第8話 バンシー教皇の内なる迷走

(もし本文が途中で切れた場合は「続き」とコメントしてください。全角7,000文字以上を目指して長文にしていますので、適宜スクロールしてご覧ください)


――バンシー・N・アティスール。

その名を聞けば、多くの者は「妖精教皇」として崇敬や恐れを抱く。それは、かつて彼女が自らの“洗脳光”で多くの信徒を増やし、国や教会に絶大な影響を及ぼした事実によるものだ。しかし、その少女じみた愛らしい姿の奥底に、彼女は多くの後悔や苦しみを抱えていた。今まさに、枢機卿リシュリューの支配に巻き込まれつつある現状をどうにか断ち切りたいと願うが、絶対権力を誇る彼に逆らえば、自分も洗脳されるか、あるいは教皇の座から追放されるのではないか――そんな恐怖が、バンシーの自由を奪っているのである。


だが、妖精教皇としてのプライドと罪の意識が入り混じるこの宿命から、バンシーはどこかで抜け出さなければならないと思い始めていた。自分の力が“洗脳光”として扱われるのは、もうたくさんだ。幼子の姿に留まったままの身体も、彼女にとっては呪いのようなもの。いつまでも“大人の都合”に振り回されるだけでは終われない。けれど、いったいどのように行動を起こせばいいのか――その答えが見えないまま、日々は過ぎていた。


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## 一、バンシーが背負う暗い過去


「教皇様、本日の儀式の準備が整いました」


そう告げたのは、メイド長セバス。長いスカートとエプロンに身を包み、まっすぐにバンシーへと視線を向ける。セバスはもともと忠誠心の厚い人物だったが、最近どこか表情が硬い。時折、遠くを見つめるような空虚な目になることが増え、バンシーはその変化を敏感に感じ取っていた。

(セバス……まさか、もう洗脳の影響が出始めているのではないだろうか)

バンシーは胸がざわつく。枢機卿リシュリューが国中に普及させているタッチベルは、表向き“便利な通信端末”として評価されているが、そのカメラ機能によって魂を抜き取り、洗脳下に置くという噂が、バンシーの耳にも届いていた。事実か否か――バンシーがそれを問いただしても、リシュリューは含み笑いを浮かべ、「教皇様が気にすることではありませんよ。国を正しく導くための手段にすぎません」と言うだけ。自分が教皇としてリシュリューの操り人形になりつつある証左を、まざまざと見せつけられている気がした。


バンシー自身にも“洗脳光”の過去がある。まだ彼女が純粋な妖精として生きていたころ、無意識に発動してしまった力で、多くの人を服従させてしまったのだ。深い罪悪感と、それでいて一部の者からは「奇跡だ」と崇められる複雑な経緯が、“妖精教皇”という今の地位を生んだ。だが、そんな称号が実質的にリシュリューの手中にある以上、彼女はただの“傀儡”でしかない。そこにこそ、彼女の苦悩の根源がある。


セバスは洗脳の影響で心が徐々に支配されているのか、はたまた忠誠心が増幅されているだけなのか、バンシー自身もはっきりしない。ただ、時折メイド長の瞳に宿る微かな揺らぎを見て、バンシーは確信する。**「セバスは完全には枢機卿の洗脳に落ちていない」**と。自分のように、何かしらの後ろめたさや疑念を抱いているに違いない。だからこそ、バンシーは彼女を“最後の砦”として信じていたのだ。


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## 二、枢機卿の絶対命令と教皇のジレンマ


「教皇様、本日はタッチベル信徒たちへの新たな祝福を行っていただけるよう、リシュリュー様よりお言葉がありました」

側近の一人がそう告げに来るたび、バンシーは小さく溜め息をつく。リシュリュー枢機卿の命令は絶対とされ、バンシーが反論できる余地はほとんどない。教皇といえど実質的な権力は枢機卿の方が上――それが、この国の現実だった。

「わかりました。すぐに参りましょう」

小さな背中に、重たすぎる衣装と責任がのしかかる。バンシーは自嘲しながら、玉座を下りる。心の中では「また儀式を行い、洗脳兵を増やす手助けをさせられるのか」と嫌悪が渦巻いていたが、それを押し殺さなければならない。もしこの場で逆らえば、リシュリューが黙っているとは思えない。下手をすれば、自分の妖精的な力を封じられ、教皇の座を追われるのは目に見えている。


リシュリューは優雅な物腰と底知れない冷徹さを持ち、バンシーの“洗脳光”を利用しようと目論んでいるふしがある。幸いにも、バンシーの力は完全にはリシュリューの思い通りになっていないが、それもいつまで持ちこたえられるだろうか。うかつに叛意を示せば、タッチベルで自分を撮影され、逆に支配されるリスクがある。要するに、彼女には「逃れるすべ」が限られているのだ。


「……教皇様、もうお時間でございます」

セバスの声が硬く響く。バンシーは一瞬、その瞳を見つめてみたが、やはりセバスはうつむいたままで何も言わない。洗脳がどれほど進んでいるのか――バンシーは確かめたくても確かめられない現実に、胸が痛むばかりだった。


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## 三、メイド長セバスの忠誠と葛藤


セバスはメイド長としてバンシーに仕えて久しい。しかし、ここ最近、自分の意志がどこまで残っているのかを疑問に思う瞬間が増えていた。タッチベルの宣教師たちが屋敷内を行き来し、枢機卿の写真撮影の儀式を口実に、あちこちで“カメラ”を向けている様子を見て、セバスは何度か撮影を受けていた記憶がある。ただ、それがいつ、何の目的で行われたのか、鮮明には思い出せない。まるで記憶に幕がかかったかのように曖昧なのだ。

(もしかすると、私は既に枢機卿の洗脳の影響を受けているのかもしれない……)

そう思うと胸が軋む。バンシーに仕えたいという忠誠心は昔から変わらないが、最近その忠誠が自分の意思なのか、それとも洗脳による強化なのかが判然としなくなってきた。


そんなセバスを見つめるバンシーの目は、どこか悲しげだ。時折、教皇から手渡されるメモには、一見すると何気ない言葉が並んでいるが、その文面をじっくり読むと「もしあなたが自分の心を失いそうなときは、私が光を差し伸べます」とか、「必要であれば、私にわずかな合図を送って」と暗示めいたフレーズが含まれている。メイド長としては「これはいったい……?」と思うが、読んでいる途中になぜか頭がぼんやりし、最後まで理解できないまま破棄してしまうこともあった。

実はそれこそがバンシーなりの“暗号メモ”であり、セバスの自我を呼び覚ますヒントのつもりだった。単純な言葉遣いに見せかけて、多段仕掛けのメッセージを含ませる手法。バンシーは自らがChatOPTを扱えない代わりに、オーギャストや革命軍から伝え聞いた暗号理論を部分的に真似している。もちろん、成功率は低く、むしろセバスの洗脳が進めば破り捨てられる恐れもある。それでもバンシーは諦めず、紙片を忍ばせるのだ。


(セバス、あなたの忠誠は本物のはず。この国の人々を苦しめる枢機卿の思惑を、見過ごしてはいけない……。私がいずれ必ず、あなたを救う手立てを探すから)

そう心で念じながら、バンシーはメモを渡し続ける。セバスのほうも微かな違和感を抱きながらも、どこかでその言葉に救いを求めている。互いに言葉を交わさずとも、なんとかして繋がろうとする思いが、ギリギリの均衡を保つ原動力となっていた。


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## 四、リシュリューへの密かな抵抗


ある夜、バンシーは長い儀式を終えて自室に戻ってきた。部屋は調度品こそ豪華だが、彼女にとっては牢獄同然。自由に外出することも、勝手な指示を出すこともままならない。儀式では教皇としての威厳を示す必要があり、集まった信徒たちに“祝福”を与える建前でタッチベルの撮影を見守らなければならない。実際には枢機卿が洗脳を進めているだけだというのに……。


「……こんなの、もうやめたい」

声に出してみても、部屋には誰もいない。彼女はため息をつき、窓を開けて夜風に当たる。教会の敷地を見下ろすと、信徒たちが眠りについた静寂が広がっている。かつての洗脳光を用いて人々を支配していた自分と、いま枢機卿の洗脳計画に協力させられている自分――どちらも自分自身であると痛感すると、胸が締め付けられるような罪悪感に苛まれる。

(私は、何もかも失ったって仕方がない。だって過去に、あれだけのことをしてしまったんだから……)

しかし、一方で「それでも、これ以上多くの人を苦しませたくない」という強い思いも芽生えている。自分の罪を贖うために、枢機卿の支配を何とか阻止しなければ、と。とはいえ、どう動けばいいのか。バンシーの頭に浮かんだのは、革命軍の存在だった。噂によれば、洗脳に抵抗しようと立ち上がる者たちがいるらしい。あの少年革命家“乱世”や、その仲間であるジャンヌ、ドゥッガーニらが奴隷解放や洗脳阻止を掲げているとの話は、密かにバンシーの耳にも届いていた。


(私から直接革命軍に連絡を取ることができれば……何か変わるかもしれない)

だが、教皇という立場で公然と接触すれば、すぐにリシュリューに感づかれるのは明白だ。そこでバンシーは考える。**「誰か間に入ってくれる者はいないか?」**――答えは、薄々予想していた。メイド長セバスが最後の鍵になるかもしれない、と。


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## 五、メイド長セバスへの暗号メモ


翌日、バンシーは儀式の合間を縫ってセバスに何度か小さな紙片を渡す。今回はより直接的な書き方を避け、言葉遊びのような文面に仕上げている。「今夜、月が昇ったら窓辺で星を数えたいの。あの光はきっと、遠くの人と私たちを繋いでくれると思うから」といった詩的な書き方が並ぶだけで、一見するとただの夢見がちな少女のメモのようだ。

しかし、その文章の各行の頭文字を縦読みすると、別のメッセージが浮かび上がる――**「革命軍へ 密書」**などという明白なフレーズだ。さらに、行間に幾つか挿入された記号を照合すれば、**「私の部屋の扉が叩かれたときに、窓から手紙を投下する」という指示**が暗示される仕掛けになっている。

セバスは最初、そのメモを読んでもピンとこないまま「はい、かしこまりました」とだけ答える。だが、その夜、枕元でメモを再確認したとき、どこか記憶の端で何かが刺激されたのか、ふと「もしや、これは隠された暗号では?」と閃く。自分の中に渦巻く洗脳の影響が、一瞬緩んだような気がして、セバスははっと息を飲む。


(教皇様は、何か助けを求めている……? リシュリュー様ではなく、革命軍と呼ばれる人々に?)

思考がもやに包まれかけるが、セバスは両頬を叩いて必死に自分を鼓舞する。昔の自分なら、きっとバンシーのためにどんな協力も惜しまなかったはず。いま洗脳の霧がかかっていても、完全に心を奪われたわけではないと信じたい。そのわずかな意志を頼りに、セバスは「わかりました、教皇様……」と唇を噛みしめ、決意を固める。


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## 六、密書を送るための一計


その夜更け、教皇の私室の扉が軽く叩かれる。バンシーは予定通り、窓から細い紐で巻いた書簡を下ろすつもりだが、この館にはリシュリューの刺客がいつ潜んでいるか分からない。一歩間違えれば、現行犯として捉えられる危険が大きい。

だが、バンシーにはわずかな“妖精としての純粋な力”が残されていた。まだ若干ではあるが、その力を使うと、周囲の人間の感覚を遮断する程度の幻惑が可能である。かつては洗脳光として多くの人を支配してしまった力を、逆に隠れ蓑として用いるのだ。彼女は胸の前でそっと指を組み、目を閉じて祈るようなポーズを取る。すると、薄い光がふわりと漂い、室内を包み込む。


(少しだけ……少しだけなら、これで見えなくなるはず……)

扉を開け、さっと窓辺へ移動する。そこにはセバスが控えていて、お互い目を合わせてうなずき合う。セバスはまるで人形のように無表情だが、その視線の奥に微かな決意が宿っているのをバンシーは感じ取った。もしリシュリューの手下が廊下を歩いていても、この微かな幻惑が続く間は二人の姿に気づかないだろう。

そしてバンシーは、短い書簡を紐でしっかり巻き上げて、窓の外へそっと垂らした。そこではオーギャストなどの革命軍の協力者が待機している……はずだ。成功すれば、この書簡が革命軍に届き、リシュリューの洗脳計画に抵抗できる足がかりになるだろう。

バンシーは祈るような気持ちで、その小さな手を放す。数十秒もしないうちに、紐が軽く引かれ、先端が空になった感覚が伝わる。どうやら無事に受け取ってもらえたらしい。胸をなで下ろすと同時に、幻惑の光がふっと消えかかる。危ないところだ。

セバスはまだ強ばった表情で、何か言いたげに口を開くが、すぐに閉じる。洗脳の呪縛が強まる前に、この場を離れねばならない。バンシーは何も言わず、セバスに軽く微笑みかけると、またそっと扉を閉じて自室へ戻る。これが彼女にできる精一杯の“密書作戦”だった。


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## 七、封印を解く“妖精の力”


こうして一度は革命軍との接触に成功したバンシーだが、リシュリューの警戒が解かれるわけではない。それどころか、最近になってリシュリューが「バンシー教皇もタッチベルの普及に積極的に参加していただきたい」と公言し始め、彼女を各地の式典へ連れ出そうとしているという。より多くの人々を洗脳下に置くためには、教皇自身の立場を利用したほうが効果的だからだ。

バンシーとしてはこれを断りたいが、教皇である自分が公務を拒否するのは難しい。しかも、もし反抗すればタッチベルで自分が撮影され、洗脳されるリスクが跳ね上がる。袋小路に追い込まれている状況だが、彼女はもう一つだけ“保険”を持っていた。それが、彼女が心の奥底に封印した“妖精としての純粋な力”――かつての洗脳光の源泉ともいえるが、本来は自分の存在を護るための防御にも使える力なのだ。


実際、その力を使うことはバンシーにとって大きなトラウマでもある。間違えれば再び周囲を洗脳してしまい、罪を重ねるかもしれない。しかし、だからといって何もしなければ、リシュリューが全てを支配する未来を止められない。

(少しだけなら……人の心を操るのではなく、“自分を護る”ために使えばいい。そうすれば、私自身が洗脳されるのを遮断できるかもしれない)

自問自答を繰り返した末、バンシーは意を決する。次にリシュリューが自分を動かそうとするとき、あるいはタッチベルで撮影しようとする瞬間に限って、この力を発動し、相手の干渉を防ぐ――完全に逃れきれる保証はないが、抵抗する術が何もないよりはましだ。彼女は心中で謝る。**「ごめんなさい、またこの力を使ってしまう。でも、あなたたちを支配したくて使うんじゃない。私はもう、誰の心も奪いたくはないんだ……」**


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## 八、枢機卿から離れる一歩


運命の歯車は、バンシーが密書を送った翌日、すぐに回り始めた。リシュリューから「教皇様、明日には大々的な式典を行います。タッチベルで多くの市民を撮影し、神のご加護を与えるのです。ぜひご同行を」と通達が届いたのだ。バンシーは「……承知しました」と返事をしながらも、背筋が凍る思いだった。これこそが“本格的な洗脳儀式”の幕開けだろう。

しかし、バンシーの心は既に小さくとも新たな抵抗を始めている。密書が革命軍に届き、いずれ彼らが動きを見せるかもしれないと信じているのだ。そして、自分もまた、枢機卿の命令に従いながらも、どこかで“わずかな隙”を突いて妖精の純粋な力を発動させ、自身への洗脳を拒む構えだ。セバスがどれだけ洗脳下にあるかはまだわからないが、最終的に彼女も救い出せるなら救いたい。

こうした強い意志が、バンシーの面差しを微かに変える。以前のように怯えきった表情ではなく、冷たい決意が瞳の奥に宿る。リシュリューの刺客がそれを見抜いたなら、すぐにでも拘束しようとするかもしれないが、まだバンシーを軽視しているのかもしれない。あるいは、“教皇は自分の思い通りにしか動けない”と高をくくっているのだろう。


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## 九、バンシーの迷走はまだ続くが


こうして、バンシー・N・アティスールは完全な離反には至らずとも、確実に枢機卿リシュリューから心が離れていく一歩を踏み出した。まるで、長い夜の中で手探りに進むような危険な冒険だが、もはや後戻りはできない。自分の過去の罪を背負いつつも、これ以上リシュリューの横暴に手を貸すわけにはいかないのだ。

メイド長セバスは完全に洗脳されているのか、それともまだ忠誠心を取り戻せるのか――バンシーはそれを確かめる術を探しながら、暗号メモを送り続ける。いつの日か、二人が手を取り合って本当の自由を得られる瞬間が来ることを、切に願いながら。

ただし、その道のりは険しい。タッチベルによる洗脳が国中を蝕み、バンシー自身も対策を打たねばならない時が迫る。革命軍がどれだけ力をつけ、どれだけ早くこの教皇の密書に気づき、行動を起こせるか――その成否が、国の運命とバンシーの運命を大きく変えていくのだ。


教皇という絶大な権威を持ちつつも、現実には脆く小さな存在として翻弄されるバンシー。かつての洗脳光の恐怖から逃れたいのに、今また洗脳計画の手先として利用されるかもしれない立場。この矛盾に苦しみつつも、わずかな光を求めて、彼女の内なる迷走は続いていく――だが、彼女はもう決めたのだ。“私は私自身のやり方で、リシュリューの支配を断ち切る術を探す”と。


枢機卿の隙を突き、メイド長セバスの心の奥底に残る忠誠心を救い出し、そして革命軍へ大きな助力をもたらす日が来るかもしれない。かつて“洗脳光”で罪を重ねた自分に、その資格があるのかは分からないが、もう後戻りする余裕はない――バンシーはその思いを、手のひらで小さく握りしめる。

“妖精教皇”と呼ばれながらも、“少年革命家”や“奴隷解放を望む人々”に胸を痛めている彼女の姿は、まだ誰にも見えない暗闇の中にある。だが、今回の行動をきっかけに、いつか必ず運命が動くはずだ。洗脳の連鎖を断ち切るため、彼女が密書を送り出した事実は、革命軍が一段高い視座でリシュリューに立ち向かう糸口となるだろう。

そして、バンシーは知る由もないが、遠く離れた場所でオーギャストらが教皇からの書簡を手にし、「教皇が味方するかもしれない」という希望を抱き始めている。その細い希望の光は、いずれ暗黒の洗脳を打ち砕く大きな力に育つかもしれない。教皇バンシーは自らの罪を噛みしめながらも、その光を掴むために歩み出す――小さな身体に似つかわしくない、重い覚悟を胸に秘めて。


(第8話・了)

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