第11話 バンシーと姉妹の意外な共通点

「私たち、どこかで繋がっているのかもしれない――火刑台の炎と、妖精の光。それが同じ根源を持つなんて、馬鹿げてるはずなのに。」


ジャンヌとアルティの姉妹は革命軍の中核メンバーであり、火刑トラウマを抱えながら枢機卿リシュリューの洗脳と戦う日々を送っている。一方、妖精教皇バンシー・N・アティスールは、洗脳光を過去に使った罪悪感と、リシュリューに支配されそうな立場から抜け出せずにいる。表向きは敵同士――しかし、三人それぞれが“転生じみた記憶”に苦しみ、炎や洗脳による恐怖を共有している可能性があるのだ。


この外伝では、彼女たちが直接顔を合わせるシーンはほぼない。しかし、それぞれが見るフラッシュバックや幻視、あるいは遠くから相手を感じ取るような不思議な感覚を通じて、「似ている部分」が浮き彫りになっていく。バンシーの妖精的な洗脳光と、姉妹が抱える火刑の炎が、どこか同質のエネルギーを持つかもしれない――そんな示唆が物語のラストで示されるものの、完全な解明は先の展開に委ねられる。


一、バンシー・N・アティスールの内なる痛み


1. 幼い姿と“洗脳光”の過去


妖精教皇バンシーは、見た目こそ幼女のようだが、その瞳には大人をはるかに超えた悲しみや罪悪感が宿っている。かつて、彼女が持つ妖精由来の光――洗脳を引き起こすほどの力――を誤って使い、多くの信徒を服従させてしまった過去がある。その行為は本人にとって大きな後悔であり、償えない罪のように重くのしかかっている。


ところが、今のバンシーは教皇という地位にあるとはいえ、実質的には枢機卿リシュリューの傀儡にされつつある。彼女の妖精力を利用しようとするリシュリューの策略から逃れたくても、逆らえば自分が洗脳されるリスクがある。さらに、自分が“洗脳光”を使える存在だという罪悪感から、「どうせ私は逃れられない運命なのだ」と自暴自棄な思いも芽生えていた。


2. フラッシュバックする火のイメージ


不思議なのは、バンシーが時折“炎の幻影”を見てしまうことだ。自分は火刑など受けたことがないはずなのに、閉じこもるように目を閉じると、なぜかじっとりと焦げつくような熱気がイメージとして浮かぶ瞬間がある。過去に洗脳光を発動したとき、一部の信徒が炎に包まれる事故があったという話もあるが、それだけでは説明しきれないほど鮮明な幻影だ。

バンシーは自分の部屋で一人になったとき、幼い手を伸ばして壁に影絵のようなものを作り、そこに燃え盛る炎を想像してみる。すると、まるで自分の身体が焼かれかけるような恐怖が一瞬襲い、冷や汗が流れる。(私には関係ないはずの炎が、どうしてこんなにリアルに感じられるの……?) そんな疑問が、彼女の心にこびりつく。


二、ジャンヌとアルティの火刑トラウマ


1. 姉妹が見る炎の悪夢


一方、ジャンヌとアルティは“火刑台に縛られる”という悪夢に悩まされている。魔女裁判の経験がそのトラウマの主な原因だが、それだけではなく、二人とも前世のような記憶を断片的に感じ取る瞬間があるらしい。ジャンヌは自分がかつて炎に焼かれたようなリアルな痛みを夢中で回想し、アルティは時空が歪むようにさまざまなイメージが混ざり合う夢を見る。

どちらも炎そのものが象徴的に現れ、焦げる臭いや焼かれる感覚まで再現されるほど鮮明だ。そのため、姉妹は日常生活でも炎への嫌悪や恐怖が抜けず、焚火や松明を見るたび体が強張ってしまう。「こんなことでは枢機卿の洗脳に立ち向かえない」と焦りつつも、怖いものは怖い。ふとした拍子に意識を失いかけることすらあるのだ。


2. “洗脳”に対する怒り


姉妹が抱く炎のトラウマは、洗脳装置タッチベルへの強い嫌悪と繋がっている。「自分の意志を奪われる苦しみ」は、火刑台で命を奪われる恐怖と同じくらい理不尽だというのが二人の見解だ。なぜなら、炎による処刑も洗脳による服従も、“自己の自由や尊厳を踏みにじる”行為にほかならないからである。

だからこそ、姉妹はなおさら洗脳を止めたいと願いながらも、炎の悪夢から完全には抜け出せずにいる。もし洗脳兵との戦闘で火を使うシーンがあれば、姉妹は震えで体が動かなくなるかもしれない。そんな危うさを自覚しつつも、アルティなどは「私はもう逃げない」と自分に言い聞かせる日々が続いていた。


三、三人が共有する“転生じみた記憶”の影


1. バンシーにも転生の欠片?


ここで仮説として浮かぶのが、「バンシー自身も転生じみた記憶を抱えているのではないか」という可能性だ。彼女が妖精的な姿でありながら、火の幻影を見たり、洗脳光に対して激しい拒絶感を覚えたりするのは、もしかすると前世で火刑に遭った経験があるからかもしれない。

バンシー本人は意図的に過去を封印しているため、自覚が薄い。しかし、ある日ふと“ノート”に書き殴ったメモを見ると、「昔、炎で失った信徒たち」「火は光、光は救い……いや、破滅。どちらが真実?」といった断片的なフレーズが散りばめられている。ここには、彼女が自分でも説明できない衝動に突き動かされて書いたような痕跡があり、後で読み返すと意味不明だが、そこに何か本能的な恐怖や痛みが刻まれていると感じる。


2. 三つの視点:炎、洗脳光、そして恐怖


興味深いのは、ジャンヌ&アルティ姉妹が抱える“炎”の恐怖と、**バンシーの“洗脳光”**が、いずれも強烈なエネルギーとして描かれる点だ。炎が物理的に人を焼くのに対し、洗脳光は精神を絡め取り、自由意志を焼き尽くすかのように振る舞う。

一見、炎と光は真逆に見えるが、その根源にある“圧倒的な力”という意味では似ているのかもしれない。転生じみた記憶を持つ三人が、それぞれ過去のカルマを背負っているとすれば、炎と光は同じ種を持ち、使い方や立場の違いで“火刑”にも“洗脳”にもなるという見方ができる。

もちろん、この段階では三者ともそれをはっきり自覚しているわけではない。ただ、断片的なフラッシュバックや幻視の中で「自分が恐れる炎や光は、実は同じ根源を持つのではないか」という疑念がよぎる場面がある。そこにこそ、三人の意外な共通点が埋め込まれている。


四、バンシーと姉妹それぞれの独立パート


この外伝の展開上、三人が直接対話する機会はほぼない。むしろ、バンシーが妖精教皇として苦悶する場面、ジャンヌが火刑を思い出して震える場面、アルティが時空歪む悪夢にうなされる場面を、それぞれ独立したパートで描き、最後に暗示的な繋がりを示す構成がとられる。

1. バンシーのパート:

• 洗脳光のトラウマに苦しみ、リシュリューの命令に逆らえずにいる。

• 幼女の姿であるが故の孤独と、妖精としての長い記憶の狭間で揺れ動く。

• 火の幻影を見てうなされるシーンがあり、「なぜ私は炎をこんなにも恐れる?」と自問する。

2. ジャンヌのパート:

• 騎士としての矜持と、火刑に対する絶望的な恐れがせめぎ合う。

• 「もし洗脳光に自分が飲み込まれたら、炎で裁かれるほうがマシなのか……」と極端な思考に陥る瞬間もある。

• 同時に、転生の片鱗を感じ、「私は別の人生で同じ炎に焼かれたのか?」と苦悩する。

3. アルティのパート:

• 時空が歪む悪夢を見て、自分がいる世界以外から視線を感じる。

• バンシーが書き残した「妖精論文」の一部を偶然目にし、そこに“洗脳光と炎のエネルギーが同質である可能性”という一節を発見。

• 「姉や私が恐れる火刑の炎と、教皇バンシーが使う光がどこか似ている気がする……」と心中で衝撃を受ける。


五、アルティが発見した「妖精論文」のメモ


1. 書簡庫での偶然の邂逅


アルティがこの“妖精論文”を手に取るエピソードは運命的とも言える。革命軍が入手したある教会文書の中に、バンシーが昔書いたメモが紛れ込んでいて、アルティが整理作業を手伝っていたときに偶然見つける……という形だ。古い文字と専門用語が並び、詳細はすぐには読めないが、一部に「光エネルギーと炎エネルギーは衝突しながらも同質の核を持つ」等の興味深い文言が書かれている。


「炎と光……まるで姉さんや私が恐れる火刑の炎と、バンシー教皇の洗脳光のことを言ってるみたいだけど……どういう意味なんだろう。」

アルティは首を傾げ、オーギャストや乱世にも相談してみるが、古文書の解読には時間がかかるらしい。加えて、この論文の著者が“バンシー・N・アティスール”本人だと分かって驚愕する――妖精教皇の名は広く知られているが、彼女がこんな研究書を残していたことはほとんど伝えられていないのだ。


2. 自分とバンシーは似ている……?


アルティはこのメモを読んで心がざわつく。「もしかして、バンシー教皇もまた炎を怖れているのか? 洗脳光を使う彼女が、私たちの火刑の苦しみと同じものを背負っているってこと……?」

表向きは敵同士なのに、同じ恐怖を共有しているかもしれない――その発見は衝撃的だった。アルティは姉ジャンヌにだけ打ち明け、「姉さん、教皇バンシーは私たちと同じ火刑のトラウマを抱えてるのかもしれないわ」とそっと耳打ちするが、ジャンヌも「それは信じ難い話ね。でも……そうかもしれない」と困惑気味に応じるしかない。


六、ジャンヌの火刑のフラッシュバックに差し込む“光”


1. 炎の恐怖と洗脳光の重なり


その夜、ジャンヌはいつものように火刑のフラッシュバックにうなされるが、不意に“光”が差し込むイメージを感じた。ほのかな妖精的輝きのようで、まるでバンシーが身に纏う洗脳光にも似ている。光が炎とせめぎ合う場面が脳裏を掠め、両者が激突しながらも融合するかのような奇妙なヴィジョンが現れる。

(なんだろう、これは……炎が光に包まれて、炎の熱さが冷まされていくような……いや、逆に光の強さが増すと火が大きくなるみたいにも見える。どっちが救いで、どっちが破滅なの……?)

半覚醒のまま考えていると、夢の中の光が一瞬バンシーの姿を映したように見え、「どうしてあなたまで炎に……」とジャンヌは呟こうとするが、言葉にならない。目が覚めたとき、姉妹の部屋には燃え残りのランプの明かりだけが揺れている。


2. “もしかして私たちは分かり合えるかも”


ジャンヌは乱れた息を整えつつ、「バンシー教皇も私たちと同じ炎を恐れているなら、もしかして話が通じるのかもしれない」と微かな希望を抱く。しかし、バンシーは枢機卿の側につく立場であり、革命軍にとっては明らかに敵だ。そんな甘い期待を抱いても裏切られるだけかもしれない。

それでも、転生じみた記憶や火刑への恐怖を共有する者同士なら、あるいは手を取り合う可能性もゼロではないのでは――ジャンヌはそう願いつつも、自分の考えを仲間たちに素直に打ち明けられない。あまりに夢想的な希望に思えるからだ。


七、バンシーの心にも響く姉妹の“炎”


1. バンシーに届いた断片的な情報


一方、バンシーは自室に閉じこもる夜、どこからともなく聞こえる噂話を耳にする。革●命軍のジャンヌとアルティ姉妹が、火刑から生還した元“魔女裁判”の被告だという事実。彼女たちは今も炎に怯えながらも、洗脳を阻止すべく戦っているという話。「火刑の炎なんて怖くない」と嘯く者もいれば、実際は姉妹が深いトラウマを抱えているという。バンシーはその断片に、なぜか胸がざわつく。

「私もまた、炎を――いや、洗脳光を――怖れているんだわ。」

バンシーは、もし姉妹と出会っていたら何かが変わったのだろうかと思いを巡らす。敵同士という立場を忘れて、同じ痛みを抱える者として共感できるのかもしれない。けれど現実には、バンシーはリシュリューに縛られている立場だ。姉妹に会いたいと公言するわけにもいかず、ただ孤独を深めるだけだった。


2. “火刑”と“洗脳”の背後にあるもの


バンシーが「自分の洗脳光は火の力とも似ている」と気づくのは、ほんの些細なきっかけ――たとえば以前に書いた妖精論文を読み返すとか、あるいは教皇儀式の際、枢機卿が火を象徴する御神体を用意する場面を目撃するとか。そうしたスパークによって、「炎と光は互いに破壊と支配の手段になり得る」という認識が芽生える。

そのとき、ふと姉妹の火刑トラウマの話を思い出し、自分が彼女たちと同じ道を歩むのではと恐ろしくなる。つまり、三人とも本質的には“転生じみた輪廻”の中で、炎や洗脳光に縛られる運命にあるのかもしれない――そんな運命論的な不安が、バンシーの胸を締めつける。


八、クライマックス:三者の意識が一瞬交錯する


この外伝のクライマックスでは、バンシーと姉妹が物理的に対峙する場面はなく、三人の意識がシンクロするような幻想的なシーンが描かれる。以下は、そのイメージのあらましである。

1. ジャンヌが騎士の夜営地で寝ている最中、火刑の悪夢に沈む。炎が迫り、絶叫しそうになるその瞬間、ぼんやりとした洗脳光が視界を浸食し、炎が光に溶けてゆくイメージが浮かぶ。ジャンヌはどこか遠くから聞こえる歌声のようなものを感じ、それがまるでバンシーの囁きに思えてハッとする。

2. アルティは同じ夜、書簡の片づけをしながら寝落ちし、またも時空の歪んだ夢を見始める。そこには姉とよく似た姿が火に焼かれて叫んでおり、同時に幼女のシルエットが眩い光を振りまいている――その幼女がふと、アルティを振り返り「あなたも私と同じ……炎が怖いのね」と言ったように感じ、アルティは泣きながら「違う、私は……」と返事をしようとするがうまく声が出ない。

3. バンシーは同じ夜、洗脳光の制御に関する書物を読んでいる最中にウトウトし、「炎に焼かれる少女たち」の幻を目にする。なぜ自分が彼女たちを知っているような気がするのか分からないが、その光景を放置できずに手を伸ばそうとすると、自分の腕が妖精の光を放ち、炎と衝突するように眩い閃光が走る。バンシーは思わず「怖い……ごめんなさい……」と叫び、そこで目が覚める。


こうして物理的には離れた場所にいる三者が、奇妙にリンクした夢や幻視を同じ夜に体験する。まるで“転生じみた記憶”が共鳴し合い、炎と光が衝突した結果、一瞬だけ交わったかのようなドラマチックな演出である。


九、示唆される“炎と光の同質性”


1. 妖精論文の核心


アルティが見つけた妖精論文や、バンシーの過去のメモには、断片的にこう書かれている――「火は光に他ならない。光は人を導き救うが、ときに灼熱となり命を焼く。洗脳光も火刑の炎も、その核は“意志をねじ曲げる”か“身体を焼く”かの差にすぎない。使い手や状況次第で、光は炎に、炎は光に変貌する。」

これが事実であれば、姉妹が恐れる火刑の炎と、バンシーが忌み嫌う洗脳光は、コインの裏表のように同質の力を持ち、方向性が違うだけで根源は同じとも言える。何らかの転生において、三者が同じ力を循環させている――そんな運命論さえ想起させる。

もちろん、オーギャストや乱世らが論文を読んでもピンとこないかもしれない。ただ、“炎”と“光”が表裏一体として人の魂を焼き、あるいは支配するという発想自体は、リシュリューの洗脳手法と火刑が根本で結びついているという仮説を補強する。リシュリューは炎ではなくカメラの光で人々を縛り、姉妹は火刑から逃れつつ炎を恐れ、バンシーは洗脳光を使う自分を怖れている――何とも皮肉な対照構造だ。


2. “手を取り合えば新たな力に?”


外伝のラストシーンでは、ジャンヌとアルティがこの論文の要約を読み、「もし本当に炎と光が同質の力なら、私たちとバンシーが手を取り合えば、新しい何かを生み出せるのかもしれない」と微かな希望を語り合う。姉妹はまだそこに確信があるわけではなく、「あり得ない話だけどね」と自嘲気味だ。

しかし、読者には「ああ、三人がともに手を取り合えば、火刑の炎と洗脳光を凌駕する力が生まれる可能性があるのかもしれない」という期待を持たせる。もっとも、現状ではバンシーはリシュリューの支配下にあり、姉妹と敵対している立場。それを乗り越えるためには相当な困難が待っているだろう……という余韻を残したまま、物語は次の展開へとバトンを渡して終わる形になる。


十、まとめ:敵同士に見えた三人の奇妙な共鳴


この外伝が伝える核心は、「ジャンヌ&アルティ姉妹の火刑トラウマ」と「バンシーの洗脳光の後悔」が、実はどこか似通った根源を持つかもしれない、という点だ。転生じみた記憶や、炎と光の相似性が示唆されるが、まだそれが何を意味するのかは明らかになっていない。

ポイント:

• 三人とも“前世”や“別の時間軸”における痛みを抱えているらしい。

• 火刑の炎と洗脳光が、同じエネルギーの裏表ではないかという仮説。

• もし三人が手を取り合えば、新たな突破口が開かれるかもしれない……が、現状は敵対関係が障壁となっている。


最終的に、この外伝は三人が直接顔を合わせることなく終了する。しかし、読者には**「将来的に彼女たちが出会い、火刑の炎と妖精の光が融合するような展開があるのではないか?」**という期待を喚起させる。姉妹が怯える炎と、バンシーが恐れる洗脳光は、本当に同じ種を持つのか。それが善にも悪にもなり得るのであれば、三人が共鳴し合う場面がいつか訪れるのではないか――そうして物語の続きへと読者を誘う。


このように、表向きは完全なる敵同士でありながら、心の奥底では共通の苦しみを抱えるバンシーと姉妹。その“意外な共通点”が、いつか思わぬ形で絆を生むかもしれないし、あるいはさらなる衝突を引き起こすかもしれない。いずれにせよ、炎と光が交わる瞬間が、彼女たち三人にとって宿命的な転機となるであろう――。


(第11話・了)

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