第3話 王都へ...の前に

付与の儀から一ヶ月が経った頃。

「もうそろそろ学園に行かなくちゃいけない時期ね」

「もうかー。稽古と勉強両立は大変だったな」

「稽古というより最近は立場が逆転しつつあるがな...」


ほんとにここ最近は大変だったな。

でも、ついに学園に行けるぞ!

ここから王都まで十日かかるって!

遠いな?!

まあもうそろそろだしそれくらい我慢しますよ。大人なんで。(?)


ピンポーン


「はーい...ってリサ?!」

「今日学園行くんでしょ?もう行かないと間に合わないわよ?」

「まだ早いと思うけど...」

「良いから早く行くよ!」

「ええ...」


リサに連れられて家の外に出ると...

村の人たちが出迎えてくれた!

「学園頑張ってな!」

「向こう行くなら手柄残してこいよー!」

いやしかし、村総出でお見送りはやりすぎじゃない??

「夢はなんかあるのかい?」

「夢...ですか」

「僕はあるよ」

「聞かせてもらおうじゃないか」

「リサもな!」

「そうね...」

「「最強に成ること」」

夢が被ってしまった。

「ハハッ!最強タッグとは!そりゃあ良い!」

「パクんないでよ!」

「そっちこそ!」

「じゃあどっちが強いか決めておこうじゃないの!」

「なんで?!」

リサのぶっ飛び発言に驚く僕。

「良いじゃねえか!実力を確かめておくためにもやっておいたら良いんじゃねえか?」

一理ある。

こうして、リサとの戦いが始まるのであった

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作者コメント

初小説で話が短かったり構成が雑だったり他小説と内容が被っているかもしれませんが温かい目で見ていただけると幸いです!

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