第6.5回戦『舐めて、舐められ、舐められて 上』(お、お仕置き、ですかッッ?!)

「さぁ、綾ちゃん……。罰ゲームお仕置きの時間、といこっか!」

そう、雪乃先輩が、(実際に悪魔のコスプレをしている事も有り余計にそう見えるのだろうが、)悪魔の様な笑みを浮かべて言った。

「お仕置きって、一体、何を……?」

「ふふっ、何だと思う……?」

「え、えっと……。さっきの、小春先輩みたいにコスプレして、面白可愛い事を言う……とか、ですか?」

「綾ちゃん、残念。不正解」

まさか、いやいや、そんな……まさかぁっ!え、え、え、え、え、えっちな事……とか?あーんな事やこーんな事とか……。

「あれれー?綾ちゃん、顔、赤いなぁ……。あ。もしかして……」

そう言って、雪乃先輩の顔がグッと近くなる。

「えっちな事、想像してしもた?」

そんな事を耳元で囁かれる。

「ふえっぁ?!そ、そ、そ、そんな、え、え、えっちな事なんて……!」

「図星、かぁ……」

「じゃあさ、足舐めて?」

「は、はひ」

「いやいや、ちょっと!雪乃!何を言い出すんだわん……!というか、王様はボクだから、罰ゲーム決める権利はボクに有るハズだわん……!」

「へー、じゃあ。先輩はこれよりも、良い罰ゲーム思いつくんですか?」

「ううっ……。それは……」

そう言って、南先輩は下を向いた。

「だったら、決定で良いッスよね……?」

「……。雪乃、分かった。但し、条件を追加するわん。綾ちゃん、バニーガールの服を着て、優勝した雪乃と王様であるボクの足を舐める&みんなに舐められる事だ、わんーー!!」

そう、南先輩は言い放った。


ーーーー


「え、綾ちゃん、めっちゃ可愛ええやん〜!!」

「うん!雪乃の言う通り、綾ちゃん、似合っているのにゃん!」

「うん!めっっっっちゃ、似合ってるんだわん!」

先輩方から次々と賞賛を頂くも、正直恥ずかしい事に変わりは無かった。

「うん。じゃあ、綾ちゃん。早速……」

そこで、雪乃先輩がおもむろに言葉を区切る。

「……足、舐めてもろて?」

そう言って、雪乃先輩は足を組み直す。

「は、はい。じゃあ、失礼して……」

雪乃先輩の靴下を慎重に脱がす。ちょっとずつ靴下が脱がすと共に、靴下と肌とが少し擦れて衣擦きぬずれの音がして、徐々に徐々に、少しずつ先輩の綺麗で真っ白な肌が現れる。

そして、私は先輩の靴下を脱がし切って、真っ白でスベスベとしたなめらかな肌に顔を近づけると、ボディーソープか……或いは香水だろうか、の甘くて良い匂いと共にスンとした、汗の匂いがした。そして、私は先輩の足を軽くなぞる様に、先輩の足の形を確かめる様に、唇で触れてみる。ぶわり、と先輩の甘くて良い香りと汗の匂いが更に強くなって、私の脳天を直撃する。そして、その魅惑的な甘くて良い匂いに刺激される様に、私の行為は段々とエスカレートしていき、私はいつしか、先輩の肌を唇でなぞるだけでは飽き足らず、舌を這わせ、先輩の肌が赤くなるのも構わずに、肌を夢中で吸っていく。

「んんっ、あ、綾ちゃん……?!はぁっん!あ、あかんっっ!何か、来ちゃ……!ら、らめっ……!ふふふふっ!んんっ、ちょっ、……!も、もう、あ、あかへん、って、ら、めッ、やって!」

上から下へ、下から上へ、縦横無尽に、先輩の静止も聞かずに、それこそ甘い花の蜜におびき寄せられる虫達の様に、ただただ夢中になって先輩の足の肌を余す事なく、吸っていく。そして、フィナーレとでもいう様に、私は先輩の足に何度も何度もカプリ、と噛みついた。クッキリ、と軽い歯形が先輩の足に幾つか、残る。けれど、私はそれだけでは終わらなかった。噛みついた所から少し下に移動して両足の土踏まずをツツ、と幾度か撫でた後、母趾球ぼしきゅうやら、小趾球やら、かかとやらを兎にも角にも、足の全身をマッサージするかの様に、先輩の足裏全体を揉んでいく。

「はぁうっ、あ、綾ちゃん、こしょばっ……!あはははっ!あっ、んんっ、ちょっ……!ふふふふっ!アカンって!くすぐったい、って!」

余程こしょばいのか、堪えきれないという様子で、先輩が笑い出す。そして、そのまま下から一気に先輩の土踏まずに舌を這わせた。しばらく、先輩の足裏が私の唾液で濡れるのも気にせずひたすらに舐めつつ、左足の甲をツツ、と掻く様にしてなぞり、くすぐっていく。

「ふふふっ!あははは!それ、らめやし!ふふふふっ!」

そして先輩のくぐもった笑い声が響く中、私はそのまま、足の指先の間に手を突っ込んで、両足の指先の間の一つずつを犯す様に、舌を両足の指と指の間に舌を突っ込んでいく。

「ああっ!ちょっ!綾、ちゃ……んッッ!ふふふふ!そこ、らめっ!こしょばいって!あはっ!あはははは!んんっ!ふふふっ!」

そして、そのまま、私はフィナーレ、という様に先輩の綺麗にネイルが付いた、5つの指を口内で包む様に、と、軽く甘噛みしつつ吸った。

「んんっ、ふふふ!こ、こしょばいって!あはははっ!」

「ゆ、雪乃しぇんぱい、美味ひぃです……!」

そんな中、息絶え絶えになりつつ、顔を真っ赤にした雪乃先輩が言う。

「ハァ、ハァ、ハァ……。あ、綾ちゃん、や、やり過ぎ、や……。いや、命令したん、ハァ、ハァ、ハァ……。ウチやから、どうにもって感じやねんけど……」

「す、すいません。つい……」

「でも、グッジョブや!ナイス足舐めやったで!」

「あ、ありがとうございます……?」

そんな感じの会話をしながら、私はティッシュペーパーで、雪乃先輩の足についた唾液を拭き取っていく。そして、拭き終わった頃合いに、今度は南先輩が言う。

「雪乃だけズルいんだわん!だからさ、綾ちゃん……」

そう言って、おもむろろに言葉を区切った。

「ボクのも、舐めて……?あ、ガーターベルトも外して……ね?」

「は、はい……」

そう言って、先輩のガーターベルトを外そうとすると期せずとも、先輩の太ももに当たってしまうカタチになってしまう。すると、先輩の綺麗な太ももがと揺れる。

「ひ、ひゃぁっ?!」

「せ、先輩、すいませんっ!!あ、当たっちゃって!」

「う、ううん。ビ、ビックリしただけだから、続けて欲しいんだわん!」

そんな会話をこなしつつ、タイツぽっい素材の靴下を脱がせると、真っ白くてスベスベな肌が見えると共に、綺麗に切り揃えられた爪が見えてくる。私は、まずはマッサージする様に、南先輩のふくら脛や足裏辺りを手でモミモミしつつ、くすぐっていく。

「あ〜。綾ちゃん、そうそうそこそこ!はぁっうぅ〜、めっちゃ気持ちいいだわん〜。ふふふっ。ちょっと、こしょばいんだわん〜」

そうクスクスと笑う南先輩の足に、今度は唇を近づけて、軽くついばむように、唇でなぞっていく。ぶわり、と雪乃先輩とはまた違う甘い香りが私の脳を刺激する。綺麗な人って大体良い匂いがするのは永遠の七不思議の一つなんだよなぁ……と思いつつ、私は暫し、甘くて良い香りに陶酔する様に、南先輩のスベスベして真っ白な足の肌という肌を唇舌でなぞると共に、先輩の足の隅から隅までを、蹂躙していく。いつしか、タラリと私の唾液が先輩の足から垂れた。

「あ、綾ちゃん、必死過ぎん……?う、嬉しいけどッ……!」

そして、まずは、私は南先輩の足の甲辺りや足裏の母趾球や土踏まずを先輩の両足の形を確かめる様に、揉みながら擽っていく。

「ふふふっ!あははっ!綾ちゃ……んッ!こしょばいって〜!!綾ちゃん、ギブギブなのだわん!」

「先輩、本当に?やめちゃっても、良いんですか……?本当に?」

「……やっ、やだ!や、やめないで!綾ちゃん!」

「じゃあ、先輩。……どこを、どうして欲しいんですか?」

「ツッ……!あ、足を舐めて……欲しいん、だ、わん」

「ふふっ、南先輩。何も、こんな時まで、『わん』付けなくて良いんですよ。まぁ良いでしょう、良く出来ました。上手くおねだり出来た先輩には、ご褒美をあげなくちゃ、ですね……?」

先輩の両足のかかとや母趾球辺りの形を確かめる様に、舌と唇で幾度となくなぞった。

「ひ、ひゃぁっんんッ!?く、くすぐたっ……!あはははは!ふふふふっ!こしょばっいって……!」

そう言う南先輩の瞳には、余程こしょばいのだろう、笑いすぎて涙が浮かんでいた。そして先輩の足の指先の爪をなぞるように、先輩の足が唾液だらけになるのも構わずに強めに吸っていく。

「あはははっ!ふふふふっ!こ、こしょばっ……!それ、らめっ……!あははははっっ!もー、耐えきれないって……!」

私は尚も、舌で先輩の足をなぞっていく。

「あーー!もー、らぁ、めぇっ、ムリ、だからッ……!あはははは!ふふふふっ!こしょばいって……!綾ちゃん、降参、降参しゅるからぁぁっ!ゆるひてぇぇっ……!ごめんなさぁぁい!ハァハァハァ……」

どうやら、先に音を上げたのは先輩の方だったらしい。

「分かりました」

そう言って、私はティシュペーパーで、先輩の足の唾液を拭き取る。そして、拭き取り終わった頃に、小春先輩が言った。

「綾ちゃん、次は綾ちゃんの番な事、忘れてにゃい、よね……?いっぱい、ご奉仕してあげるから、覚悟するにゃん?ねぇー。雪乃、南」

「ああ、勿論や。ウチに任しときー」

「うん。やられたらやり返す。倍返しなんだわん!」

「と言う訳で、第二グラウンドと洒落込むニャン!」


          (次回 『 舐めて、舐められ、舐められて 下 』続く)

               ☆綾ちゃんの運命は?!お楽しみにーーーーー!!



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