第5話 救えない奴

「……………………もう一回」

 俺は返事を返さず、またまたと同じプロセスを踏む。最初と同じ程では無いが、それでも眩く発光するが、ドロシーから感激の声はもう聞こえない。そして、そのまま手の平を壁に向け――能力が発動する。

 ――――――――――。

「…………何も……起きないわね……」

 短く『そうですね』としか返せなかった。さっきからこんな感じが続いているので、半分諦めていた。手は発光しているので、何かしら能力は発動していると、ドロシーは言っているが、何の能力か分からない。

 部屋の窓の外に目を向けると、既に陽は暮れている。時間は経てども進歩はまるでしていなかった。ここまで付き合ってくれた相方は、部屋の中をうろうろしながら呟いている。

「……あれほどの光……とてつもない能力……限定条件下でしか発動しないのかしら? ……でも、そんな能力聴いたこと無いし……」

 さすがに疲れたのでベッドに座る。時間を忘れて何度も挑戦したが、こんなに早く陽が暮れるとは思わない。たぶん、そもそも起きるのが遅かったんだろう。

 ドロシーは考えが纏まったのか立ち止まり、俺に向き直る。

「分からないわ!」

 ハッキリと言った。すがすがしい程に……。

「もうあれで良いんじゃない。ほら、あのー、こうやって暗闇を照らす能力とかで、人間光源がないと生きていけないんだから、結構重要な能力よ。うん、それで良いんじゃないかしら?」

 身振り手振りで大げさに言ってくる。たぶん、これ以上考えるのが嫌になっただけだ。ベッドにドカっと座り込み、膝に肘をついて頬杖をつく。

「一体なんの能力なのよ、もう。……炎を分ける能力かしら? 試したいけど、あたしは炎なんて出せないし……」

 投げ遣りになりながらも、確実に何かが起きて炎が分かれたことについて、考えてくれているようだ。……そういえば、まだ聴いてないことがあった。

「ドロシーの能力って、何なんですか?」

 フレアは手から炎を出し、ドロシーは手から拳銃――だけではなく、銀色の耐火カーテンなんかも出したりするなんて、一体どんな能力だ? まさか魔法なわけはないし……。

「……そういえば言ってなかったわね。あたしの能力は……うーん、説明がちょっとしづらいんだけど。短く言えば『過程をすっ飛ばして結果を具現化させる能力』かしら」

 結果を具現化? 俺の表情が優れないのを見て、ドロシーはさらに説明を重ねようと考え唸っている。――が、突然唸りが止む。

「ええい、まどろっこしいわ! 長く言えば、人間が作り出せるあらゆる物の作り方さえ知っていれば、その出来上がった物を現実に手にすることが出来るのよ。こんなふうにね!」

 半切れになりながら早口で捲くし立て、その手には拳銃を握っていた。この場を第三者に見られれば脅しているようにしか見えないな。

「つまり、突然拳銃が現れていたのは、頭の中で作り方を浮かべ、出来上がった物を手にしていたってことですか?」

「理解が早くて助かるわ」

 だとすると、ドロシーの能力はかなり凄いものなんじゃないだろうか。いろんな物を瞬時に出すことが出来るんだ――一言で言えば万能。そんな言葉がぴったりだ。

「別にそうでもないわよ」

 表情に『凄い』と出ていたのか、ドロシーは何故か否定する。だけど、頭を少し掻きながら、こちらを見ずにそっぽ向いてる。もしかしたら照れているのかも……。

「……さっきも言ったけど、作り方を知っていなければ、へんてこな物が出来上がっちゃうし、作り方を頭で展開しなければならないから、何度もやっていると疲れちゃうしね~」

 だから、眠そうだったのか。

「それに、作り方が無い物っていうか、そもそも人が作れない物は出せないしね。例えば、炎、雷とか、かしら……。そういった物は出せないわ」

 フレアと対峙した時にそんなことを言っていたような、いなかったような。

「……ていうかあたしの能力はいいのよ。今は、リンの能力の方が先決……だけど、完全に行き詰ってるしね~。ふわ……」

 最後にあくびをひとつ。キョロキョロしたあとにベッドを見つけ、そのままダイブする。そして『眠い』と一言。

「……夜になったら、起こして。ふわぁ~」

 そう言われて窓から見える景色は、俺だけでなく百人が百人こう答えるであろう――夜。

「いや、もう夜なんですけど」と言う暇も無く、寝息が聞こえてくる。真剣に俺の能力に付き合ってくれたんだ。疲れたのだろう……子供みたいな理由だな。

 さて、どうしようか……。この世界について大体分かってきたことだし、適当にぶらつこうか。

 ――それに、行かなければならない場所があるような気がする。


 病院を背にして外に出ると、思わず後ろを見る。

 ぐっすり寝ていたドロシー。夜になったら起こしてと言われたが、さすがに、今寝た人を起こすのは気が引けるので、申し訳程度にシーツを被せて置いて来たのだが、後で文句言われたりしないだろうか?

 まあいい。今はそれよりも、俺は行かなければならない。どうしてか分からないし、どこに行かなければならないのかも分からないが、本能の赴くさまにまかせて歩を進める。どこに着くかは分からないが、この先に何かが俺を待っている気がした。


 どこに向かっているのか分からずに進んでいる途中で、昨日通った十字路にさしかかった。昨日はただドロシーの背中だけを見失わないようにしていただけだったから、どこをどう通ってドロシーの住みかまで歩いたかよく分からなかったが、この十字路を通ったことだけは憶えていた。

「……ここではないな」

 自分の求める場所ではないので特に気にせず十字路を横断して突き進んだ。目的地も、自分が今どこにいるのかもよく分からないが、何となく自分の求める場所に近づいているという確信だけはあった。

「あとは、あそこの角を曲がれば……」

「――そこ曲がったら、リンとあたしが出会った場所じゃない。そんなところになんのようのなの?」

 唐突に背中から聴こえた声に、俺は前に跳んですぐさま後ろに振り返った。案の定、後ろにいたのはこの世界唯一の知り合いである――、

「……ドロシー」

 咄嗟の反応をしている間に彼女だと気付いていたが、急だったので驚いてしまった。

「もう! 起こしてって言ったじゃない」

 ドロシーは、右手の人差し指を立てて左手を腰に置いたポーズで言ってきた――絵に書いたような説教の仕方だな。

「あなたがこの世界について気になるのも分かるけど……。一人でどこかに行ったら、あなた迷子になっちゃうんじゃないの?」

 ……まあ、途中から自分がどこにいるか分からなくなってしまっていたけど……。

「目線が泳いでいるわよ。やっぱりそうなんじゃない。もう――」

 俺の表情を的確に呼んだドロシー。彼女の前では嘘を無意味のようだ。

「今のあなたはいろんな意味で迷子になっているんだから気をつけないと駄目よ」

 間違ったことは言っていないので、俺は短く『はい』と答える。

 ……ただ、本人にその気はなかったんだろうが、驚かされた事実は変わらないので、若干の被害者のつもりだったから、脅かされて怒られるという過程に少しだけ納得できない。

「……どっから、ついて来ていたんだ?」

「もちろん最初からよ」

「結構ここまで歩いてきましたけど、ついて来る途中で声をかけようとは思わなかったんですか?」

「それは……あれよ……」

 ドロシーも目線が泳いでいる。なにかやましいことでもあるのか?

「……まあ、正直に言うと、あなたってここに着たばかりでしょ? そういう場合、生前に縁のある所に、ふらりふらりと歩いてくのが多いのよ。だからあなたもそうなんじゃないかなって思って、どこにいくのかなーーーーって、ついきていたんだけど……」

 ドロシーは途中で言葉を切ると、俺の後ろを見る。……たぶん、俺がドロシーの声がかからなかったら進んでいた曲がり道を見ているのだろう。

「病院――そんなに気になるの?」

 あそこを曲がった先にあるのは病院のなのか。そういえば……最初に言っていたな。初めて会った場所だとか、驚きで記憶が飛んでいた。

「いや、別に……」

 なぜだか否定してしまった。悪戯を見つかった子供の心象に近いかもしれないな。

「まあいいわ。とりあえず帰るわよ」

 そう言って、俺がついて来ることを見越したかのように元来た道を戻り始めるドロシー。

 俺は一瞬、曲がった先にあるであろう病院に振り向く。……今日はもう仕方ないな。今度にしよう。

 そう思い立ってどんどん早歩きで進んでいくドロシーに追いつこうと走った。

「うわっ」「きゃっ」

 ――ら、別の曲がり角から歩いてきた女性にぶつかってしまった。俺はちょっと後ろに下がる程度で済んだが、女性は尻餅をついている。

「すいません! 大丈夫でしたか?」

 キャリアウーマンのような女性に近づき、謝罪して手を伸ばす。

「……ええ、大丈夫です」

 とりあえずの怪我などはしてなさそうだったけど、女性は、俺の謝罪も手も要らないばかりに立ち上がりお尻を二回三回はたくと、そのままドロシーがいる方向に歩いていく。

 当然ドロシーは俺の異変に気付いていたのでこちらに振り返っていた。だから、俺とぶつかった女性と視線が交わったようで、

「「…………」」

 お互いがお互い怪しい人を見たような表情をしていた。

 その視線以外には何もなく、そのまま女性は歩いていったけど、ドロシーはまだ気になっているのか、通り過ぎた女性の姿を振り向いてまで追いかけていた。

 ……女性が、魔女みたいな姿をしたドロシーに怪しい視線をおくるのは分かるが、どうしてドロシーまで訝しげに見つめていたんだ……。

「どうしたんですか? 何か気になることでも……」

 俺は、なおも真剣な表情をしているドロシーに駆け寄り訊いてみた。

「……彼女、死に神を視認していたし、あなたとぶつかっていたわ……」

「あっ!」

 そうか。死に神が視認できるということは、彼女は自殺するかもしれないということか……。

「彼女……自殺するんですか?」

「まだ分からないわ。……とりあえず、彼女について行きましょう」

 そう言ってドロシーは女性の後ろを追いかけていく。俺もまだよく分からずにそれに追随する。

 それほど離れていない位置にまだ女性はいたのですぐに追いつくことが出来た。そのまま、ばれない一定の距離で尾行を開始する。

 本来なら、死に神は普通の人には干渉されないので別に気にすることなく歩けるのだが、女性はこちらに干渉できるようだから、必要以上に尾行には気をつかうと思ったのだが、ドロシーは『ばれるわけないわよ』と言わんばかりに道の中央を歩いていた。俺も変に隠れていたら怪しいと思い、申し訳程度にドロシーの横で歩いていた。

 ……逆転の発想でこれもいいかもしれないが、やはり魔女服の女性と黒いコートの少年が二人、後ろから付いてきて怪しくないわけないようで、さっきからしきりにこちらを見ている。

「……ドロシー……警察を呼ばれるかもしれませんよ……」

「呼んでくれたらはっきりするんだけどね」

 俺の小声に普通の声で返してくるドロシー。言葉の通り、女性が警察を呼ぶことを望んでいるような言い方だ。

 はっきりする? ……なにを言っているんだ?

「自殺の匂いもしないし……やっぱり彼女は……」

「それって――」

『どういう意味?』と言葉を続けたかったが、ドロシーが急に立ち止まり、俺も止まる。

 その理由はすぐに分かった、眼の前の女性も立ち止まっていたからだ。

 女性は立ち止まると、バックの中をあさり始める。

「痴漢撃退スプレーとかも出してきたら、自殺はありえないわね……」

 今のドロシーの言葉で、何となくだけどドロシーの目的が理解した。

 ……たぶんドロシーは、彼女が自殺するかどうかを見極めているのだと思う。自殺する人が警察を呼ぶとは思えないし、自分の身を守るために痴漢撃退スプレーなんて使わないだろうという心理を考えているのだと思う。

 ……だけど、自分たちが見えているってことは、彼女は自殺を求めているということではないのだろうか?

 そんなことを考えていると、眼の前の女性がバックをあさるのをやめたかと思ったら、後ろを振り向きこちらに歩いてきた。

「あら? 彼女かなり肝っ玉が強そうね。怪しい二人組みに近づいてくるなんて……」

 ドロシーは、彼女の行動を気にしてはいないようで笑いながら分析していた。

 女性は俺たちの真正面で立ち止まると、ドロシーではなく俺を見る。

「さっきぶつかったとき、何か落ちていなかった?」

「えっ?」

 質問の意図は理解していたが、つけていたことへの糾弾かと思っていたので、思わず聞き返してしまった。

「ええ、キーホルダーみたいなのだったら落ちていたわよ。あれ、あなたのだったのかしら?」

 代わりにドロシーが答えた。女性は短く『ありがとう』と言って今来た道を戻っていく。

「じゃあ、あたし達も帰りましょう」

 そう言ってドロシーは、女性を追いかけることなくそのまま前を歩き始めたので、『ええ!』と女性とドロシーを交互に見て、ドロシーについて行く。

「彼女は自殺するんじゃないんですか?」

 ドロシーの横に張り付き質問した。

「彼女からは自殺の匂いはしないわ。それに、二回もあたしは彼女の眼を見たけど、弱そうな瞳ではなかった。……だからもういいわ」

 もう話すことはないと言わんばかりに歩くスピードを速めるドロシー。俺もスピードを上げながら話す。

「どうしてもういいって言うんですか? 普通の人たちには俺たちが見えないはずなんですよね。俺たちが見えるのは自殺者だけ。だから彼女も自殺するでしょ? どうして止めないんですか? 自殺を止めることが自分の仕事だって言ってたじゃないですか?」

 俺の質問には答えたくないのか引き離しにかかるドロシーだったが、あの大きな十字路の信号に阻まれて止まった。車なんて通っていなかったが、律儀に守ったようだ。

 俺はチャンスとばかりにドロシーの横に辿り着いた。ここの信号はしばらく赤が続くから話すにはもってこいだ。

「ちゃんと説明してくださいよ」

 ドロシーは、話したくないとばかりに溜息をつくと、重々しく口を開き始めた。

「――見えているからって自殺とは限らないわ。死ぬ予定にある人間全てが、あたし達を視認することが出来るのよ」

「自殺以外でも俺たちを視認出来るなら、彼女は死ぬってことでいいんですよね?」

「ええ、自殺ではない死が、彼女を待っている可能性はあるわ。だけど、確実に死ぬってわけでもない。死ぬかもしれないほどの何かが待っているのは確実だけどね」

 そうと分かっているのに、どうしてドロシーは助けようとしないんだ?

「だったら彼女を救いましょうよ。自殺を止めているんだから、同じことでしょう?」

 ドロシーは首を横に振る。

「自殺を止めるのと、自殺以外の死を止めるのは違うのよ……」

「違うって、何がですか?」

「簡単に言えば、死に神は自殺を止めることは出来ても、それ以外の死ぬかもしれない事象を止めることは出来ないわ。仮に……っていうか止めることは出来るのできるけど、その人がその死ぬかもしれない何かが先延ばしになるだけで、完全に回避することは出来ないのよ」

「て、ことは、彼女は死ぬってことですか?」

「確実ではないわ。だけど、運が悪ければ……死ぬでしょうね」

「……なんとかならないんですか?」

「なるんだったら助けているわよ。……あなたなら絶対そう言うと思っていたから、話さないで帰りたかったんだけど……」

 だから急いでいたのか……。

「……これはあたしの仮説なんだけど、自殺は自分の意思で死ぬものだけど、自殺以外の死は、世界の意思で死ぬんじゃないかしら……」

「……だから、俺たち人には止められないってことですか?」

 ドロシーは短く『そうね』と答えると同時に、さっきの女性が俺たちの横で信号を待つために止まった。

「さっきは、ありがとうございました。おかげで娘からのプレゼントを失くさないですみました」

 女性は、そう言ってこちらに頭を下げてきた。そんなことはどうでもいい、『あんた死ぬかも知れない』と言いたかったが、言ったところで意味はないと分かっていたので声が出ない。何とか救う方法はないかと模索しているが出てこない。

 そうこうしているうちに信号が青になった。

 女性は急いでいるのか、こちらに軽くお辞儀をすると速足でかけていく。その姿を眺めていると、その女性が横から強い光りを浴びていく。それと同時に、何か走るような音が聞こえてくる。

 もしかしたらと思い、それが何か見ようとしたその瞬間、ドロシーが俺の視界を遮るように体を俺の前に持ってきて強く抱きしめた。

 ――その直後に地面を焼き尽くすブレーキ音と何かがぶつかる音が響いた。

 ドロシーは、早くこの場を立ち去りたかったのか、俺を抱きしめたままで足を引きずるように進む。横断歩道は進むのを止めたらしく、別の道に進んでいく。

 俺はその間、抵抗する気もなくただ身を任せていた。さっきの視界を覆った瞬間に強烈に鳴り響いたブレーキ音と、衝撃音が耳から消えなかったからだ。

 たぶん、あれは、人が死んだ音だ……。

「憶えておきなさい、リン。あたしたちが救えるのは、『明日を見ていない人』だけで、『明日を見ている人』を助けることはあたし達には出来ない。……なぜなら、あたし達は神でもなければ聖者でもない。死に神なんだから……」

 ――その後、どうやってドロシーの住処に戻ってきたか憶えていない。……気付いたら、ベッドの上で眠りについていた。


 俺は、昨日と同じ時間帯にまた一人で出歩いていた。

 ……昨日のショックが少しだけ尾を引いていたが、ドロシーが『割り切るしかないわよ。だけど、自殺を止めれることは確かなんだから、そっちを頑張りましょう』の言葉で、少しは気持ちが安らいでいた。

 助けられない命があるのかもしれないが、助けられる命もあるのも確かなのだから、助けられる命を精一杯に助けようと自分自身に誓った。

 そして今回、また出歩いているのは、昨日ドロシーの邪魔が入っていけなかった病院に行こうと思ったからだ。

 今回はドロシーはついてきていない。なぜなら、昨日のことの気分転換をしたいと言ったら、真剣な表情で納得してくれたからだ。

 たぶんついてきてはいないと思う。俺が気付いていないだけかもしれないが……。そうして歩いていると、目的の病院に辿り着いた。

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