汚れるって…美人が嫌いな男なんていませんよ、神田さん」
「いいからさっさと出て行く」
「はぁーい」
看護師は薫に紙を渡すと渋々出て行った。
「なんですか、それ」
覗き込むと、薫はそれを眺めながら答えた。
「採血したでしょ、その結果よ。安心して、唯華ちゃんは感染していないわ」
「本当ですか」
「唯華ちゃん、一度ワクチンを投与されているわね。ご家族に病院関係者の方がいらっしゃるのかしら」
病院関係者。
少し考えて、思い当たって唯華は答えた。
「父方のおじいちゃんが医師だったと聞いています。私が小学生のときに死んじゃったんですけど」
「なるほど、それでワクチンの投与がされているってわけね」
「病院関係者じゃないとそのワクチンの投与ってされないんですか?」
薫がちょっと眉を寄せた。
「んー、そういうわけじゃないんだけど、義務じゃなくて任意投与なのよね。一般の人には知られていない病気でしょ。病院関係者なら事情はよく知っているから」
ワクチンで感染が抑えられるのならば義務にすればよいのにと思ったが、歴史的な面で長い間差別を受けてきた病気なのだから仕方のないことなのかもしれない。その恐ろしさゆえに、患者が狩られることすらあった病気だ。
どれだけ病気の人を差別することはいけないことだと口で言っても、隣にいる人が感染症だとわかったら、その人を差別しないとは言い切れない。今回のことだって唯華自身は感染しないということがわかっている安心から「憎むべきは蒼人の病気だ」なんて言えるだけのことかもしれないのだ。
感染していれば、泣き叫んで蒼人を激しく罵っていたかもしれない。だから本当に蒼人や薫、滝人を差別していないのか、自分でもわからないのだ。
そんな唯華の心を知らずに、薫が晴れやかに笑った。
「あぁ、本当によかった。これなら唯華ちゃんが蒼人君とキスしてもエッチしても大丈夫よ」
さわやかに親指立てながら薫がそんなことを言うので、びっくりするくらい大きな声が出た。
「する予定ありません!」
「えー、予定は未定よ。思わぬところに予定が入っちゃうこともあるでしょう」
「私と蒼人は友達です」
薫がにまにまと笑う。
「私、蒼人君に女の子の友達なんて初めて聞いたわ。ガールフレンドなんて今までいたことないのよ」
「あの顔で?」
「あの顔だからねぇ。滝人君だってこの私が初恋で最後の恋なんだもん、ねぇー」
にっこにこの薫が振り返っても、滝人は真剣な表情で俯いていた。
「どうしたの、滝人君」
「薫さんに軽々しく話しかけてきたあの看護師にムカついてた」
蒼人のことが心配なんだろうな、という唯華の気持ちが軽く裏切られた。なんというノロケだ。
「いや~ん、もうっ滝人君たらぁっ」
甘すぎる二人になんだかげんなりだ。
「神田さーん、そろそろ戻ってー」
ドアの向こうから女性の声が聞こえた。薫は腕時計をちらりと見て、席を立った。
「じゃあ出ましょうか。滝人君、ちゃんと唯華ちゃんのこと送ってあげるのよ」
「わかってるよ」
立ち上がった滝人は薫の体を引き寄せたが、薫はその腕からするりと抜け出た。
「まだ仕事中」
言いつつ、薫は背伸びをして滝人の頬に唇を押しつけた。仕事中じゃなかったのかというつっこみはしても無駄だ。またしてもげんなりだ。
この二人と暮らしている蒼人は、始終この雰囲気にあてられているのか。
ちょっと可哀想だと思った。
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