第3話

図太いというわけではないのだが、あのあと私は一度も起きることなく朝を迎えた。

ただ、目覚めたのはいつもよりもずっと早い時間で、朝日は未だ登っておらず、常夜灯の灯りが太陽の代わりで、覚醒直後の目には少し眩しい。

現時点で起きたのは私一人で、時刻を確認すれば五時前を示しており、とても静かだ。

私は身を起こすと、窓際にしゃがみ込むようにして、目を凝らせば窓越しに外の風景が見えないこともない。それは期待していたほどの美しさではないけれど。

『もう少しすると、太陽が出てくるのかな。』

それでも胸の内で呟き、その光景を想像してみる。ああ、今は真っ黒なこの海が朱色に染まる姿は、きっとその波の蠢きで煌々としていて、だったら、やはり一目拝んでみたいものだ。

まだもう少し時間的余裕があると判断し、一度ベッドへ戻り、腰掛けたまま足を伸ばす。

 そういえば、昨夜告白を画策していたのは、結局誰だったのだろうか。

小春は恋人がいるし、彼女でないことだけは確信出来るが、いかんせんほぼ夢の世界に浸かっていたような状態であったから、その声音やトーンを思い出すことができない。

なんとなく、雪歌はそういう決心をするよりも先に行動を起こしていそうな気がするし、弥琴もあまり表沙汰にはせず、さらっと済ませてしまうような印象がある。邪推というのは悪趣味ではあるが、独特の楽しさがあり、ついつい深掘りしてしまいがちだ。

私たちはこの修学旅行期間中、離れて行動する時間が極端に少ない。いつどのタイミングでその行動を起こすのかはわからないけれど、これだけの仲なのだから、多分その結果は伝えてくれると思う。

 自身は興味がないのに、やはり他人の繊細な話題が好きなのは、話しを私に置き換えて想像するのではなくて、友達である彼女たちの青春が少しでも後悔なく彩られていてほしいからだ。

だからこそ、その時が来たとして、結果がどうあっても前を向いて欲しい。あんな経験をした私だって、少しは惰性じみたところもあるけれど、ちゃんと歩んでいる。

 朝日と海を見たくて早く寝た私だが、少しでも役に立ちたく、携帯電話を取り出し、テキストを入力することにした。内容は簡潔かつ柔らかい印象を意識し『お疲れ様、私は三人がいてくれて楽しかったし、結果とは関係なくて、いつでももんなの力になりたいと思っているよ』なんて感じでいいだろう。丁寧に作業を終えて顔を上げると、少しだけ外が白んでいるようだ。

完全ではないが、日の出が始まったのだと察知した私はその様子を写真におさめて、それは元々計画していたけれど、さらにメッセージに添付することを思いついた。

再び窓際へ歩み寄り、カメラ機能を起動してボタンを押す。

独特のサウンドとともに、その風景は形をなしてフォルダに格納され、しかしそれが完了するのとほぼ同じタイミングで、ベッド上の布団がもぐらの通り道かのように蠢く。

「起こしちゃった?」当然そこにいるのはもぐらなどではなくて、完全に起き上がった雪歌に声をかけると、まだ半ばほど眠っているのだろう。赤べこのようにかっくんかっくん首を振ると、そのままうつ伏せに近い体勢をとったかと思えば、猫科の動物かと見紛うような伸びをした。

 時計に目をやり時間を確認すると、時刻は概ね五時半を示す。起床時間からするとずいぶん早い時間だし、彼女らが昨晩話をしていたことを鑑みると、睡眠時間が足りないように思う。

現に目の前の雪歌は、波もないのにゆらゆらと前後左右に揺れていて、非常に眠そうだ。

私は「まだ寝ていていいんじゃない?」と気を遣ってみるのだが、彼女はそれを是とはせず、不安定ながらもベッドから立ち上がり、私に寄りかかるようにして窓の外を眺める。

もちろん、先ほどと変わらず、それほど感動的な明るさではない。

「ちょっと、まだ暗いよ。もうちょっと待ってからとったら?」

普段のように快活ではきはきとしている雪歌からは想像できないほど掠れた声で、小さくそう提案してくれるが、私は首を横に振って拒否を示した。

「待てなかったの、ただ単に。撮っちゃったし。」液晶に撮影した景色を携えてそう答えると、雪歌は「まあ、それもそっか」と納得し、窓の外をみつめたまま呆けたような表情を見せる。

あまり寝起きがよくないのだろうか。彼女のこういった状態は三年間で一度も見たことがない。

ここに、隣にいても仕方がないし、備え付けてある円筒形の椅子に腰掛ける。

言葉を交わすことはないが、別に嫌な雰囲気ではない。根本的な話として、方向性が違う沈黙なのだから当然のことだ。

 いま、私の視界には雪歌がいて、その顔は徐々に明るくなる船外の光に照らされ、未だ薄暗い室内で際立つ。彼女は普段は元気な印象が強いが、こうして見ていると優れた容姿を持っているのだと再認識し、同性の私からすると憧れに近い感情が湧き出でる。

果たして雪歌は私の視線に気がついたのだろうか。不意にこちらに顔を向けると、私と目が合い、不思議そうな表情を浮かべて、こう切り出す。

「え?あたし、目やにでもついてる?」なるほど、これは普段の雪歌だ。「そういうのじゃないよ」私は半笑いになりそうなところを堪えて返事をし、さっき座ったばかりだというのに、両手を突き上げ伸びをし、再び立つ。

 「昨日、どうだった?私が寝た後」

「あぁ、すっごい盛り上がったよ!小春は惚気たり愚痴ったりで忙しそうだったし、弥琴なんか嫉妬で情緒ぐちゃぐちゃになってさぁ、酔っ払いの介抱かってくらい手がかかったんだよ?」

『どう思う?』といわんばかりに零す彼女の表情は、言葉とは裏腹に楽しげである。

断片的な情報だけれど、付き合いの長さは伊達でなく、その様子は想像に難くない。

私は「そんなことだろうと思った。私たちの関係だし。」少し大袈裟に呆れたような仕草を見せると「呆れてなんかないくせにね?」なんてニヤけた顔で指摘する雪歌がいて、愉快だ。

あと1週間かそのくらいで今より遠い存在になってしまうが、もし今後会う機会があったとして、私としてはこの関係は大きく変化することはないのではないかと思う。

 雪歌は私が問いかけたことをきっかけに、昨晩の話を繰り出してくれる。

愚痴や惚気のくだりだけではなく、「弥琴の理想の彼氏像が強烈だった」とか「小春は想像以上に夢見てる」など、意外な一面や面白い面を、まるでショッピングサイトのレビューかのように、私見まみれに紹介してくれた。

自らの意思で早寝したとはいえ、夜間の会話がまったく不必要だったわけではないのだ。

私だって四人で話をしたい気持ちはあったし、それを自然と察知してくれた雪歌に対しては感謝の気持ちを感じているといっても差し支えない。

それからも彼女のレビューじみたトークはとどまることがなくて、まさか他の二人が起きてからも続くとは思わなかったから、それはそれで驚いたけれど、否、船を降りてからでさえ続くものだから、もはやそれは公開処刑ですらあるのではないかと思ったのはここだけの話だ。

 生徒の集団を乗せたバスはそれからしばらく、概ね3時間弱といったところだろうが、休憩を挟みつつも、史跡へ近づいていく。ガイドの方は出身地が近いらしく、偶然か、あるいは大人が仕組んだことなのかはわからないものの、あちこち視線誘導を行いながら解説をしてくれた。

私たちはそれを存分に楽しんだけれど、同時に『こんなに楽しんだら、疲れて見学できるかな』と感じていたこともまた事実である。

 しかし、それは杞憂であり、バスが目的地に到着すればまざまざと実感することとなった。

まず空気が違う。見知らぬ土地の空気には、独特の匂いが混ざっていることを知ったのはこれが初めてである。祖母宅に引っ越したときは、これほど強く感じることはなかったはずだ。

 昭和の時代、私達と大差ない年齢の兵士たちが旅立った場所。あまりにも惨いその行いは、

現代に至っても話題となることがあるのだが、その史跡が、まさかこんな環境だとは思いもしなかった。どこか荘厳な雰囲気はあっても、息苦しさはなく、妙な圧迫感さえもない。

当時は燃料だとか、火薬の香りもあったのだろうか。しかし、今重要なのはそういうことではなく、ここでこうして感じるものは、むしろそういった騒乱とは無縁だったにではないかと思ってしまうほどに静かで、現世から隔絶されているかのように開放的に感じられることだろう。

荘厳と述べた通り、安らぐようなものではないが、想像とは異なる空気に圧倒されたのである。

 どういった史跡そして施設であるかは皆知っており、だからこそ車内のような騒がしさはない。見回し、クラスメイトの顔色を伺う限りでは、なるほど。動揺しているようだ。

 それから私たちは誘導に従って、なんとなく班で集団を形成し、さまざまな展示物や解説を聞いて回るのだけれど、周囲では涙ぐんだり、正義感からのそこはかとない怒りを抱く生徒もいるる。けれど私は怒りや悲しみが強いとはいえず、そう、強いて言うなら親近感と安堵の念が強い。

 こんな風に捉えているのは、あの事件があったからなのだろうか、非人道的な事象の被害者として、少しでも重ねてしまうところがあるのかもしれない。

でなければ、別にその時代に生まれたわけでもないのに、『私じゃなくてよかった』という胸中の念を説明することはできないだろう。

そうであるからこそ、逃れられない恐怖心に追われた彼らに対し、少なくとも同年代の生徒達よりは近い存在だと認識し、この人たちもなのかと、異なる感情を抱いているのだろう。

曖昧な違和感がゆっくりと解明されていく中「ひどい」とか「いやだよね」とか、感想を述べるクラスメイトの声が遠くに聞こえた。

 でも、わからない。わからなかった。だって、あの者たちは何も知らないのだから。恐怖も、感情が押しつぶされる感覚も、知らないのだから。

私は私の中で、数十分かそのくらい前の、バスから降りた直後の状態のまま、感情の時間が変わっていなくて、加えて異質な感情を携えていて、この場においては極端な少数派。

おそらく、私だけ、たった一人。つまるところ、孤立していると示すのが正しいようだ。

 だから、それで私は自覚する。改めて、猛烈に。皆のそばにいたけれど、違っていたことを。

楽しいはずの修学旅行でこういった感情になるとは、わからないものだと思う。

少なくともここに来るまでは違っていて、心おきなく楽しむつもりでいたし、実際楽しかった。

あれからこうも変わってしまうなんて、到底予想できることではない。

さらに、自覚してしまえば尚更タチが悪い。班の皆でさえ友達と呼んでいいのかわからなくなっているし、同じように歩いているはずなのに、遠くに離れていくように錯覚してしまうのだ。

故に、私は絞り出すようにして声をあげる。

「雪歌、まって。」

大きな声ではなかったが、班全員の歩みを止めるのには十分だったらしい。

真っ先に振り向く雪歌。それから倣うようにして弥琴と小春。その表情は三者三様。

なかでも印象的なのは雪歌で、不思議そうなのに、何か祈るかのようで、そう、嫌な予感が外れていることを願いながらも、的中していることを半ば確信したような、そんな顔だ。

物理的な距離なんてこれっぽっちも離れていないのに『まって』と言われてしまえば無理もない。

すぐさま至近距離まで接近すると、彼女は私の目を見据えたまま言う。

「大丈夫、ここにいるから。」

「……さすがは雪歌。」

「気分が悪いんでしょ。あたしついていくから、先生のとこ行こう。」

二度目になるが、さすがは雪歌、である。正直、ここにはもう居たくなかった。

弥琴と小春、それぞれに断りをいれた雪歌は私の手を引いてこの場から離れる。

教員は目立つように工夫した服装なので、すぐさま発見・報告を行い、元来た通路を逆行していき、どうやらバスまで戻るようだ。

私の『まって』をどう捉えたのかわからないが、彼女は道程で口を開くことはなく、ただ歩く。

繋いだ手が距離を保証してくれているからか、気分は幾分ましなように思える。

ただ、だからといってあの感覚が拭われたわけではない。

先頭を行く雪歌の表情が気になるのは、おそらく、この孤独から逃れたいからだろう。

結局、その口が開かれ、顔を見ることができたのは誰もいないバスに戻り、座席に座ってからだった。

 「ひどい顔してるね、よっぽどきつかったでしょ?」

らしいといえばそうなのかもしれないが、どことなくキツく不機嫌な印象を受ける一言。

明瞭快活とは言えないその語気に私は頷くほかになく、そのまま俯く。少しの間をおいて、彼女は小さくため息を漏らし、続け様に「怒ってるわけじゃないんだけどなぁ。」と呟いた。

しかし、怒っていなくても、やはり一種の圧力を感じるわけで、重要なのは怒りをもっているかどうかではなくて、普段よりも話をしにくい状態があることだ。

 私は声を発することはせずに、ただ沈黙する。見下ろすようにして対峙するような体勢をとっていた雪歌は、見かねた様子で隣の座席に腰を下ろしたことが、視界の端で確認できる。さらには少しの間を置いて、膝に置かれた私の手の上に彼女の手が重ねられた。

「葉月が辛そうにしてたから心配なんだよ。真剣に心配してるからあんな言い方になったの。」

事情を説明すると、付け足すように「ごめんね?」と私の顔を覗き込んでくる。

「……別に私は怒ってもいないし、萎縮してないよ。」完全に彼女を見据えたわけではないが、彼女へ向けて返答する。勿論、嘘であることはわかっているのだろう。綻んだ表情が嘘くさい。

施設内で覚えた感覚が影響しているのか、なんだか感情が定まらず、じんわりと不快だ。

そういえば、雪歌は私の顔色を指摘していたが、少し見ただけで理解できるほど、わかりやすく表情にでてしまったということなのだろう。

 それほど気持ちを表に出すタイプではないと自他ともに認めていただけに意外な発見である。

思わぬ収穫、というには対価が高いように思えるが、とにかく、認識としては近しい。

顔をあげ、未だなにも発さず、私の手を包み込むように撫でる雪歌の目を見る。どうだろう、健康的でありながら落ち着いた優しさを映すその瞳は、やっぱり魅力的だ。

「私ね、雪歌に話したことがない秘密があるの。」

惑わされた、というのはあまりにも無責任であろう。このカミングアウトは、優しさを感じ取った私が、勝手にそれに甘えようとしているに過ぎない。

少なくとも、他人になんて戻りたくはなく、親友の地位は無くなるかもしれないけれど、自覚をもってしまった今、切り出さずして精神の安寧を得ることなんて、私には不可能だ。

 だが、事は意外な方向へと舵を切る。

「それね、あたし、多分知ってる。葉月のお母さんが少しだけ教えてくれたの。」

私が機を窺い、話を続けようとした瞬間に喋るのは、ほかでもない、雪歌である。

けれども、強調したいのはそこではない。隠してきたつもりのあの事件を知っていることだ。

どう返事をしていいのか思いつかないことを察したのか、彼女はさらに続ける。

「二年の後期くらいに、インフルで学校来なかったことがあったじゃん?その時、私が配布物とか届けてたんだけど、それで、ね。」なるほど、心あたりがある。

「そう……お母さん、話してたんだ。隠しておきたかったのに。」

「葉月のお母さんからは、話したことは内緒にしてって言わてた。でも、今言っちゃったから。」私の母が悪いわけではないとばかりに雪歌は付け足す。

 良い悪いで言うなら、実際に母と約束したわけでもない以上、三人の中で不義理な行いをしたのは雪歌であって、確かに彼女の言葉通り、母は悪くない。責めるつもりもない。

むしろ、祖母と二人だけで辛さを呑み込める方が不自然ですらあるだろう。

「大丈夫、誰も悪くない。私もそれを言おうとしていたんだし。」

彼女の方を見つめなおして、私はそう告げた。知っているのなら、わざわざ説明する必要は無

く、取り繕う必要もない。これまで友達を続けてくれていた事実もあるのだから。

「ずいぶん良くなったから、戻ろう?」

清々しいような、開き直るような気持ちで席を立ち上がり、通路に出ようとする私。

と、雪歌が私の腰に腕を回し、ちょうど縋り付くかのような姿勢で行動を妨げ、口を開く。

「まってほしいのは、こっちの方だよ。」

言い放ち、その場に立ち上がる雪歌。一歩退くことを強いられ、今度は完全に動線を失う。

『まってほしい』とはどんな意味なのだろうか。

少しでも身じろぎをすれば触れてしまいそうなほど近い距離に彼女がいて、目を合わせてみても、とても頼み込んでいる人間のそれには見えない。むしろ、腹を括ったような、強固たる意志と熱量じみたものさえ感じ取れる。

 私は戸惑いを覚えながらも、この場で向き合うことを受け入れる。頑固というほどこだわりがあるタイプでない雪歌が、これほどの強さを以て『まってほしい』と制するのだから、きっと何かがあるのだ。だから、私は彼女の主張を受け入れたことを体現するべく再び席についた。

「あたしね、この修学旅行がはじまる前に決めていたことがあったんだよね。」

普段より落ち着いたトーンで話す雪歌。同時に、胸がざわつく。

「葉月が隠していたように、あたしも隠してることがあってさ。」

「あたしさ、バイセクシャルってやつなの。わかる?両性愛者っていえばいいのかな。」

そう話す彼女の表情は、強力な意志で覆い隠されそうになっているが、切羽詰まったように、わずかばかり歪んでいる。

 もちろん、雪歌が何を言うつもりなのか、ここまでくれば私でも察知することができた。

昨夜の『この修学旅行中に告白するよ』というセリフの主は、他ならぬ雪歌だったらしい。

でも、その対象が、まさか私だとはまったく予想すらしなかった。正直なところ、どうしていいのかわからない。もしわかる人がいるなら、教えてほしいとすら思う。

「ねぇ、聞いててね。」

聞いている。無論だ。でも、なにかを声に出すことはできなくて、代わりにその瞳を見つめ返す。

一呼吸、ゆっくりと吐き出し、すっと息を吸い込んで、雪歌は言う。

「葉月。あたしは、葉月のことが好き。女として、恋愛的に。初めて会ったときから、好き。」

こんな時に。自分が好意を寄せられ、打ち明けられた時に、どんなことを言えばいいのだろう。

どんなカオをして接すればいいのだろう。

わからない。何を考え、何を想い、何を感じているのか。

何か返事をしなくてはいけないことだけが明らかで、他にはなにもわからなくなってしまって、だから私は、きっとこう言うほかに術を持たなかった。


「もう少しだけ……待ってほしい、かな。」

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