第4話 [夏だ!!]

外が蒸し暑い。

もう夏だからなと僕は思った。

そうして、

[おはよう]と雪音が声をかけてきた。

[おはよう]と僕は言う。

雪音が[今週の]と言う直前でチャイムが鳴った。

そして授業中、紙を渡しあって会話をした。

その内容は、今週の休みに遊ばない?という事だった。

僕は誰かと遊ぶのはほんとに久々だ。

今日は何曜日たっけ?と僕は思い日付けを見ると

今日は金曜日だった。

まって、明日は休みじゃないかと僕は思った。

そして授業が終わった。

昼休憩になり、僕はいつもの場所に行く。

それは外のベンチだ。

ぼっちの僕にはちょうどいい。

そうしてお弁当を食べようとしたその時,,,

雪音が来た。

[え?]と雪音は驚いている。

僕は顔を赤めて[やぁ]と恥ずかし気に言った。

そして彼女は何故か僕の隣に座る。

[見られたらやばいよ]と僕は言う。

[別に]と彼女は言った。

[ねえ、いつもここで食べてるの?]と聞いてきたので僕は[そうだよ]と言った。

[ふーん]と言って急に

[ねえ、スマホ持ってる?]と言ってきた。

[え?まぁ持ってるけど]と僕は言いスマホを取り出す。

[ちょっと貸して]と彼女は言って何かを打っている。

[ほい、これ私の連絡先]と言ってスマホを返してきた。

[明日、夏祭りあるんだけど、一緒に行かない?]

と言う。

[良いよ]と何故だか即答した。

すると彼女は笑った。

[じゃあ明日!]と言って教室に戻った。

やっぱり彼女は何を考えているのかが分からない。

分からないが楽しい。

そして午後の授業になり、僕は寝ていた。

その時見ていた夢は小学生の時の記憶だ。

下校中僕と友達は見てしまったのだ。

犯罪者が殺害をしていたのを。

そして[ねぇ、君たち]と血塗れの刃物をもって言ってきたので友達と一緒に逃げた。

だがその人は着いてくる。

行き止まりになりもう駄目だと思ったその時、

友達が刺された。

そしてその友達は[逃げろ]と言ってその場に倒れている。

僕は泣きながら逃げた。

[大丈夫ですか?]と先生が僕を起こした。

僕は泣いていた。

隣の席の雪音がびっくりした顔で見ている。

そして保健室に行く僕。

それから色々あり、教室に行くと最後の授業が終わる寸前だった。

そして授業が終わり、帰る時間だ。

僕はそのまま家に帰った。

そして夜にメールが来た。

大丈夫?という雪音からメールが届いた。

うん、大丈夫だよと僕は送った。

明日祭り楽しも!というメールが来て

うん!と送り返し僕は寝る前に一つ思った。

あの時、僕が刺されていたら友達は助かったんじゃないかと。

そう思って僕は寝た。

祭り当日。

僕は予定どおり祭りに行った。

そして神社の鳥居で待ってて。というメールが来た。

待っているとそこには綺麗な浴衣姿の雪音が来た。

雪音は[お待たせ]と言う。

とても楽しい1日になりそうだなと僕は思い、雪音と一緒に歩きだした。


祭りにいく朱人。

雪音はいったい何を考えているのか!

お楽しみに!

2025年2月3日

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