第4話 今度こそ王都へ

「二人とも、位置に着いたか?」


「着いたわ。」


「着いたよ。」


「じゃあ、よーい...ドン!」


「はっ!」


ガンッ!

リサが先手をとる。

しかし、僕に防がれる。


「シッ!」


「初級魔法:ファイアボール」


「え?!ずるじゃん!」


「禁止とは言われてないわ!」


「チィっ」


リサの作り出した初級魔法を全て切り伏せて肉薄する。


そして、僕は剣を振る。


「はっ?」


リサは反応し切れずに攻撃に当たる。


そして...


「僕の勝ちだ」


リサの喉元には、僕の剣先があった。


「え...?(早すぎた...とても反応できる速度じゃなかった...私もまだまだってことね...)」


「さあ、学園に行く時間だぞ。」


「じゃあ、行こうか。」


「...ええ。行きましょう。」


--------------------

「暇だ」


「まだ1時間しか経ってないわよ??」


「そうだ!ここ最近でlv上がったしポイント振るか!」


「もうlv上がってたの?」


「うん。5lvになってた」


「ふーん...」


ええと...『剣豪』は...10ptか...全部使っちゃうな...アレモチガウコレモチガウナンヤカンヤシカノコノコノココナバナナ


結局『身体強化』と『索敵』(new)に振った。


「今日はこの辺で休みましょう。」


「はーい」


そうして休みの準備を始めた。



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